豊かな人間性の取り組み

課題と取り組みの方向性  子どもたちの生活体験の希薄化や地域社会の教育力の低下など、子どもたちの取り巻く社会状況は急速に変化しています。  そのような中、子どもの心のありようについては、善悪の判断や規範意識、他人を思いやる心などが十分に育まれていない傾向も見られます。これからは豊かな人間性を育む取り組みを充実していく必要があります。  また、世田谷区では、「世田谷子ども条例」を制定し、いじめや虐待など、子どもの人権にかかわる問題を区民全体で考え、子どもの人権を守り、発展させようという強い決意を示してきました。  そこで、子どもたち一人ひとりがかけがえのない大切な存在であるとの認識にたち、人権尊重の精神を基調とした教育を推進する中で、道徳性や豊かな人間性を育む教育を一層充実していきます。   (世田谷区教育ビジョン 第2期行動計画 平成20年3月 世田谷区教育委員会)

「人格の完成をめざして」の取り組みの推進

 子どもたちに、人として生きるうえで大切な道徳性を育み、市民としてのよりより生活習慣を身に付けさせるために、「あいさつ」や「思いやり」など、全区立学校共通のテーマについて子どもたちが自ら考える取り組みを、家庭、地域と連携しながら進めるものです。

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