平成25年度入学式新入生らしい入場のまちがいがありましたが、すぐに修正して着席できました。これからもまちがいはありますが、その都度すぐに回復していきましょう。教職員もていねいに指導していきますので、安心してください。呼名に対する返事はとても良かったと思います。 上級生も、態度、そして校歌はとても良かったです。これからも集中してものごとに取り組んでいきましょう。 以下は校長式辞です。 「春の花が咲き誇り、生命の輝きを感じる季節になりました。今日のこのよき日に、ご来賓の皆様方をお迎えし、保護者の皆様や二・三年生の皆さんが見守る中で、第六十七回入学式が挙行できますことに心から感謝いたします。 さて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんが生まれたのは二000年、ミレニアムの年と、二00一年、二十一世紀の始まりの年です。それから十二年間、たくさんの人たちに大切に育てられ、今日、中学校に入学する新入生のみなさんに、義務教育最後の三年間で学んでほしいことがあります。 皆さんが活躍するこれからの世の中は、想定外のことに対応できる力、具体的に言うと、さまざまな情報を組み合わせて考え、正しく判断する力が求められています。 得意な教科だけ一生懸命に勉強するのでは、知識が偏ってしまい、正しい判断をすることはできません。中学校では、すべての教科の学習に一生懸命に取り組み、「幅広い教養」を身に付けてください。五教科はもちろん、人生を豊かにする音楽、美術、保健体育、技術・家庭の授業に積極的に取り組みながら、将来の夢をふくらませてほしいと思います。そして、学校行事や部活動も、ぜひ楽しんでください。 次に、「豊かな心」をはぐくんでください。自分の心と行動を客観的に見つめ、人として正しいこと、美しいと感じること、誰かのためになること、学校や地域社会の役に立つことをよく考えて、進んで実行してください。草花を見て四季の移ろいを感じたり、生命の尊さに感謝したりする感性も大切です。中学校生活でのさまざまな体験を通じて、心を大きく、しなやかに育ててほしいと思います。特に、つらい思いをしている人の心に共感し、手をさしのべてください。そのためにも、これから出会う友だち、先生、地域のたくさんの人たちとのつながり、かかわりを強く、そして大切にしてください。 これまでお話しした「幅広い教養」と「豊かな心」は、待っていても身に付きません。自ら調べ、学び、表現し、行動する積極性が必要です。皆さんが思っているよりずっと速く三年間は過ぎていきます。失敗を怖れず、思い立ったらすぐにチャレンジしてほしいと思います。私ども教職員も、同じ精神で教育活動を進めてまいります。 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。保護者の皆様が心から慈しみ育てられたお子様を大切におあずかりいたします。私ども教職員一同、心を込めて、精一杯の教育に努めてまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。 最後になりましたが、本日ご多用の中、ご臨席くださいましたご来賓の皆様に感謝し、今後も変わらぬご指導とご支援をいただきますようお願い申し上げ、式辞といたします。」 |
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