国語

  • 一字一字確認するように読むことになるために遅くなりがちです。また、行をとばしたり、句読点を見落とすこともあり、長文読解には時間がかかります。しおりなどをあて、読んでいる位置を確認しながら読ませるのもいいでしょう。
  • ノートのマス目や罫線が見えにくく、字がはみ出したりゆがんだりしがちな子供もいます。見えにくいことが直接の原因の場合は、色の濃いライン(あまり太くなくてもよい)の入った下敷きを作ったり、0.2〜0.5mm程度の太さのサインペンでマス目や罫線をなぞっておくのも方法です。一方で、見えにくさが直接の原因ではなく、書字の経験が少ないために、はみ出したりゆがんだりする児童もいます。どちらの場合も、字のバランスや、接筆、止め・はね・はらいなどに注意しながら、丁寧に大きく書く練習を十分させることが大切です。
  • 辞書の文字やふりがな、書き順の矢印など、細かい文字は見えにくいので、近用弱視レンズや拡大テレビを使いこなせるようにしておくことが必要です。