校長あいさつ

周年バルーンリリース
令和4年度、今年度も、『はじめに子どもありき』を核にすえ、「共に学び、共に高め合い、共に生きる学校」キーワード【 共 創 】を実現していきます。

<子どもの学びを大切にする学校>
◎『はじめに子どもありき』を基本理念として、子どもの学びをつくるカリキュラムを実現する。
〇子ども自身が何を考え、何を思い、何を感じているのかを大切にした教育。子どもの事実から出発する学習を進める。
  授業の質の向上について、継続して取り組む。
  教員一人ひとりの子どものみとり(教育的鑑識眼educational connoisseurship)を磨く。
  核となるのは、生活科・総合的な学習の時間 、各教科における探究的な学び。
  授業研究を進め、研究発表を行い、発信していく。(令和4年度 世田谷区研究指定校)
〇子どもの学びに、けいこ・たんきゅう・なかよし の要素があることを視点に、学びを向上させる。それぞれの要素を欠くことなくバランスよく進める(どの教科・領域でも、どの学習・活動でも)。
 けいこ の要素   ・・繰り返しトレーニングが必要だという面、習熟が必要な面。
             学ぶ内容があって、それを習得していく側面。学力向上には欠かせない。
 たんきゅう の要素 ・・クリエイティブな面や、子どもの興味関心をもとにして進める面。
               一人ひとりの子どもにあった探求の仕方があり、育てられる資質・能力がある。
               学校での集団の学び・個別の学び、と共に家庭での学びも含められる。
             総合的な学習の時間においては、
             白紙単元…問題解決的な学び。年間を通して一つのテーマ を進める。
             子どもがつくる学びの内容。子どもとつくるカリキュラム。
 なかよし の要素  ・・一人一人を大切に、相手を大切に、そして人とのかかわりを大切にした面。
             自分を守り、周りの人も守る意識をもとに。
             3密のない児童会活動・たてわり活動の工夫。
 どの要素も大切であり、学習によってその強弱もあり、バランスよくとらえて取り組むことが大事。
    ⇒ 「探究的な学びを意識した授業づくり」を共通テーマとして、授業研究に取り組む。
       子どもが学ぶプロセスに注目し、どのような手立てが子どもの学びをより探究的な学びにしていくことにつながるのか

<安全、安心をもとに創造する学校>
◎子ども一人一人の心身の健康を図り、未来を生きる人間形成の礎を築く。
〇日常の安全指導
 新型コロナウィルス感染症予防のための指導(3密を防ぐ)を基本に、登下校の交通安全、学校生活での安全意識、熱中症など季節による安全対策。
〇特別支援教育の充実 
 特別支援教育の理解と周知
 特別支援にかかるマネジメント…会議の効率化。日常からのコミュニケーション。
 特別支援教室の充実…マネジメントとコミュニケーション。
 学校の文化として、多様性を認め、インクルーシブ教育の推進を図る。
  *令和3年度 情緒障害児学級2学級開設  → 令和4年度 3学級に
〇日常の生活指導と体力の向上 生活指導:規範意識の育成と自己肯定感・有用感の醸成。
               体力の向上:変更した週時程(15分ユニット)をいかし、遊びの確保。
             → 子どもの思考力・判断力は、たくましく健全な精神から。

<多様で豊かな学びを進める学校>
◎一人ひとりを尊重し、子どもの事実を基にその学びを進めること。そして相互にかかわる学びを大切にし、より質の高い学びをつくり、人としてこれからの社会で成長する力を育てる。(⇒キャリア教育の推進。)
〇様々な教育課題、臨時休業で失われた時間を、カリキュラム・マネジメント(学習内容のマネジメント)することで、よりよい子どもの学びや成長につなげること。
・一律に同じように進めなければいけないというスタイルはとらないこと。個別化個性化した学習を進める。
・学校は相互学習により学びを深めることができる場。個の学びを工夫により相互の学びにつなげ、学びを深める。
・年間指導計画の題材・単元に沿って、学習内容を けいこ・なかよし・たんきゅう として整理し、活用できるように、企図していく。特に、ipadの活用が効果的・効率的な学習を、適切に行う。
・個別の指導計画(個別の学習・生活カルテ)を作成。
・幼児期からの学びに注目し、子どもの成長とともに育つ資質・能力が発揮されるように、より適時性のある質の高い学びをつくる。
〇様々な学習方法を積極的に活用し(学習方法のマネジメント)、子どもの学びの質の向上に努める。
・ICTを活用し、時・場を問わず、子どもの学びが進められるように、カリキュラムをマネジメントする。 ・児童と双方向のオンライン学習の実現を図る。区の推奨するロイロノートによる学習、さらに、teamsなど双方向のやり取りができるように進める。
・情報活用能力、読解力に注目し、子どもの学びの質の向上を図る。
・表現力、表現方法の多様さを重視し、自己肯定感を高め、子どもの学ぶ意欲の向上に努める。
〇子どものみとりを中心とした学習評価を進め、学習評価と指導の一体化を図り(学習評価のマネジメント)、質の高い学習をつくる。
・授業研究の改革…指導方法のための研究ではなく、質の高い学習をつくるための研究へ。
(教育的鑑識眼を伸ばす、また個別化個性化された学びについて進める。)
  子どもが向き合う学習材の研究
(教材のみならず様々な事象に目を向ける。また、ICTを活用した学習材にも進んで関わる。)
  子どもと教師でつくる授業の研究
   (相互に作用しあう学びの実際をみとる、また質の高い学びにするための場の設定を追求する。)

<保護者・地域に信頼される学校>
◎大人の安定が子どものベースとなる。保護者・地域への理解・発信を進める。
○学校運営員会、学校支援地域本部の取り組みを周知し、より充実した地域運営学校としての運営を図る。
〇一人ひとりの子どもの成長のために、保護者への発信を大切にする。
〇特別支援学級(情緒障害)の開設に伴い、保護者・地域にも、インクルーシブ教育を推進する学校として、理解を進める。
〇令和4年度から総合型文化・スポーツクラブ(砧地域)が体験活動からスタート。地域の教育力の向上とコミュニティとしての高まりを図っていく。

配布文書はありません。