記念すべき第５０回卒業式が行われました。式の冒頭には、大震災で亡くなられた方々のご冥福と、復興を願い黙祷を捧げました。１０５名一人ひとりの卒業生に卒業証書が渡され、呼びかけの言葉の最後に５・６年生が「旅立ちの日に」を共に歌い、涙を誘いました。卒業生の限りない未来の活躍を期待しています。

今日は、６年生全員がランチルームに集まり、お別れ交流給食会が行われました。牛乳が出なくなって最初の日でしたが、いつもよりお替わりも多く、アイスクリームのデザートも出ました。とても楽しくいただきました。

大震災による引き取りが行われました。幸い子どもたちは怪我もなく、無事に翌日の朝、全員の引き取りが終わりました。多くの子どもたちがランチルームで災害用のアルファイ米や乾パンを夕食として食べ、その後、ゲーム等をしながら保護者の方のお迎えを待ちました。数人の子どもたちが学校に泊まりました。

卒業生がお世話になった方々へ感謝の気持ちを表す「感謝の会」が行われました。元副校長の五十嵐先生を始め、旧担任、地域の方々をお招きし、心のこもった会となりました。いかに多くの人々に卒業生がお世話になったかがよくわかります。保護者の方々によるバンドの演奏やコーラス、そして卒業生の歌が続き、たくさんの思い出が語られました。卒業式まであと２週間となりました。

１年生から３年生の子どもたちが多目的スペースに集まり、語り部である川島さんと原さんのお話を聴きました。怖い話から始まり、民話や楽しい話と、子どもたちは語り部のお二人の話を食い入るように聴いていました。川島さんからは、「話は聴き手によってかわるもの、船橋小学校の子どもたちは本当に集中して聴いてくれて、感激です。」と感想をくださいました。

１年生から５年生までの子どもたちは、それぞれに６年生との思い出があることと思います。様々な学校行事、交流活動等の学校の活動だけではなく、地域の文化活動や、スポーツの活動を通して６年生に教えてもらった子どもたちも多いことと思います。その感謝の思いを込めて、各学年の発表が行われました。在校生は６年生が築いてきた伝統を受け継ぎ、さらによりよい学校を築いていってくれることと思います。

２年生の読み聞かせの時間に、保護者の方がメダカが絶滅の危機にあるというお話をしてくださいました。「メダカとお話をするには、体のつくりや暮らし、住みかについて学ぶことです。」と、環境問題をわかりやすくお話ししてくださいました。

５年生は家庭科でヘルシーお好み焼きに挑戦です。自分たちの班で計画した通りにお好み焼きを作っていきます。とても手さばきが上手な女子がいたので声をかけると、家でよくお母さんのお手伝いをしているとのことでした。家でもお母さんと子どもたちが一緒になってお好み焼きを作れるといいですね。