校長先生の話

6月16日(月) つくし学級 宿泊学習でのがんばり
 先週の木・金曜日は、つくし学級の宿泊学習でした。松沢小学校と合同で、羽村動物園や高尾方面に行きました。1年前の同じ行事と比べると、一人ひとりが大きく成長していたことが分かります。みんなの前で話すことが苦手だった人が、堂々とお話ししていたり、たくさんの友達と一緒に食事をするのが苦手だった人が、楽しそうに食事をしていたりと、これまで身に付けたたくさんのことを活かして、多くの友達とかかわっていました。
 今日の全校朝会では、つくし学級のみんなが、なぜ、このように大きく成長することができたのかを考えました。
 つくし学級の一人ひとりは、自分の力できることを増やしていこうと、毎日、自分が今もっている力を精一杯発揮してものごとに取り組んでいます。今もっている力を活かして一生懸命にものごとに取り組むことを繰り返していくうちに、これだけたくさんの力を身に付けることができたのです。
 自分がもっている力をすべて出し切って努力する場面を、1回でも多くもってほしいと思います。そして、その場面は、自分の心のもち方次第で、何度でもやってきます。学習の場面、係活動などの生活の場面、クラスや学校のきまりを守って行動する場面などいろいろな場面っで、自分が今もっている力を出し切ってほしいと話しました。

校長先生の話

6月9日(月) 責任
 世田谷区の6月の生活指導テーマは「責任」です。
 責任とは「自分がなすべきことを、きちんとやり遂げること」と子どもたちに説明し、係や委員会の仕事、そうじ当番などの活動を振り返りました。
 「なすべきこと」は、普段の授業の中にもあります。「先生の話を聞く」「わすれものをしない」ことなども、みんなが「なすべきこと」です。これから教室に戻り、朝の会、1時間目の授業へと進んでいきますが、自分がその時間に「なすべきこと」は何かを考えて行動してください。
 このように、責任をテーマに、規則の遵守、規律について話しました。

校長先生の話

6月2日(月) 地域の方からの手紙
 地域の方から、心あたたまるお手紙をいただきましたので、紹介しました。今年2月の大雪の後、雪かきをして駐車場に集めた雪を、お年寄りの方がくずしていた時、本校の5年生(現6年生)が、「おばあちゃん。大変そうだから手伝うよ。」と言って、一緒に手伝ってくれたとのことです。ランドセルを背負っていたので、「お家の方が心配するから…。」と言ったら、その子は、一度お家に帰って、自分の雪かきを持って「これならたくさん雪がかけるよ。」といって、いつまでも手伝ってくれたとのことです。この方は、退院したばかりで体調が思わしくなく、不安な思いでいらっしゃいました。そんなときに、自分のために一生懸命に手伝ってくれるこの子の姿を見て、とてもうれしい気持ちになったとのことです。この方は、「大人でも、困っている人に声をかけることは、かなり勇気のいることなのに、このお子さんは、優しい気持ちで、自然にこのようなことをしてくれました。」と、大変喜んでいらっしゃいました。
 この日の話は、全校児童がとても集中して聞いていました。相手を思いやる気持ち、声をかける勇気。この子どもの優しさあふれる行動から、たくさんのことを学ぶことができます。
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