学校生活の様子です。

10月17日(月)児童朝会

 先週は、60周年児童集会がありました。全校で決めた60周年スローガン「友情あふれる 元気な中丸小」を各学級で工夫して、どんなことに取り組んでいるかを発表しましたね。学級のみんなで仲良くしていこうという取り組みを聞いて、とてもうれしく思いました。学級のみんなと仲良く過ごすことは、とても大事なことですね。
さて、60周年の伝統を引き継いで、という言葉があります。伝統を引き継ぐとは、どういうことでしょうか。今日は、そのことを皆さんと考えてみたいと思います。
 60年続いてきた中丸小学校の伝統は、何だと思いますか。
一つには、登校班で登校することが上げられますね。中丸小学校創立の頃から登校班はあったと卒業生に聞きました。東京都でも登校班で登校している学校は、少なくなっています。
 6年生は大変な面がありますが、毎日先頭に立ち、小さい学年の友達を安全に気を付けて、見守りながら登校していますね。低学年のおうちの人から、大変ありがたいと感謝されていますよ。6年生は、自分がしてもらったようにきっと下の学年の友達にしているのですね。縦割り班活動でも高学年が、下の学年を楽しく遊ばせてあげている姿をいいなあと思って見ていますよ。
下の学年の子達は、上の学年の人から優しくしてもらったことを、今度は、自分達がするようになるでしょう。人は優しくしてもらえば、必ず人に優しくしてあげようと思うものです。そうやって中丸小学校の登校班が、長い間続いてきました。校風や伝統が引き継がれているのですね。人は、人を見て学んでいくのです。学級でも校風や伝統について考えてみてください。
 さあ、60周年です。今よりさらによい学校になるように、一人一人が、自分にできることを力いっぱい取り組んでいきましょう。

道徳の授業観察

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 全学級の道徳授業を、校長・副校長で観察しました。
授業後は、授業評価シートに基づいて指導・助言しました。
教師がねらいを明確にもちながらも、子どもたちの発言を大切にし、
子どもたちの考えを引き出す授業のあり方について、考えさせました。

校長便り「お日さま」 10月3日号

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徳育の充実を目指して

 確かな学力・豊かな人間性・健康な体の知・徳・体のバランスの取れた児童の育成は、東京都教育委員会が目指す大きな教育の柱です。本校でも知徳体を偏ることなく子どもたちに身に付けさせ、豊かな人生を歩んでもらいたいと考えています。
 学力や体力の一部分は、数値で出てくる面がありますが、徳については何を見て、はぐくまれているのかを知ることができるでしょうか。
 今年度本校では、徳育の充実を目指し、1学期に「中丸の子」のルールブックを作成し、全校で共通したルールやマナーを身に付け、随時自分の行動を振り返ることで、規範意識の高い児童の育成に取り組んでいます。また、「あいさつ」「安全」「後片付け」についても力を入れています。さらに道徳授業を要とし、道徳教育の充実を図っています。
 2学期は、道徳の授業を校長・副校長が観察し、授業後に指導・助言を行っています。道徳的価値観を机上の学習だけで終わりにすることなく、いかに道徳的実践力に繋げていけるかが鍵です。教師の一方的な道徳的価値観を教え込む授業では、子どもたちは、建前だけの表面的な考えしか出しません。本音を出させながら、他の人の考えと自分の考えを照らし合わせ、子どもたち自身の考えから導き出された結論が、道徳実践力に繋がっていくのだと考えます。
 初めの問いに戻りましょう。数値で表すことができない徳ですが、心は、形となって現れます。愛する気持ちは、必ず相手に伝わり、愛されていることが分かるように、心はその人の言葉や表情や行動に必ず出てきます。それは、相手を思う優しい言葉だったり、素直な明るい笑顔だったり、当たり前のことをきちんとできる行動だったり、礼儀正しい言葉遣いや態度であったり、人の過ちを許せる広い心だったりと、豊かな心が育っていけば教師も保護者の方もどこかで、感じ取れる時が必ずあるはずです。
 全教職員が共通理解を図り、目標とする子ども像を明確に描き、「チーム中丸」として取り組んでいかなければ、豊かな人間性の育成の達成はできません。そしてもちろんのこと、ご家庭でも協力をいただくことでさらに、高い目標を達成することができるでしょう。それぞれのご家庭の教育方針がおありですが、先日のアンケートからも学校と家庭が共に共通理解を図り、同じ目標をもって豊かな心を育てていくことができると確信しています。
 お子さんが、20歳になったときにどんな青年になっていてもらいたいと思っていますか。私は、人との豊かなかかわりがもて、常に様々なことに興味をもち、夢や希望を叶えるために努力し続ける人になってもらいたいと考えています。それは、私自身が、一生もち続けて生きていきたいと思う理想の姿だからです。
 「チーム中丸」として、教職員が心を一つにして、子どもたちに豊かな人間性をはぐくむために、教育活動全体で徳育の充実を目指していきます。


授業観察する視点

1.教室の掲示物を見ます。今どんなことにこの学級は取り組んでいるのか分かります。学級目標がきちんと掲示されているか。生活科や理科の観察記録が、ていねいに書かれているか。先生の丸や一言がなされているか。既習学習や現在の学習の掲示等があるか。
 次に学びの場としての教室環境が、清潔で整理整頓されているか。ゴミや文房具等が床に落ちていないか。教室環境は、常に子どもの学習意欲が喚起されるようでなくてはなりません。教師の取組のていねいさやきめ細かさが伝わってきます。

2.子どものノートを見させてもらいます。ノートを見ると、日々の学習への取組が、一目瞭然分かります。話す・聞く・書く・読む学習が、全教科において取り組まれていなければなりません。特にノート力は、学力の向上に確実に繋がっていきます。高学年になるにしたがって、ただ黒板を写すだけでなく、自分の力でまとめたり、友達の考えを記入したり、自分なりの工夫したノートの取り方を指導をしていく必要があります。書くことを通して、自分や友達の考えを整理したり、大切な学習内容を記憶したりしていきます。ノート指導は、重要な指導の一つなのです。

3.授業評価シートに基づき、授業を観察します。授業観察後、一人一人の教員と話し合う時間を設け、授業について指導・助言を行います。

校長・副校長だけが、授業観察するのではなく、主幹・主任を中心にチームを作り、授業を見合うようにしています。今後もできる限り授業観察を通し、授業力・指導力の向上を図っていきます。

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