校長挨拶

本日、新たに元気な1年生121名を迎え、全校児童721名で令和6年度の教育活動をスタートしました。保護者の皆様、お子様のご入学・ご進級、誠におめでとうございます。本年度も、全教職員が一丸となって子どもたちを見守り、支え、導いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。年度の初めにあたり、例年のこととはなりますが、改めて本校の教育目標を以下にお示しします。

 〇考える子ども 〜すすんで学び、他者との交流を通して深めた考えを表現する子ども〜
 〇助け合う子ども 〜他者の思いに共感し、思いやり、助け合う人間性豊かな子ども〜
 〇たくましい子ども 〜心身ともに健康で、粘り強く課題に立ち向かう子ども〜

目指す学校像は、「誰にでも居場所がある学校」としました。子どもたちの自己肯定感を育みたいという思いに変わりはありません。そのうえで、どんな学校であるべきかをより鮮明に表現したいと考えました。すべての子どもが「自分の居場所がある」と感じられる学校にしたいという願いに基づいたものです。

教育目標や目指す学校像に並ぶ言葉、内容は、子どもたちにとっては少し難しいかもしれません。子どもたちには、発達段階も考慮しながら、全校朝会などの様々な機会を通して次のような姿を期待していることを伝えていきたいと思っています。

 〇いつでも、誰にでも気持ちのよいあいさつができる。
 〇「なりたい自分」を意識し、その姿に近付くための努力を継続できる。
 〇困ったときには、すぐに誰かに相談できる

教育目標や目指す学校像と期待する子どもの姿について、ここに記した内容からはその関連が少し分かりにくいかもしれません。年度当初の保護者会でもお話しさせていただきますが、ご質問などがあれば、ぜひ校長室にお越しください。特別な事情がない限り、ドアはいつでも開いています。(ただ、子ども優先になることはご容赦ください。)

本年度も、子どもたち一人一人の力をさらに伸ばしていくために、全教職員が「すべては子どものために」という思いをもち、教育活動に取り組んでいく所存です。教職員のその強い思いを維持できるよう、働き方改革も推進していきます。保護者・地域の皆様との連携が重要であるという考えにも変わりはありません。令和6年度も、本校の教育活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。