第3学期 始業式(校長式辞)校長式辞では、「忍耐力」について話しました。 おはようございます。 皆さんは2学期の終業式で私がどんなお話をしたか覚えていますか。 そうですね。「才能」は誰にでもあるっていう話ですね。 年が明け、新年の誓いを立て、「才能」を見出す旅を始めましたか。 「最近の子供たちは忍耐力がない。」と言われています。 皆さんは、自分自身は「忍耐力がある」と思いますか。 忍耐力とは、ずばり「忍んで耐える力」です。 「忍ぶ」には、「つらいことを我慢し、黙ってじっとこらえる」という意味があります。 この意味だけを考えると、忍耐力はマイナスのイメージになりますね。 だって、他人から与えられる精神的な苦痛を黙ってじっとこらえる力なんて必要ないと思います。撥ね退けられる力はほしいと思いますが、 ここでお話ししている「忍耐力」とは、 ☆同じことの繰り返しでも、嫌にならず続けられる力 ☆苦しい局面や、場面でも投げ出さずに、最後までやり遂げる力 と言うことです。 忍耐力のある人は、 〇どんなことにも意味を見出せる。 〇自分の気持ちをコントロールできる。 〇ネガティブな思考になりにくい。 〇何があっても大丈夫と思う感情を持つことができる。 などの特徴があります。 皆さんが社会に出た時に、必要とされる力に中に「忍耐力」もあります。 「忍耐力」という直接的な表現はしないみたいですが、先ほどあげた力と併せて、「ストレス耐性が強い」とか「打たれ強い」という意味も含めてです。 そして、忍耐力があれば、自分自身の秀でた才能(一芸)も見つけやすくなります。 3学期は、ぜひ「忍耐力」を意識して生活してみてください。 これでお話を終わります。 |
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