祖師谷小から理科ニュース No.16祖師谷小から理科ニュースです! 今日のテーマは 「パン」 です! みなさんは、パンは好き(すき)ですか? わたしは、毎朝(まいあさ)食べて(たべて)います。 食パンだけでなく、メロンパンにカレーパンなど、その種類(しゅるい)はかぞえきれませんね。 ちなみに、わたしはミルクフランスが大好きです。それはさておき・・・ 給食(きゅうしょく)でもよく登場(とうじょう)する「パン」ですが、そのひみつをさぐっていきましょう! はじめに、「パン」とはいつどこで生まれた(うまれた)のでしょう? パンのはじまりは、いまから8000年も前(まえ)だと言われています。メソポタミア(いまのイラクやイランなど)という地域(ちいき)で小麦粉(こむぎこ)に水をいれ、こねて焼いた(やいた)だけのものでした。 それが、エジプトに伝わり(つたわり)、生地(きじ)をこねたあとにふくらましてから焼くようになったようです。 パンがふくらむ? みなさんは「パン」を作ったことがありますか? パンは、作るときに「発酵(はっこう」といって、生地をふくらます作業(さぎょう)があります。 パンがふくらむナゾは、「発酵」にあるのです。 というわけで、つぎに紹介(しょうかい)するのは「発酵」です。 「発酵」とは、目にはみえない菌(きん)が食べ物(たべもの)の一部(いちぶ)を分解(ぶんかい)し、そのときに炭酸(たんさん)ガスなどを出すことでふくらむことを言います。 つまり「パン」は「発酵」することでふくらみ、焼いたときにふっくらしておいしくなるのです。 パンに入っている「菌」は「イースト菌」という名前です。 最後(さいご)に菌によって出たガスを包んで(つつんで)いる小麦粉のヒミツを少し(すこし)だけ紹介します。 小麦粉のなかには、発酵して出たガスを閉じ(とじ)こめておく仕組み(しくみ)があるようです。それが「グルテン」です。 「グルテン」は、小麦粉の中にふくまれるタンパク質(しつ)が水といっしょになることでできる「ねばり成分(せいぶん)」です。 このグルテンが、炭酸ガスをにがさないまくとなり、パンがふっくらするのです。 ちなみにグルテンは、小麦粉を水の中で洗う(あらう)と取り出す(とりだす)ことができます。きかいがあれば、紹介したいです。 発酵を利用(りよう)した食べ物は、ほかにもありますよ! ぜひ、調べてみてくださいね! 理科ニュース No.15の答え クローバーは、なぜ「ツメクサ」なのでしょうか? 正解は 1.昔は、にもつを送る(おくる)ときの「つめもの」に使っていたから です。今では、とう明(めい)な「プチプチ」が使われて(つかわれて)いますが、昔はクローバーを使っていたんですね。 出典: ヤマザキパン https://www.yamazakipan.co.jp/stylebook/pan-his... 世界歴史マップ 発酵美食 https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakko... NHKテキスト http://textview.jp/post/cooking/12517 |
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