今日の言葉『言葉』くまざわくんがハンドソープを整備してくれている間に、理科の先生や校長先生も身近な植物を紹介しているということで国語科も少し窓の外を見てみました。 皆さんは『言葉』とは何だと思いますか。 分解してみると「言」の「葉っぱ」です。 やまと歌は 人の心をたねとして よろづのことのはとぞなれりける [(漢詩に対して)和歌とは 人間の心をもとにして 多くの言葉となったものですよ] といったのは紀貫之、古今和歌集仮名序です。 『言葉』の語源は「言(こと)」+「端(は)」で「ことのは」といわれています。 古くは「言」=「事」で重たい事実を表していました。その「端」なので、軽い事を表すために「言の端」と使い分けたようです。 さらにその「ことのは」が「葉」が生茂る様子に例えられ「言の葉」となったそうです。たくさんの『言葉』が日々生まれてくる様子は、確かにこれからの新緑の季節に葉が折り重なって出てくる状況と似ています。 多くの『言葉』、そしてその『言葉』をさらに多くした事実、情報にあふれる時代です。 私たちにとって前向きになれる『言葉』、そしてこれから生きていく時に支えになる(役に立つ)『言葉』を少しずつ紹介していければいいなと思います。 国語科 |
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