4月9日校長先生日記は今日で4日目。三日坊主にならずにすみました。 校庭の桜はだいぶ終りに近づいてきて、枝の花が少なくなりました。その足元を見ると黄色い花が咲いています。やまぶきです。写真は門の近くで撮影したものです。 このやまぶきは一重ですが、ふとこんな和歌を思い出しました。 七重八重 花は咲けども やまぶきの実の一つだになきぞ悲しき 突然のにわか雨に会った太田道灌が、みの(雨具)を借りようと立ち寄った農家のむすめにだまって差し出されたのが、やまぶきだったということです。みのがないです、ということを実のならない八重のやまぶきにかけたお話し。 このやまぶきは春の最後に咲く花とも言われています。桜が終わる頃に、やまぶきが咲く、ちょっとさみしい感じもします。 やまぶきを見つけたら、春の終わりを感じてみてください。 |