頑張ろう梅中No.19こころのサポート〜心理的応急処置(Psychological First Aid) 梅中のみなさん、お元気ですか?新型コロナウィルス対策による休校や外出自粛で、普段と異なる生活が続いていますね。このような状況では、腹痛や頭痛、不眠、食欲不振、過食などの体調不良、不安になって泣いてしまったり、一人になるのが怖くなるなどの気分不安定、欲求不満がたまって攻撃的になったり、わがままを言ってしまうなどいつもと違う行動を取ることがあるかも知れません。しかしこれらは、今回のような災害時ではよく見られる正常なストレス反応・行動と言われています。 難しい状況とうまく付き合うには、人とつながっていると感じられること、自分にできることがあると感じられることが大切です。良い状態を保つためには、生活のリズムが乱れないように1日のスケジュールを大まかに作り、その中で好きなことを自分のペースで楽しんだり、活動を自分で決めたりすることができるといいですね。 同時に、周りの大人もサポートが必要です。保護者が一杯いっぱいな気持ちになると、子供に注意が向かないことがあるかも知れません。イライラや緊張で子供とぶつかりそうになったり、恐怖や不安、心配がある時は、信頼できる人と話したり、超ラジオ体操や筋肉体操、ストレッチなどで身体を動かして気分転換をしたり、1人になり静かに深呼吸をして気持ちを落ち着かせるのもよいですね。 (参考: Save the Children) コロナウィルスに負けないという気持ちで頑張りましょう! 学校再開後にみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。 スクールカウンセラー 七尾 美絵 |
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