人格の完成10月「公共心」

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 10月2日(月)に佐方先生により人格の完成の講話が行われました。今月のテーマは「公共心」です。

 最近、電車の中で大きな声で通話をしたり、ドア付近で道をふさいだりしている人をよく見かけます。このような行為は「公共心に欠ける」と言いますが、そうならないためにも周囲に心配りをすることは、とても大切です。

 私たち日本人は、古くから公のためを思う心を大切にしてきました。その1つが「江戸しぐさ」と言われるものです。実際に江戸時代から使われていたかは定かではありませんが、例えば、道で人とすれ違うときに、肩がぶつからないようにする「肩引き」や、雨の日に傘を傾けて他の人に水滴がかからないようにする「傘かしげ」などが挙げられます。

 これらはどれも大変なことではなく、小さな心遣いでできる作法です。自分も他の多くの人も気持ちよく過ごせるようにするためにも「公共心」を大切にしましょう。
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