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2/28 全校朝会 校長先生のお話「やりぬく心」

2月の人格の完成を目指しての「やり抜く心」についての話をします。
古代エジプトのお話です。
エジプトというと、ピラミッドが有名ですね。ピラミッドは、古代エジプト時代につくられた王様のお墓です。
イギリス人の考古学者ハワード・カーターによりツタンカーメン王の墓の入り口が発見され、「世紀の大発見」と言われました。
ツタンカーメン王は、今から3400年ほど前に栄えていた古代エジプト第18王朝のファラオ(王様)で、17歳という若さで突然死した悲劇の王とも言われています。
なぜ、「世紀の大発見」と呼ばれたかというと、泥棒に荒らされていなかったからです。そして、王のミイラにかぶされていた黄金のマスクをはじめとして、様々な副葬品が完全な姿で出土したためです。
その王のミイラの発見は、1925年2月17日でした。
貧しい家庭に育ったカーターでしたが、17歳で絵の才能を買われ、イギリスのエジプト探検隊に参加したことから、砂漠の遺跡に興味を抱き、考古学を猛勉強し、エジプトの考古学局に勤務もしました。
カーナボン伯爵から15年もの長きにわたり費用の援助を受けますが、援助を打ち切るといわれた、まさにその時に、世紀の発見をしたのです。夢と執念が生んだ発見でした。
カーターも、最後までやり抜く心を持ち続けたことによって、歴史に残る大発見につながったのですね。
皆さんも、困難があってもすぐに諦めず、強い心で、こつこつと最後までやり抜きましょう。

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