6/2 分散登校2日目

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6月2日(火) 分散登校2日目

今日も午前中に1年生と6年生、そして午後に3年生が登校しました。学校としては分散登校2日目ですが、今日の子どもたちにとっては分散登校初日です。
毎年学級編成替えを実施する本校では、どの子にとっても新しい学級です。ゆっくりじっくりみんなで学級づくりをしていってほしいです。

朝、1年生の教室から「おはようございます」と大きな挨拶の声が聞こえてきました。幼稚園や保育園で年長さんとして年下の子のお世話をするなど園のリーダーとして力を発揮してきた1年生ですから、既に分かっていることやできること、やってみたいことがきっとたくさんあると考えています。不安と緊張を早くほぐして、小学校も大丈夫だと安心し自信をもってほしいです。せかすことなく対応していきます。スタートカリキュラムの一環として担任以外の教員もサポートに入っています。すまいるルームの教員や専科教員、学校包括支援員、スクールカウンセラー、学校生活支援員、小1サポーターなど複数の職員が1年生を支援しています。中央の写真は、階段の踊り場の水道の使い方を確認しているようすです。教員が適量の水を出し飲んで見せて蛇口を閉め、一呼吸おき、これでいいねと問う場面に出会いました。すると「これだとばい菌入っちゃうよ」「下向きにするんだよ」と子どもたちから声が上がりました。水を飲んだ後に蛇口を下向きに戻すことは1年生も既に知っていることでした。幼児教育・家庭教育で身につけている力です。よく聞き、よく見て、よく考えているからこそ発せられた発言です。このように子どもからの発言や行動を引き出す力は、実は教師の専門性の一つでもあります。1年生は「ゼロからのスタートではない」ことを、私たちは肝に命じてまいります。子どもができることを、大人や上級生が先回りして取り上げたり急がせたりして無用な世話をしすぎない、自立につながる行動を奪わないようにします。よく見極めてその子に本当に必要な手助けをしていきたいと考えています。

さて、左の写真は6年生が体育館で入学式準備をしているようすです。気持ちよく働く姿はさすが最高学年です。頼りになります。本来なら登校時など1年生の教室に行ってお世話をしたい気持ちでいっぱいなのです。でも今「密」にならずに1年生のためにできることに力を注いでいるのです。
土曜日の入学式も分散型で行います。パイプ椅子は保護者席です。間隔をあけて整えています。児童席の準備は金曜日に登校する5年生に力を発揮してほしいと期待しています。

右の写真は3年生の国語辞典の使い方の授業のようすです。実物投影機を活用して授業を組み立てています。子どもたちもよく挙手し発言をしています。3年生は語彙がぐんと増える時期です。言葉の面白さにたくさん触れてほしいです。学校図書館も子どもたちを待っています。新しく着任した学校図書館司書は、子どもたちが安心して本を借りられるように、読書を楽しめるようにと、貸し出しのシステムを改善したり心を込めて掲示物を作成したりしています。
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