第3学期 始業式(校長式辞)校長式辞では、「忍耐力」について話しました。 おはようございます。 皆さんは2学期の終業式で私がどんなお話をしたか覚えていますか。 そうですね。「才能」は誰にでもあるっていう話ですね。 年が明け、新年の誓いを立て、「才能」を見出す旅を始めましたか。 「最近の子供たちは忍耐力がない。」と言われています。 皆さんは、自分自身は「忍耐力がある」と思いますか。 忍耐力とは、ずばり「忍んで耐える力」です。 「忍ぶ」には、「つらいことを我慢し、黙ってじっとこらえる」という意味があります。 この意味だけを考えると、忍耐力はマイナスのイメージになりますね。 だって、他人から与えられる精神的な苦痛を黙ってじっとこらえる力なんて必要ないと思います。撥ね退けられる力はほしいと思いますが、 ここでお話ししている「忍耐力」とは、 ☆同じことの繰り返しでも、嫌にならず続けられる力 ☆苦しい局面や、場面でも投げ出さずに、最後までやり遂げる力 と言うことです。 忍耐力のある人は、 〇どんなことにも意味を見出せる。 〇自分の気持ちをコントロールできる。 〇ネガティブな思考になりにくい。 〇何があっても大丈夫と思う感情を持つことができる。 などの特徴があります。 皆さんが社会に出た時に、必要とされる力に中に「忍耐力」もあります。 「忍耐力」という直接的な表現はしないみたいですが、先ほどあげた力と併せて、「ストレス耐性が強い」とか「打たれ強い」という意味も含めてです。 そして、忍耐力があれば、自分自身の秀でた才能(一芸)も見つけやすくなります。 3学期は、ぜひ「忍耐力」を意識して生活してみてください。 これでお話を終わります。 第2学期 終業式(校長式辞)終業式を放送にて行いました。 以下のような式辞を話しました。 おはようございます。 今年はTOKYO2020オリンピック・パラリンピックがありました。 たくさんの感動を味わい、努力の素晴らしさを感じることができました。 あの選手たちは、私には想像ができないほどの努力をしていると思います。 技術的な努力だけでなく、肉体的なコントロールや精神的なコントロールなど凄まじい努力をしています。 その競技における才能があった選手もいるかもしれませんが、その才能を開花させたのも「努力」だと思います。 運命や環境はあると思いますが、特別な「選ばれし者」ではありません。 さあ皆さんはどうしますか。 皆さんには「可能性」があります。 そして、まだ気が付いていない人が多いと思いますが、皆さんにも絶対に「才能」があります。 その「才能」はじっとしていては見つかりません。 見つけるためには、考え、行動することが大切です。 年が変わった時には、1年間の無事を祈り、新年の決意を誓う人も多いと思います。 ちょうどよい機会です。自分の才能を発見するために、くじけず、たくましく、挑戦していく自分を決意してみてください。 ドイツの哲学者ニーチェも言っています「誰にも一芸がある」と。 これからは「自分には才能がない」とか、「あの人は才能があったから」などとは言ってはいけません。 自分自身の才能を信じ、開花させてください。 令和4年度はそういう1年にしてくださいね。 皆さん一人一人が「選ばれし者」です。 以上でお話を終わります。 全校朝礼(校長講話)あいさつについて話しました。 おはようございます。 今日は「あいさつ」に関するお話です。 先週の月曜日は「あいさつ運動」の日でした。 火曜日から金曜日までは生徒会役員がみしまの森学舎の小学校へ行って「あいさつ運動」を行いました。 小学校の校長先生方からも感謝のお言葉をいただきました。 以前、挨拶という漢字について学校だよりに書きました。 今回もあいさつについて調べていると、「あいさつの4か条」と言うのがありました。 生活委員会の「みしまの森」風に紹介します。 あいさつの「あ」 明るく、温かく! 明るく、温かい挨拶は、相手や周りに人に安心感や信頼感を与えますね。 あいさつの「い」 いつでも、誰にでも! いつでも変わらない挨拶は大切ですね。 そして、学校の場合は、保護者や地域の方々など来校者もたくさんいます。 知っている人だけではなく、誰にでも積極的に挨拶をすることは大切ですね。 あいさつの「さ」 先に、すすんで! 挨拶を先にするということは、相手よりも早く好意を示すということになります。 先に好意を示された人に対しては、その人に好意を示そうとする意識が働きます。 つまり、先に挨拶をするということは、相手の好意を引き出すことにつながります。 あいさつの「つ」 続けて、次の言葉を! 一つは、「挨拶という行為を続ける」と言うことです。 もう一つは、挨拶に次の言葉を加えると、相手とのコミュニケーションがより活発になります。 挨拶は人とのつながり(コミュニケーション)の第一歩です。 挨拶は、相手に対して、「心を開いていますよ。」という意味もあります。 保護者や地域の方々も皆さんの挨拶を楽しみにしています。 挨拶の輪を広げて、安心できる学校を皆さんの力で創っていってください。 以上でお話を終わります。 全校朝礼(校長講話)おはようございます。 「穏やかな気持ち」で過ごしていますか。 来週の火曜日からは期末考査ですね。 その準備を頑張っている人が多いと思います。 定期考査は日頃の学習の積み重ねの結果ですからあわてる必要はないと思いますが、全部が頭に入っている人はなかなかいないと思います。 そうするとやはり直前の準備(いわゆる試験勉強)は大切になります。 昨年度の2月の学校だよりで「集中力」について書きました。 その中で「作業興奮」を利用する方法について紹介しました。 脳科学的に15分間特定の作業を続けることで、脳内の側坐核(そくざかく)という「やる気」を高める部分が興奮を始めます。 これがいわゆる「やる気スイッチ」ですね。 つまり、15分間集中できれば、あとは側坐核の働きにより、1時間くらいは集中して取り組めるようになるということです。 と2月の学校だよりで書きました。 今朝はその続きを話します。 ただ、今の話の通り、「やる気」というのは、やり始めない限り「でない」ということが分かります。 実は、「できる」と言われている人たちは、「やる気」ではなくシステムに従っているのです。 「できる」と言われている人たちは、勉強する気分を待つことはなく、勉強する時間になれば粛々と始めているのです。 そのことが、つまり習慣化することが、心理的負担を軽減し、学習したことを定着させているのです。 ぜひ、勉強の習慣化を頑張ってください。 もう一つ学習について話をします。 テスト等において、よりよい成果を上げるためには、 まとめたもの等を繰り返し見る(いわゆる再読)よりも、テストや質問形式で確認した方が定着します。 これは、脳は「インプット」よりも「アウトプット」を重視しているためです。 つまり、大切なのは「思い出す」という訓練になります。 繰り返し読むことで、「理解した」という感覚になります。 この「理解した」という感覚は、「分かったことはもうよい」と知識欲を減退させ、思考停止を併発させることもあります。 「理解した」イコール「確実に思い出せる」ではありません。 あとは、睡眠も記憶を定着させるのに、大切なことです。 この話は、東京大学の「脳」を研究している教授のご講演でのお話でした。 あと一週間、自分自身が作った学習計画表通りに頑張ってください。 以上でお話は終わります。 全校朝礼校長講話では以下のような話をしました。 おはようございます。 「穏やかな気持ち」で過ごしていますか。 始業式で、「穏やかな気持ちで2学期を頑張りましょう。 そして、穏やかな気持ちで、コロナ禍をみんなで乗り切りましょう。」 とお話をしました。どうですか。 先生から見ると「穏やかな気持ち」で過ごしている人が多いように感じます。 一方で、調子に乗ってしまい失敗してしまったなんていう人はいませんか。 「調子に乗る」とは、「仕事などが順調に進む」という意味でもありますが、たいていは、「つけあがってる」「いい気になっている」などという意味で使っていることが多いように感じます。 「凡(およ)そことを為(な)すに、意気を以(もっ)てするのみの者は、理に於いて毎(つね)に障碍(しょうがい)有り」 これは、江戸時代末期の儒学者 佐藤一斎(いっさい)が記した「言志四録(げんししろく)」の中の教えです。 現代語に直すと「調子に乗ると後が怖い」です。 意味は、「何かをする時、勢いだけで行動する人は、間違いを起こしがちです。 調子に乗って冷静に考えることを忘れた時は、失敗することが多く、後からそのつけを払わされることが多いものです。 いつも自分に「落ち着いて」と言い聞かせて行動するように心掛けましょう。」と言うことです。 調子に乗ってしまい、自分自身の失敗だけならまだしも、 人を傷つけたり、人を嫌な思いにさせたりはしていませんか。 〜中略〜 やはり、「穏やかな気持ち」で過ごすことは大切ですね。 「穏やかな気持ち」を意識すると、今の自分を振り返ることもできます。 「調子が良い」は素晴らしいことですが、 「調子に乗る」はどうでしょうか。 調子に乗れば、その反動は必ず自分自身に返ってくるということです。 そして、他の人も傷つけてしまっていることがあるということです。 まずは自分自身の良さに気付き、自分も周りも大切にして、楽しくて、安心できるHIGASHIをみんなの力で創り上げてください。 以上でお話は終わります。 第2学期始業式(校長講話)校長講話では、以下のようなお話をしました。 おはようございます。 夏休みはどうでしたか。 「充実した夏休み」になりましたか。 終業式でお話ししましたが、夏休みの充実度はこれからの日々に表れてきます。 さて、新型コロナウイルスの感染者数が増加し、緊急事態宣言がさらに延長されました。 家庭でも学校でも活動が制限されることが増え、 なんかのびのびとできないなと感じている人が多いと思います。 もちろん、皆さんだけではなく、お家の人も先生たちも同じです。 でも、こんな時だからこそ「穏やかな気持ち」を大切にしてください。 イライラしても何も変わりません。 イライラすることで、何かが良い方向に向かうのであれば、 イライラしてもよいかもしれません。 なかなかそのような場面には出会いませんね。 イライラすれば、自分自身も周りの人も嫌な思いをするだけです。 穏やかな人の特徴は、 ◎情緒的に安定している人や気持ちにムラの少ない人 ◎困った場面でも落ち着いた態度で対処できる、安定感のある人 ◎周囲の人が安心できる、落ち着いた雰囲気をつくれる人 などだと思います。 皆さんの周りにもこの様な人がいますよね。 もしかしたら、あなたがそうなのかもしれませんね。 いずれにしても、このような人が周りにたくさんいたら気持ちは落ち着きますね。 でも、穏やかな気持ちになろうと思ってもすぐにはなれないときもあります。 やはり、日頃からの意識が大切ですね。 「ネガティブな感情を感じたら、ひと呼吸おいて、感情をストレートに出さないように心がける。」 「時間にゆとりを持つようにする。」 「それくらいなら許せるという心の広さを持つ。」 「自分のことと同じくらい、相手もことも考える。」 「人に対しても、物事に対しても、良い所が見るようにする。」 などを意識していけるといいですね。 オリンピックやパラリンピックアスリートの活躍や感動を思い出して、自分も頑張ろうと思うのもよいかもしれません。 こうような状況だからこそ「穏やかな気持ち」を大切にしてください。 穏やかな気持ちで2学期を頑張りましょう。 そして、穏やかな気持ちで、コロナ禍をみんなで乗り切りましょう。 期待しています。 そして、講話に続いて、3年生の修学旅行の延期、I組の職場体験の延期について話しました。 修学旅行に関しましては、行けば思い出に残る修学旅行になるのは間違いありませんが、やはり、多くの人が「不安」を抱えている状況で、行くまでの日々を「不安」の中で過ごすよりは、受験もひと段落したあたりで、中学校生活の最後に最高の思い出をつくることを選択しました。 3月になって、新型コロナウィルスがなくなっているとは考えられませんが、現在よりも良い状況になっていることを願っています。 第1学期終業式(校長式辞)校長式辞では、以下のような話をしました。 おはようございます。 始業式から106日間の1学期が今日で終わります。 みなさんはどんな1学期でしたか。 4月6日から、1年生は4月7日から今日まででどのくらい成長できましたか。 この様な状況の中でも多くの人が頑張りました。 体の成長はもちろんですが、学力や心も多くの人が成長したと思います。 それは、学校という集団生活の中で、日々様々な刺激があるからです。 体育祭や移動教室のような大きな行事だけでなく、小さな行事、授業、定期考査、当番活動、生徒会活動、部活動など成長するチャンスがたくさんあります。 友だちと過ごす休み時間なども成長するチャンスです。 では、逆に言えば、そのチャンスを生かして成長していますか。 前回の全校朝礼でもお話ししましたが、その成長を記録しておくのが「キャリアパスポート」ですね。 話は刺激のことに戻りますが、 夏休みは、その刺激が少なくなる期間になります。 この夏休みという期間は、自分自身が主体となって、成長するための刺激をつくらなければなりません。 自分自身で考え、計画を組み立てて、成長できるかが2学期以降に大きくかかわります。 夏休み前に「充実した夏休みを過ごしてくださいね。」よく言われますね。 私もよく言います。 では、この場合の「充実」って何ですか。 「どれだけ勉強したか」ですか。 「どれだけ遊んだか」ですか。 それは、この期間に「どれだけ成長できたか」です。 ただ、残念ながら、その成長の成果は2学期にすぐに表れるかどうかはわかりません。 だから、「充実した夏休み」イコール「満足度」と考えてしまいがちです。 そして、「満足度」となると、ほとんどの皆さんが、夏休みの終わりごろになると「夏休みがもう少し続くといいなあ」とか「もっと早く宿題をやっておけばよかった」などと思い、満足度は下がってしますので、「充実していた」と胸を張っていう人が少ないのだと思います。 考え方を改めてください。 「充実した夏休み」は「満足度」ではなく、「成長」なのです。 だから、夏休みの終わりごろに後悔したとしても、自分自身で考え、何かに取り組んだのなら、それが成長であり、「充実した夏休み」なのです。 自分自身の豊かな人生のために、夏休みに成長しましょう。 さあ何をしますか。 担任の先生が心を込めて書いた所見には、そのヒントが書いてあります。 みなさんの成長に期待しています。 全校朝礼校長講話では、以下のような話をしました。 おはようございます。 先週、皆さんはキャリアパスポートを書いたと思いますが。 しっかりと書きましたか。 「個人として成長したこと」 「集団の一員として成長したこと」 などをしっかりと記録したと思います。 そして、大切なのがその成長した記録を振り返ることです。 この自分の「思い」や「考え」を「振り返る」ことで確実にステップアップしていくのです。 もちろん勉強も同じです。 「振り返る」ことで習得した内容が定着し、新たな「考え」や「発想」が生まれてくるのです。 話は戻りますが、先ほど「集団の一員として成長したこと」と言いましたが、 それは、これからの時代は「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」が必要であると言われているからです。 それが、これまで何回かお話ししている「人生100年時代の社会人基礎力」の3つの 能力の中の「チームで働く力」です。 先週の水曜日に、皆さんは道徳の授業で「多様な性」について学習しました。 それは、人権教育の視点もありますが、多様な人々と協働できる力を養うという視点もあります。 「チームで働く力」には、6つの能力要素があります。 「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の6つです。 皆さんは、 「発信力」・・・自分の意見をわかりやすく相手に伝える力は高まってきていますか。 「傾聴力」・・・相手の意見を丁寧に聴く力は高まってきていますか。 「柔軟性」・・・意見の違いや相手の立場を理解する力は高まってきていますか。 「状況把握力」・・・自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力は高まってきていますか。 「規律性」・・・社会のルールや人との約束を守る力はどうですか。 「ストレスコントロール力」・・・ストレスの発生源に対応する力はどうですか。 これからは、行事や学級活動、班活動、話し合い活動、部活動など集団の一員としての振り返りを行うとき、この6つの能力要素を念頭に置いて考えてみてください。 終業式まで、残り1週間と2日です。学校生活を頑張りましょう。 お話は終わります。 全校朝礼(校長講話)時間の都合上、割愛した部分もあるので、生徒の皆さんももう一度振り返ってくださいね。 おはようございます。 先週は体育祭お疲れさまでした。 皆さんの頑張りがとてもまぶしく感じました。 あのときの開会式でお話しした体育祭をやる意味はどうですか。 答えは見つかりましたか。 その答えは作文や振り返りアンケートに書いてくれましたね。 また、学期末に書くキャリアパスポートにも体育祭を通して成長したことを書いてくださいね。 そして、今後の学校生活などに生かしてください。 では、私の考えを言いますね。 2,3年生の皆さんには、昨年度末にお話したことがありますが、経済産業省が提唱した「人生100年時代の社会人基礎力」というのがあります。 2,3年生の皆さん覚えていますか。 その社会人基礎力の身に付けてほしい3つの能力の中に、「チームで働く力」がいうのがあります。 これは、多様な人々とともに、目標に向けて協力する力です。 つまり、今(これから)の社会では、多様な人々と協働することを重要視しています。 (これは学習指導要領の「特別活動」の目標とも同じです。) このことが体育祭などの行事を行う意味の根本と考えています。 また、この1学期半ばと言うのは、4月から新しい学年、新しいクラスでの学校生活が始まり、ちょうど慣れてきた時期です。 ここで、次のステップにあがる(皆さんの成長の)ために、クラス等(集団)で一つの目標に向かう取組が必要だと考えています。 もちろん、集団ですから、意見の違いなどがあってもよいのです。 そして、友達やクラスメイトに対して、新しい発見や新しいつながりができることも個々の成長、集団としての成長につながります。 「楽しかった。」「頑張った。」「勝った。」「負けた」だけではないたくさんの感情が、皆さんには生まれましたよね。 では、体育祭がなかったら、その感情は生まれてないかもしれませんね。 その感情こそが皆さんを成長させているのです。 他にも、リーダーを育成するという観点(特に3年生の成長)でも、私は大きな意味があると思っています。 話し出すとどんどん思いが溢れてきて、まだまだ話したりませんが、以上が私の考えになります。 さて、今週の水曜日からは期末考査です。 1年生にとっては初めて定期考査ですね。 定期考査は日頃の学習の成果の確認ですから、本来なら特別な準備は必要ないはずです。 とは言っても、準備しますよね。 この週末も頑張った人が多いのではないでしょうか。 でも、頑張ろうと思っても、なかなか「やる気」が出ないときがありますよね。 やる気は、やる気を作り出すホルモンである「アドレナリン」の分泌を高めることで、生まれます。 だから、勉強をする前に、筋トレとかをすると、やる気が生まれてきます。 「でも、筋トレとかもやる気がしないのだけど。」という質問に、メンタリストのDaiGoさんが答えていました。 次の4つを行うとアドレナリンの分泌が高まるそうです。 まずは、背筋を伸ばし、胸を張る。 次は、腕を組む。 そして、こぶしを強く握る。ふくらはぎに力を込める。 最後に、全身に力を入れる。 ほんのちょっとでも構わないですが、30秒くらいやると効果があるみたいです。 さあ試してみてください。 特に、3年生は受験勉強にも役立ててみてください。 確かに、背筋を伸ばすだけでも、少しやる気が出ますね。 以上で、お話は終わります。 全校朝礼(5月10日)校長講話です。 おはようございます。 新年度が始まって一か月がたちました。 皆さんは新しい学校生活にはもう慣れましたか。 そして、楽しんでいますか。 心配なことや不安なことがある場合は、必ず先生たちに相談してくださいね。 一番話しやすいと感じている先生でかまいません。 話は変わって、 皆さんは、「指示待ち族」っていう言葉を知っていますか。 最近はあまり言わないかもしれませんが、指示がないと動けない人たちのことです。 今、求められている人材は、自ら考え、判断し、行動できる人です。 本校の教育目標のそのままですね。 たとえば、よく見る光景が、意識の高い人がその場の状況に気付き「静かにして」「しゃべるのやめて」「しっかりと並んで」とか声をかけていますよね。 本当に素晴らしいことだと思います。 でも、皆さんはHIGASHIの生徒たちです。 その先を頑張りませんか。 みんながその場その場の状況を判断していたらその声かけも必要なくなりますよね。 モルダウ着席も同じですよね。 それぞれのクラスのリーダーが頑張っていますが、全員が意識すれば、そのことがクラスや学年の課題になることはないですよね。 他にもこういう場面ってたくさんありますよね。 これから体育祭の練習が始まります。 体育祭の成功はクラスの団結もありますが、一人一人の意識にもあります。 保健体育科の久保先生がいつも言っていますよね。 「HIGASHIの生徒のよい所は、競技以外の場面でも手を抜かずに全力で頑張るところです。」と その通りです。みんなの実力は高いところにあります。 一人一人が意識を高く持ち、いつも言っていることですが、ワンランク上のHIGASHIをみなさんの手で創ってください。 楽しみにしています。 以上で、お話は終わります。 全校朝礼校長講話では以下のようなお話をしました。 おはようございます。 学校が始まって約1週間がたちました。 新しい学校、新しい学年には慣れましたか。 3年生からは学校をリードするという意気込みを感じます。 2年生からは先輩としての自覚を感じます。 1年生はどうですか。中学生としての自覚はできてきましたか。 先生は自覚しているように感じています。 東深沢中学校の開校当時のスローガンは、「みんな仲よく、礼儀の正しい学校に」でした。このスローガンの精神は今も変わっていません。 そして、このスローガンに関係して、みなさんに3つお願いがあります。 一番目は、「あいさつ」です。 あいさつを大切にして、がんばっている生徒はたくさんいます。 でも、全体的にはどうですか。 あいさつは人と人とのつながりの第一歩です。 合い言葉は「自ら・どこでも・何度でも」です。 この言葉の意味をしっかりと考えて、あいさつをがんばってください。 二番目は、「思いやり」です。 みなさんは思いやりがありますか。 そもそも思いやりとは何ですか。 辞書には、「他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち」と書いてあります。 何も見返りを期待せずに、人の心から純粋にでてくる親切こそが「思いやり」です。 ぜひ、一人一人が思いやりの心を大切にして、さらに、温かいHIGASHIをつくってください。 そして、最後は、「いじめ禁止」です。 先生は校長として、「いじめ」は絶対に許しません。 いじめにつながるような「いじり」や「からかい」「ちょっかい」も絶対に許しません。 スローガンの精神もありますが、学校という集団で生活する場所で大切なことは、安全で安心できる場所であるということです。 ぜひ、「あいさつ」「思いやり」「いじめ禁止」を意識して、温かく、安心できる学校をみなさんの手で創ってください。 以上でお話を終わります。 ご入学おめでとうございます。(その3)式辞 春の花が咲き誇り、生命の輝きを感じる季節になりました。今日のこのよき日に、保護者の皆様や二・三年生の皆さんが見守る中で入学式が挙行できますことに、心から感謝いたします。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 今、皆さんは様々な思いを胸にこの入学式を迎えていることと思います。 でも、それでよいのです。 様々な思いをめぐらすことも成長していく上で大切なことです。 その思いを胸に、皆さんに頑張ってほしいことが四つあります。 第一に、「意欲や意志、夢中」を大切にしてください。 本気でやると決めて、本気で取り組むと自分自身が想像していた以上の結果を創り出せることがあります。 やらされていると感じているうちは、想像以上の結果は創り出せません。 やはり意欲や自分の意志はとても大切なのです。 そして、失敗しても何度も挑戦したくなるぐらい夢中になれるものを見つけてください。 第二に、「自分のことを好きだ」と思ってください。 まわりの人と比較したり、まわりに流されたりするのではなく、「自分はそのままの自分でいいのだ」と思ってください。 第三に、「自分の気持ちを前向きにコントロール」してください。 自分の気持ちをコントロールするというのは、感情を抑えて我慢しなさいということではありません。 例えば、「嫌だな」と思うことがあっても、正面から自分の心に向き合って、どうすればいいかを自分で考えて行動していくことが、自分の気持ちをコントロールするということです。 最後に、「まわりの人とのコミュニケーション」を大切にしてください。 人生では、たくさんの人と出会います。一緒に何かをつくったり、助け合ったりする機会もたくさんあります。その様な場面では、自分の意志を大切にしつつ、相手の気持ちを思いやりながら行動してください。 まずは、友達です。「友達はつくる」のではなく、「友達になる」という気持ちを大切にしてください。 この四つを頑張ると、中学校生活を快適に過ごすことができ、変化の激しいこれからの社会の中で素晴らしい未来を切り開いていくことができます。 もう一つ忘れないでほしいことがあります。 これはHIGASHIの生徒として絶対に守ってほしいことです。 人はみんなちがいます。誰もがオンリーワンです。その「ちがい」をあたりまえのこととして受け入れ、支え合い、高め合える、そんな学校、そんな世の中を、HIGASHIの生徒としてつくっていってください。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。皆様が心から慈しみ育てられたお子様を、私ども教職員一同、心を込めて、今日から大切に教え、育ててまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。 令和三年 四月七日 みしまの森学舎 世田谷区立東深沢中学校 校長 本 田 仁 始業式(校長式辞)多様性について話をしました。 おはようございます。 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。 準備をしてきましたか。 約2週間前の約束を覚えていますか。 「責任」ということに覚悟を持ってきてくださいという話ですね。 皆さんなら大丈夫と信じていますので この話は自分自身の中で振り返ってください。 いよいよ新しい年度が始まりました。 今年度も、新しい友だち、新しい先生方と一緒にがんばってほしいと思います。 もちろん今までの友だちや先生方との関係も大切にしてください。 本年度も「人にやさしく」を忘れないでください。 性別だとか、大人だとか、子どもだとか、お年寄りだとか、障害があるとか、国籍だとか、宗教だとか、そういうことで壁をつくらず、誰にでもやさしく、あたり前のように一緒に過ごそうということです。 もちろん、すぐ近くにいる仲間に対してだって同じです。 10人の人がいたら、10個の個性や特性、価値観があります。 だから、ぶつかったり、すれ違ったりすることもあります。 それを相手だけのせいにしたり、自分のダメだったところを認められなかったりするのではなく、大きな気持ちで受け止め、お互いの良いところを認め、支え合いながら、前に進んでいってほしいと思います。 もう一度言います。 みんなに頑張ってほしいことは「人にやさしく」です。 明日、入学してくる新入生にもやさしさをもって接してあげてください。 「心の広い人」になってくださいね。 期待しています。 これでお話は終わります。 |
|