令和2年度 校内研究

【研究主題】課題を見付け、友達と協力して解決していこうとする児童の育成〜情報活用能力の育成をとおして〜

本年度は、子どもたちに「Society5.0の社会を『生きる力』」を育成する」ため、「情報モラル」「機器利活用スキル」「プログラミング的思考 」そして、「情報活用能力」のカリキュラムを関連付け、系統性を明確化することで、情報活用能力の育成を図り、ICTを利活用して問題を解決しようとする児童の育成を目指します。また、すべての教科等に情報活用能力を位置付けて指導していくことで、児童が自ら課題を見付け、友達と協力して解決する力を育ててまいります。

1 はじめに

2 講師より

3 研究概要

4 カリキュラム

5 プログラミング指導案

5 情報モラル指導案

6 成果と課題

7 おわりに

平成30・31年度 校内研究

テーマ:プログラミング的思考を育むための授業の創造〜知って・考えて・工夫して〜

本校は、東京都プログラミング教育推進校としてプログラミング教育に取り組んでいます。校内研究では、専門家の講演、実技研修、授業研究などを実施し、プログラミング教育の実践研究を進めています。
 平成30年度は、3回の研究授業を中心に各学年でプログラミング的思考を育てる授業づくりを行ってきました。来年度も引き続き、子どもたちの思考力を高める授業を研究してまいります。

第1回研究授業(6月27日)
5年生:総合的な学習の時間「プログラミングで動かそう」
 「Studuino」というプログラミング環境を使って、歩行者や交通量に合った信号機のプログラミングを行いました。実施に自分の考えたプログラムで信号機が転倒したり点滅したりする楽しさを体験し、プログラミングに対する興味関心が高まりました。

第2回研究授業(11月28日)
2年生:体育「エンジョイなわとび」
 グループで音楽に合った跳び方を選んだり順番を考えたりしました。みんなの考えをホワイトボードに整理することでプログラミングの考えである「繰り返し」を取り入れる良さに気付く子もいました。曲に合わせて友だちと一緒に跳ぶことで、なわとびを楽しみながら一緒に作り上げる喜びも感じることができました。

第3回研究授業(1月30日)
3年生:国語「くわしくする言葉」
 絵や写真の様子をくわしく伝えるために、どんな修飾語をつかったらよいか考えました。主語・述語・修飾語の関係を「言葉マップ」に表すことで、言葉同士の働きや関係性に気付き、文を作ることができました。

平成30年度の研究成果物として、2種類の資料を公開します。
◎学習指導要領における各教科での思考力・判断力・表現力に関する言葉(カリキュラム・マネジメントの参考に)
学習指導要領における各教科での思考力・判断力・表現力に関する言葉
◎プログラミング的思考力育成シート(授業の計画やまとめを共有するために)
プログラミング的思考力育成シート

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