駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

入学式での校長式辞

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 新入生の皆さん、並びに保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。只今、新入生呼名で元気よく返事をした百三十六名の皆さんは、本日より駒沢中学校の一員です。皆さんを本校に迎えられたことを教職員、在校生一同心より歓迎します。
 ご来賓の皆様、本日は、公私ともにご多用のところ、本校入学式にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。今後とも、本校の教育のために、愛情に満ちたご支援をいただきますようお願いいたします。
 新入生の皆さんは、いま義務教育の仕上げとなる中学校生活の第一歩を、力強く踏み出しました。自分を磨き、より向上させるために、中学生としての自覚をもって、何事にも積極的に取り組んでください。そして、3年後には充実感を持って、本校を卒業できるようにしてください。
 新入生の皆さんは、いま、多くの夢や希望を抱いていると共に、少し不安も感じているのではないでしょうか。しかし、心配はいりません。駒沢中学校には、親身になって指導してくれる先生方や、皆さんの生活を支えてくれる主事さん方がいます。そして、優しく親切で、頼りがいのある素晴らしい上級生がいます。上級生を良き手本として、一日も早く学校生活に慣れてください。上級生の皆さん、新入生をしっかり支えてあげてください。
 皆さんが、今日から駒沢中学校の生徒として生活して行くにあたって、3つのお話をしたいと思います。
 一つめは「思いやりの気持ち」をもち続けてほしいということです。このことは、おそらく小学校でも教えていただいたことだと思います。これから皆さんは、多くの同級生や先輩と一緒に生活していきます。多くの人たちが気持ちよく生活していくためには、他の人を思いやる気持ちをもつことがとても大切です。思いやりの心をもつということは、想像力をもつということです。相手の気持ちや立場を想像して、自分の身に置き換えて考えるということです。「思いやりの気持ち」は、気を抜くと忘れてしまいます。お互いを思いやる気持ちをもち続けてください。
 二つめは「自分の良いところ、他の人の良いところを知ろう」ということです。人には必ず良いところがあります。まだ自分では気づいていない良さがたくさんあります。自分自身の良いところをたくさん見つけてください。また、友だちは、自分にない良さを持っています。友だちの良さをたくさん見つけてください。そして、友だちの良さを参考にし、さらに自分自身を高めるようにしてください。
 三つめは、「人の役に立とう」ということです。よく、「人に迷惑をかけないようにしよう」ということが言われます。皆さんには、更に一歩進んで人の役に立つことができる人になって欲しいと思います。私たちは、社会の中で、一人で生きていくことはできません。周りの人との関わりの中で成長していきます。「人の役に立つ」という気持ちをもって、お互いに助け合って、楽しい学校生活を過ごしてください。そして、反対に皆さんに助けが必要な時は、遠慮なく「助けが欲しい」と言ってください。助けが必要な時に人に助けを求めることができることも大切な力です。本校の先生方、主事さん方、上級生は皆さんに温かい手を差し延べてくれます。
 授業以外も中学校の毎日の生活が学習です。毎日の学校生活を通して、様々なことを主体的に学んでいきましょう。そして、中学校の学びを通して、自分で正しく判断して、行動できる人になってください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。中学校3年間は、生涯の中でも心身の成長が最も顕著なときであり、またアンバランスな時期でもあります。家庭・学校・地域の願いは一つです。お子様のより良い成長を願うという共通の土台に立ち、保護者や地域の皆様と一緒になって、子どもたちを育てて参りたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 新入生が一歩一歩、着実に前進していくことを期待致しまして、式辞といたします。

     平成二十九年四月七日
          駒の学び舎 世田谷区立駒沢中学校
                  校長 桝田 和明

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