寄り道をしないで下校しよう。

学校園のシオカラトンボとアメンボ、そしてナメクジ

 先日はシオカラトンボのメス、ムギワラトンボが学校園にいましたが、今回はオスのシオカラトンボ。とてもきれいな濃い青色で楽しそうに飛び回っていました。
 アメンボは急速に数が増え、稲の間を元気に行き来していました。表面張力で浮いている感じがよくわかります。
 ナメクジは水やりに来ていた子どもたちが見つけてきました。畑の野菜にとっては大敵ですが、かわいいという子どもたちの声に免じて、今日のところは見逃しておきました。
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カボチャやスイカ、メロンの大敵、「ウリハムシ」発見!

 学校園の植物の大敵、「ウリハムシ」を発見しました。これは、野菜を穴だらけにしてしまいます。また、幼虫は土の中で根を食べてしまうので、急に元気がなくなったときはこれが原因の時があります。
 でも、写真で見てみるとちょっとかわいい顔と美しい色をしています。光る物によわいとのことなので、キラキラしたアルミホイルやCDなどを用意しようと考えています。
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ツバメの巣立ち

 ツバメは雛が巣立つ直前、餌をやらなくなります。2年生の国語でもそのような内容の単元があります。わざと餌を見せびらかすようなことさえあるのです。
 ところが、八幡のツバメたちを観察していると、巣立った後にも雛たちは餌をねだります。プールの横の電線に留まった雛たちに、雄と雌が代わる代わる餌を運んできます。雛たちは大きい口を開けて精一杯アピールします。しばらくすると、親と子は一緒に飛びたち、空中で虫をキャッチ。餌取りのトレーニング開始です。
 こうやってしばらく餌取りを両親と一緒に練習してから完全に巣立ちます。何だか人間の教育、学校にも共通していますね。
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畑にいたトンボはシオカラトンボの雌、「ムギワラトンボ」

 トンボもよく見るといろいろな種類がある。学校園にいたこのトンボ、カボチャの葉にとまっていた。体の模様はシオカラトンボ。色は雌の特徴である茶色。というより黄金色。その特徴から「ムギワラトンボ」とも言われている。
 このトンボは、ビオトープに多い、クロスジギンヤンマとは違い、少し小型。そんなに数が多いわけでもない。しばらく学校園にいてくれるといいのだが。
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学校園のキャベツは穴だらけ

 学校園には、モンシロチョウの幼虫を観察するためにキャベツを植えてあります。無農薬なので、多くのアオムシが育ちます。そのため、おいしそうなキャベツも穴だらけ。せっかく大きくおいしそうに育ったのに、人間が食べるにはかなり丁寧に洗わないと幼虫や卵を食べてしまうことになります。
 でも、逆に考えると、私たちが購入するキャベツがほとんど穴もあかず、きれいな葉のままで売られているということは、よっぽど農薬を使っているのだということでしょう。
 安全なキャベツをアオムシだけに食べさせておくのはいかにももったいないことですね。
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ニホンアマガエルを捕獲!

 学校の水田にカエルの鳴き声が。結構大きい声で、近所の方にご迷惑をおかけしました。そこで、子どもたちと一緒に捕獲作戦を実行。水田の近くのツツジやサツキの近くを棒でつついてみました。しかし、成果はなし。
 夕方、カエルが鳴き始めました。しかし、どこにいるかは全くわかりませんでした。夜、暗くなってから警備さんの懐中電灯の光でもう一度、水田を探索。一瞬、鳴き声が聞こえました。水の中を探しても見つかりません。もう一度、声が聞こえた付近を端から順に捜索。いました!水田の端の土の上にチョコンと座っていました。警備さんが鮎取りの網で素早く捕獲。バケツに入れたらすぐに逃走。壁を垂直に登ります。
 ニホンアマガエルは吸盤が発達していて、通常木々の間に暮らしています。大変なジャンプ力で自由に動き回ります。昔はよく見ましたが、ヒキガエルに比べれば都会に適応していないようで、数が減っています。でも、よく鳴き声は聞きますので、まだ絶滅というわけではないようです。
 現在は学校の玄関のところにあるカブトムシの幼虫入れの中に入れてありますが、もうすぐ子どもたちに引き取られていきます。また新たな場所で元気に育って欲しいと思います。
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子ども達が、「ナガゴマフカミキリ」を発見!

 学校にはいろいろな生き物がいます。しかし、なかなか気がつかない生き物もいます。この「ナガゴマフカミキリ」も見つけにくい甲虫の一つです。
 本校だと、桜の木にいますが、背中の模様が樹皮と似ているのでわかりにくいのです。他にはイチジク、フジ、柑橘類の枯れ木にもいて、これらの木を食べます。
 カミキリムシは一般的に、樹木の中でサナギになり、成虫になって表に出てきます。幼虫はテッポウムシといわれ、木を枯らしてしまうこともあります。
 さて、今回は桜の枝についていましたが、これが桜の木を食い荒らしていないことを願っています。
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学校園にテントウムシのサナギを発見!

 学校園の生きものは、様々に姿を変えます。テントウムシは幼虫とサナギは大きく違います。今回はサナギを発見!ジャガイモの葉の上にとまっていました。
 ナミテントウムシのサナギかと思われますが、基本的にはアブラムシを食べてくれるので益虫と言われてきましたが、植物を食べる害虫の場合もあります。
 このサナギが無事にかえることを願っています。
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アゲハの五齢幼虫

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 アゲハの幼虫はおもしろい。顔はただの模様。本当の眼は下の方にある。アゲハが成虫になる前、終齢幼虫としてこの姿になる。口の上には臭角といわれる臭いを出して天敵を威嚇する部分も見える。
 この形からさらに蛹となり、2週間ほど経つとアゲハの成虫として飛びたつ。ここまで無事にたどり着くものは、そう多くはない。このアゲハの幼虫も今はいない。どこかで蛹になっていることを願うばかりだ。

ハナアブの幼虫は、水の中!

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 アジサイの花にやってきたハナアブ。その幼虫は、昔から不思議な姿で知られている。子どもたちが最初に見つけたときは、ビックリして飛んできた。

 「先生、変な生きものがいる!」。それはたまり水の入った池の中で見つかった。気管のようなものを伸ばし、透明でクネクネ泳ぐ。それがウジャウジャいると、ちょっと不気味な感じがする。

 でも、子どもたちは飽きずに観察し続ける。そのうち、親のハナアブが卵を産み付けに来た。飛びながら、時々、水面にお尻をつけて産み落としていく。その瞬間を見た子どもたちは、なんだか幸せそうだった。

 生きものって、すごいんだな。これがあの姿に変身するのだから。

ヘビイチゴとカボスの実

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 学校園には、様々な植物がありますが、その中にはよく見ると大変美しい実があります。たとえば、ヘビイチゴは緑の中に赤い輝きを放っています。蛇が実際に食べるわけではありませんが、この実を食べに来た小さな動物たちを蛇が狙うために「ヘビ・イチゴ」と言われるようになったのではないかと言われています。

 また、大分県からもらったカボスの木に咲いた花の根元に、小さな緑の実が大きくなってきました。白い花の根元にプックリとふくらんだ実は、あの清々しい薫りを予感させます。新しい葉をアゲハの餌として取るときも、カボスの薫りがあたりに漂います。今年は植樹して初めてカボスの実が収穫できそうです。

 お世話になった大分県の皆さんに感謝いたします。

ビオトープでクロスジギンヤンマが生まれた!

 ビオトープに生えているキショウブにヤゴが登っていた。今日、確認してみたら脱皮した殻とギンヤンマが茎にしがみついていた。よく見ると、胴体に黒い模様がある。クロスジギンヤンマだ。まだ、生まれたばかりは全体が緑で、瑠璃色の美しい色は出ていない。
 新しく作ったビオトープによく出てくるとの報告がある。餌は小動物で、メダカなども食べてしまうことがある。また、共食いもするようだ。さて、このギンヤンマはいつ飛び立つことか。それまで無事にいて欲しいものだ。
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学校園の植物が順調に育ってきた・・・でも大豆は!

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 今年の植物、少し心配だったが、生育は順調。特に銀雄クラブの方々の支援で行われたジャガイモは見事な葉を茂らせている。また、トウモロコシもしっかり芽を出した。八幡グリーンサポーターの方に支援いただいた稲の植え付けも終了。緑のカーテン作りに使用するヘチマやヒョウタンの芽も少しずつ出てきた。

 その中で大豆だけは、毎年苦労する。ハトなどが狙っている。双葉が出たと思ったら、それを上からスポッとついばんでしまう。また、最近はそこまでも待たず、種ごと食べてしまうようだ。植えつけた場所を探してみると何も残っていないのだ。都会で育てる大豆は、野鳥にとっても貴重な栄養源になっているとのこと。

 今年は、銀雄クラブの皆さんのご協力をいただき、「枝豆」として、あるいは「豆腐」の材料として育て上げたいものだ。

大分県からいただいたカボスに花が咲いた!

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 八幡には、様々な植物が育っている。そのうちの一つが大分県から頂いた2本のカボスの木。県の施設が学区域にあることから、育て方も含めて教えていただいた。今年、そのうちの一本に花が咲いた。蕾も結構多いので実が育つ可能性も高い。
 また、カボスにはアゲハが来ている。よく見ると白い卵が光っている。すでに生まれた幼虫も2匹。さっそく3年生が、みんなで育てることになりました。
 また元気に大空に飛び立つことになる日を楽しみに!

ビオトープにギンヤンマのヤゴが!

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 ビオトープに咲いているキショウブ。よく見るとその茎に黒い姿が!そう、ヤゴだ!ギンヤンマのヤゴが脱皮しようとキショウブの茎に登っている。しかも3匹も!
 ビオトープを作る前には、決して見ることのできなかった風景。放課後だったので、一年生の二人にしか紹介できなかったけれど、来週もきっと次のヤゴが登ってくるに違いない。子どもたちの歓声が聞こえるようですね。

八幡ビオトープに帰化植物が・・・!

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八幡のビオトープは、高学年の児童と環境委員会の活動、そして先生方の協力で作り上げたものですが、そこには様々な植物が育ち、昆虫がやってきます。

 今の時期は、キショウブ、そしてクレソンが育ち始めました。この二つの植物は代表的な帰化植物で、明治以降に日本に広まったと言われています。クレソン(オランダガラシ)はステーキのツマとしても知られていますね。

 キショウブは、アヤメの仲間に黄色が無かったことから重宝されました。しかし、この植物は、ムラサキカタバミやハルジオンと共に外来生物法で要注意外来生物に指定されています。川などにつながっていると繁茂してしまう可能性があるからです。

 水を浄化する力が強いので、多くのビオトープでよく使われていますが、広がらないよう注意が必要な植物の一つです。

 しかし、雨にぬれたキショウブは、なかなか綺麗なものです。

グリーンサポーター活動開始!

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 今回の震災を受けて、学校でも様々なエネルギーの削減を図っています。目標は10%。この活動を支える大きな課題は夏場のクーラーの消費量削減です。

 そのために、校舎の壁面に「緑のカーテン」を作ることにしました。もし、壁面を緑化することができれば2度から3度の温度低下が予想されます。

 その活動は児童も参加しますが、それと共に地域の皆さんにもご協力をいただくことになりました。名付けて「グリーンサポーター」。

 今日は、10名ほどの参加の方が、植え付け場所の耕しや土入れ、ヘチマ、ゴーヤの種のポット植え等のお手伝いをしてくださいました。今後、苗を育てて校舎の前の花壇に移植します。

 サポーターの皆さんには、これから半月ほどの間、水やりなどのお手伝いをお願いしています。地域の皆さんのご協力で、立派な壁面緑化が完成し、少しでも省電力に貢献できればと思っております。

やはたんぼの代掻き

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今年も八幡小学校5年生はお米作りにチャレンジです。
昨年は素晴らしい実りをスズメにやられてしまいましたが、
今年はさらにパワーアップした取り組みで実りの秋を迎えたいと思います。

田んぼは周囲の土手をブロックで固め、より強固なものとしました。
また、5年生全員で代わる代わる代掻きを行いました。
普段体験できない泥の感覚に子どもたちは大喜び。
貴重な体験ができました。

連休明けにはいよいよ田植えです。

おいしそうで立派なアスパラが!

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 八幡ファームには、様々な野菜が育っていますが、今年は初めて立派なアスパラが育ちました。太くておいしそうなアスパラです。
 これは植えてから3年目になりますが、高さが60cmを超える大きなものになりました。よく調べてみると根本にはまだ一年目の細いアスパラも出ていました。フキと共に、八幡の名物野菜に育ってくれることを期待しています。

八幡の自然・4月NO2

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 八幡にも春の息吹があふれてきました。みんなが見逃しているところにかわいい花々があります。たとえば、畑には濃い青のスミレが咲いています。この花は5枚の花びらからできていますが、一番下の花びらがラッパ方になっています。スミレとは「墨入れ」からきたとも言われています。食べることもありますが、仲間のパンジーは有毒なので食べないように。

 ビオトープのところにある竹林にも春がやってきました。タケノコです。昨年は十数本育ちましたが、今年はどうなるでしょう。

 小さくて見落としそうですが、結構きれいなのがキュウリグサです。虫眼鏡で一度見て欲しい小さいけれどかわいらしい花です。

 このほかにもたくさんの小さな花々が咲いてきました。皆さんで探してみましょう。
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学校行事
3/16 低学年遊び 読み聞かせ4年 八幡中学校卒業式
3/19 全校朝会 給食終了
3/20 春分の日
3/21 大掃除(4校時) 4時間授業
3/22 修了式 2時間授業 卒業式予行(3,4校時)