今日は外国語の授業で中央アフリカ国籍のゲストティーチャーをお招きし、SDGs授業を行いました。ゲストの先生は14歳の時に南アフリカで始まった内戦からおばあさまが日本人ということもあり日本に避難してきた方です。現在日本に住む中央アフリカの人は8人しかおらず、8人全てが血縁関係をもつ人たちだそうです。今は内戦が収束し、2014年の中央アフリカの平均寿命は45歳だったものが現在は53歳まで延びたそうです。日本との平均寿命と比較した時、その短さには様々な要因が考えられ、児童の予想と先生の考えを比較しながらその要因について話していただきました。内戦、食糧不足、医療の遅れ、水を含めた環境汚染など中央アフリカの状況を上手な日本語で説明していただきました。何より重要な要因は「教育」を受けられる環境や、受けてもそれを生かせる仕事、環境が整っていないことが1番の問題だと話していました。日本との大きな違いに子どもたちは驚き、真剣に耳を傾けていました。貧困、環境、平和、教育などSDGsが掲げるターゲットの達成には程遠い現状を知りました。だからこそ、自分たちにできることを真剣に考えようと思える授業となりました。児童がどのように今回の時間を振り返ったのかについても注目していきます。