ゲストティーチャー5年生、6年生の外国語の授業にお客様を招いて特別授業をしていただきました。お話をしていただいたのは中央アフリカ共和国出身のニナさんです。内戦が身近に起こる環境のもとでの人々の暮らしぶりを写真を示しながら教えてくださいました。 大きな病院が国内に3つしかない、ガスの通っていない生活、教育制度の不備など厳しい現状が紹介されました。日本に住む私たちとは違いすぎる国の様子に子どもたちから驚きの声が何度も上がりました。 当たり前のように毎日食べる給食、いつでも水が流れるトイレ、日本中で起こる出来事がすぐにわかるニュースが、どれも中央アフリカにはないことも大きな衝撃となったようです。講義が終わった後の質問タイムでは次々に手が挙がり、時間の足りなくなる場面もありました。今この瞬間にも世界のどこかで紛争が起こり、人々がつらい思いをしながら必死に生きていることを心に留め、平和の大切さを考えたいです。 |
|