学校生活の様子です。

第2学期 終業式

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 12月22日(木)は 第2学期の終業式でした。

 皆さん全員の通知表「あゆみ」を読みました。皆さんが、がんばったこと、立派だったこと、素敵だったことなど書いてありました。担任の先生が、あなた方一人一人をよく見て、教えてくださっていることが伝わってきました。そして、皆さんが、先生の教えをよく聞き、一生懸命に学び、友達と仲良く助け合って生活していることを、校長先生は、とてもうれしく思いました。
 校長先生のめあては、不登校・いじめのない安全・安心な学校です。2学期、中丸小学校には、不登校の子が、一人もいませんでした。また、担任の先生と面談をしましたね。校長先生が担任の先生にお願いしてやってもらったのです。いろいろ悩んでいる子はいるけれど、いじめにあって苦しんでいるという子はいなっかたと聞いています。うれしいことですね。これからも悩んでいることがあったら、先生に何でも相談するのですよ。先生は、いつでもあなた方と一緒に考えてくれます。皆さんがうれしいときは、先生もうれしいのです。皆さんが悲しい時は、先生も悲しいのです。
 2学期皆さんは、勉強も運動も遊びも行事も何事にも一生懸命取り組みました。その中でも6年生は、どの学年よりたくさんの行事があり、その一つ一つを中丸小の代表としてがんばりました。また、皆さんが、帰った後の靴箱の上履きをそっと揃えている6年生がいましたよ。よきお手本となる立派な6年生です。6年生を目標にして3学期もがんばりましょう。
 本当にあなたたちは、教育目標のめあてのように、粘り強く、正直に、明るく元気に育っていますよ。中丸小の先生、主事さん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々のおかげですね。自分のがんばりを自分で賞めてあげるとともに、その人達への感謝の気持ちをもって、今日を過ごせると良いと思います。
 さあ、明日から楽しい冬休みが始まります。今年は、いつもより長いお休みになりました。お正月は、久しぶりに会う方々もいることでしょう。明るく元気に中丸の子らしくご挨拶をしましょう。
 では、1月10日元気な姿でお会いしましょう。

☆学校長の話の後は、1年生のお友達が児童代表として2学期を振り返り、
  3学期に向けての決意を立派に発表できました。

人権週間

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 12月4日から12月10日まで人権週間でした。
法務省と全国人権擁護委員連合会が定め、様々な人権活動の啓発を行っています。
 本校でも、東京都研修センターから人権啓発ビデオを低・中・高学年用3本を借りてきて、全学級で人権課題の一つ、子供「子供の人権をまもろう」でいじめについて取り組みました。

 人権課題は次のようなものがあります。
1 女性(セクシャルハラスメント)
2 子供(いじめ問題 幼児・児童虐待)
3 高齢者
4 障害者
5 同和問題
6 アイヌ問題
7 外国人
8 HIV感染者
9 犯罪被害者やその家族
              などがあります。

 人権週間だけにとどまらず、日々の教育活動の中でも人権意識を高める教育を実施していきます。

12月19日(月)児童朝会

12月19日(月)児童朝会
 昨日は、世田谷区子ども駅伝大会がありました。駒留中・旭小・駒繋小・中丸小で12人のチームを作り、参加しました。中丸小からは6年生3名が、出場しました。23チーム中7位という成績でした。すばらしい成績でしたね。よくがんばりました。

 落ち葉掃きは、2年生から6年生までの有志の皆さんが、よくやってくれました。竹箒の使い方が上手になりましたね。どうもありがとう。

 さて、震災から9か月が経ちました。今日は、先日校長先生がテレビで見て感銘を受けたお話をします。
 校長先生は、牡蠣が大好きで、牡蠣フライや牡蠣鍋をよく食べます。ところが今年はお店に宮城県産の牡蠣が売っていません。多くは広島県産の牡蠣です。津波で牡蠣を養殖している道具が、全部流されてしまったのです。宮城県産の牡蠣は味が濃く、この時期にとってもおいしいのです。牡蠣は、養殖で作られています。広島産と宮城産が、主な産地です。
 津波で道具を全て流されたことを知った広島の牡蠣を養殖している人達が、宮城の養殖の人達に養殖のために必要な道具をたくさん送ってあげました。それだけでなく、宮城県まで行き、一緒に養殖ができるようになるための準備も手伝ってあげたのです。
 広島の牡蠣の養殖の人達にとっては、宮城産の牡蠣は、いわゆるライバルなのです。宮城産の牡蠣がなければ、広島産の牡蠣ばかりが売れて、儲かるはずです。では、なぜそのようなことをしたのでしょうか。
 広島の人達がこう言っていました。「日本の皆さんに牡蠣を喜んで食べてもらうためには、広島産の牡蠣だけでは足りない。宮城産にもがんばってもらい、日本中の人達においしい牡蠣をたべてもらいたい。一緒にがんばっていきましょう。」と。
 宮城県の牡蠣の養殖の人達は、男泣きをしていましたよ。大人の男の人は、よほどのことがない限り、人前では泣かないのです。うれしかったのですね。
 小さい学年の人達にとっては、難しい言葉がありましたので、後で担任の先生に説明してもらいましょう。

10月17日(月)児童朝会

 先週は、60周年児童集会がありました。全校で決めた60周年スローガン「友情あふれる 元気な中丸小」を各学級で工夫して、どんなことに取り組んでいるかを発表しましたね。学級のみんなで仲良くしていこうという取り組みを聞いて、とてもうれしく思いました。学級のみんなと仲良く過ごすことは、とても大事なことですね。
さて、60周年の伝統を引き継いで、という言葉があります。伝統を引き継ぐとは、どういうことでしょうか。今日は、そのことを皆さんと考えてみたいと思います。
 60年続いてきた中丸小学校の伝統は、何だと思いますか。
一つには、登校班で登校することが上げられますね。中丸小学校創立の頃から登校班はあったと卒業生に聞きました。東京都でも登校班で登校している学校は、少なくなっています。
 6年生は大変な面がありますが、毎日先頭に立ち、小さい学年の友達を安全に気を付けて、見守りながら登校していますね。低学年のおうちの人から、大変ありがたいと感謝されていますよ。6年生は、自分がしてもらったようにきっと下の学年の友達にしているのですね。縦割り班活動でも高学年が、下の学年を楽しく遊ばせてあげている姿をいいなあと思って見ていますよ。
下の学年の子達は、上の学年の人から優しくしてもらったことを、今度は、自分達がするようになるでしょう。人は優しくしてもらえば、必ず人に優しくしてあげようと思うものです。そうやって中丸小学校の登校班が、長い間続いてきました。校風や伝統が引き継がれているのですね。人は、人を見て学んでいくのです。学級でも校風や伝統について考えてみてください。
 さあ、60周年です。今よりさらによい学校になるように、一人一人が、自分にできることを力いっぱい取り組んでいきましょう。

道徳の授業観察

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 全学級の道徳授業を、校長・副校長で観察しました。
授業後は、授業評価シートに基づいて指導・助言しました。
教師がねらいを明確にもちながらも、子どもたちの発言を大切にし、
子どもたちの考えを引き出す授業のあり方について、考えさせました。

校長便り「お日さま」 10月3日号

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徳育の充実を目指して

 確かな学力・豊かな人間性・健康な体の知・徳・体のバランスの取れた児童の育成は、東京都教育委員会が目指す大きな教育の柱です。本校でも知徳体を偏ることなく子どもたちに身に付けさせ、豊かな人生を歩んでもらいたいと考えています。
 学力や体力の一部分は、数値で出てくる面がありますが、徳については何を見て、はぐくまれているのかを知ることができるでしょうか。
 今年度本校では、徳育の充実を目指し、1学期に「中丸の子」のルールブックを作成し、全校で共通したルールやマナーを身に付け、随時自分の行動を振り返ることで、規範意識の高い児童の育成に取り組んでいます。また、「あいさつ」「安全」「後片付け」についても力を入れています。さらに道徳授業を要とし、道徳教育の充実を図っています。
 2学期は、道徳の授業を校長・副校長が観察し、授業後に指導・助言を行っています。道徳的価値観を机上の学習だけで終わりにすることなく、いかに道徳的実践力に繋げていけるかが鍵です。教師の一方的な道徳的価値観を教え込む授業では、子どもたちは、建前だけの表面的な考えしか出しません。本音を出させながら、他の人の考えと自分の考えを照らし合わせ、子どもたち自身の考えから導き出された結論が、道徳実践力に繋がっていくのだと考えます。
 初めの問いに戻りましょう。数値で表すことができない徳ですが、心は、形となって現れます。愛する気持ちは、必ず相手に伝わり、愛されていることが分かるように、心はその人の言葉や表情や行動に必ず出てきます。それは、相手を思う優しい言葉だったり、素直な明るい笑顔だったり、当たり前のことをきちんとできる行動だったり、礼儀正しい言葉遣いや態度であったり、人の過ちを許せる広い心だったりと、豊かな心が育っていけば教師も保護者の方もどこかで、感じ取れる時が必ずあるはずです。
 全教職員が共通理解を図り、目標とする子ども像を明確に描き、「チーム中丸」として取り組んでいかなければ、豊かな人間性の育成の達成はできません。そしてもちろんのこと、ご家庭でも協力をいただくことでさらに、高い目標を達成することができるでしょう。それぞれのご家庭の教育方針がおありですが、先日のアンケートからも学校と家庭が共に共通理解を図り、同じ目標をもって豊かな心を育てていくことができると確信しています。
 お子さんが、20歳になったときにどんな青年になっていてもらいたいと思っていますか。私は、人との豊かなかかわりがもて、常に様々なことに興味をもち、夢や希望を叶えるために努力し続ける人になってもらいたいと考えています。それは、私自身が、一生もち続けて生きていきたいと思う理想の姿だからです。
 「チーム中丸」として、教職員が心を一つにして、子どもたちに豊かな人間性をはぐくむために、教育活動全体で徳育の充実を目指していきます。


授業観察する視点

1.教室の掲示物を見ます。今どんなことにこの学級は取り組んでいるのか分かります。学級目標がきちんと掲示されているか。生活科や理科の観察記録が、ていねいに書かれているか。先生の丸や一言がなされているか。既習学習や現在の学習の掲示等があるか。
 次に学びの場としての教室環境が、清潔で整理整頓されているか。ゴミや文房具等が床に落ちていないか。教室環境は、常に子どもの学習意欲が喚起されるようでなくてはなりません。教師の取組のていねいさやきめ細かさが伝わってきます。

2.子どものノートを見させてもらいます。ノートを見ると、日々の学習への取組が、一目瞭然分かります。話す・聞く・書く・読む学習が、全教科において取り組まれていなければなりません。特にノート力は、学力の向上に確実に繋がっていきます。高学年になるにしたがって、ただ黒板を写すだけでなく、自分の力でまとめたり、友達の考えを記入したり、自分なりの工夫したノートの取り方を指導をしていく必要があります。書くことを通して、自分や友達の考えを整理したり、大切な学習内容を記憶したりしていきます。ノート指導は、重要な指導の一つなのです。

3.授業評価シートに基づき、授業を観察します。授業観察後、一人一人の教員と話し合う時間を設け、授業について指導・助言を行います。

校長・副校長だけが、授業観察するのではなく、主幹・主任を中心にチームを作り、授業を見合うようにしています。今後もできる限り授業観察を通し、授業力・指導力の向上を図っていきます。

1年2組授業観察

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9月20日(火)3校時算数

 東京都教育庁指導課から2名の方が来校し、1年2組の人材育成担当教員と新規採用教員の授業を参観されました。連携しきめ細かく算数指導をしているところを見ていただきました。これからもこのような2名体制を進めていきたとお話しされていました。子どもたちに確実に基礎基本を身に付けさせるよう、2学期も2人で連携を図り取り組んでいきます。

音楽科の授業観察

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9月20日(火) 6校時
 
 5年2組の児童と本校の音楽教員が、世田谷区音楽研究部の実証授業を行いました。
本校教員全員と他校の音楽教員が参観しました。
授業後は、講師の方に指導をいただきました。

 「曲想を生かして歌おう」というねらいの授業で、人や町、そして自然はつながっているという歌詞の内容を理解し、自分の思いや考えをもって歌う指導でした。
 子供たちの声がどんどん美しく変わっていくのが分かりました。
この歌は、60周年の式典のときに歌われます。

授業研修(4年1組)

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 9月9日(金)は、4年次の教員が受ける研修を行いました。
教育委員会から講師の方が来校し、授業の指導をしてくださいました。
3校時の国語と4校時の算数を見ていただき、教師の発問や授業の進め方等ご指導いただきました。
 「話し方がはっきりしており、指導が分かりやすくてよかった。」
 「教師としての熱意がある。」と褒められました。
 これからさらに授業力を付けてほしいと思っています。

9月12日(月)児童朝会

 先週、副校長先生から「勇気」についてお話をいただきましたね。今日も校長先生が考える「勇気」についてお話します。
 大震災から半年が経ちました。校長先生は、2社の新聞を毎日読み、夜のニュースも欠かさず聞いています。震災のことが扱われない日はないです。時々読んだり、聞いたりしていることがつらくなることがあります。しかし、事実をしっかり知らなくてはいけないと思っています。たくさんの方が亡くなられましたが、運良く助かった方も大勢いらっしゃいます。その助かった方々のお話の中で、勇気について考えさせられるお話です。
 5時に鐘が聞こえるように、皆さんの住んでいる町には、何かあったら皆さんに知らせる放送設備が、整備されています。でも震災があった町では、放送が伝わらない地域がありました。津波が来ることを知らない町の人達に、町の消防団の人達や消防署の人達が、そこまで言って津波が来るので避難するようにと呼びかけたそうです。その声を聞いて初めて津波が来ることを知り、逃げて助かったという人達が大勢いました。しかし、その避難を呼びかけた消防署の人達の中には、逃げ遅れて亡くなってしまった方々がいたそうです。また、役場の人で、町の人達にずっと放送で避難を呼びかけている最中に、津波にのまれて亡くなった方もいたそうです。その亡くなられた方々が、死を覚悟していたか分かりません。でも町の人々を守りたいと思う強い信念をもって、自分の仕事を一生懸命やろうとしていたのだと思います。すごい勇気ですね。もっとその勇気は日本国中に称えられなくてはならないと思っています。
 では、皆さんは、どのような時に勇気をもち、その勇気を発揮していくのでしょう。
 小さな勇気を発揮するときは、皆さんの身近にたくさんあります。例えば、電車やバスの中でお年寄りに席を譲ること。乳母車を持って階段を上がろうとしている人に手を貸してあげること。目の不自由な人が困っているとき声をかけて助けてあげること。どれも小さな勇気が必要ですね。学校ではどうでしょう。困っている人や泣いている人にどうしたのと声をかけてあげられること。遊びの仲間に入れてといえること。ひとりぼっちの子においでと言ってあげられること。意地悪をしている子にやめなよと言えること。どれも皆小さな勇気が必要です。意地悪を言っている子にやめなよと言うのは、大きな勇気が必要かもしれませんね。皆さんが、このような小さな勇気や大きな勇気を積み重ねることで、今よりもっともっと素敵な人になっていくのだと思います。中丸の子たちは、素敵な子たちばかりです。でももっともっと小さな勇気を発揮しながら、大きな人になってほしいと思っています。
 校長先生の顔を見ながらしっかり聞いてくれました。ありがとう。今週も暑い日がまだ続きますが、しっかり勉強したり、元気よく遊んだりしましょう。

校長便り「お日さま」 9月12日号

 朝晩の風が涼しく感じられるようになりました。大震災から半年が経ちました。本日朝会で、「勇気」について話しました。内容は、ホームページに載せていますのでどうぞご覧ください。ニュースでは、毎日被災地の様子や放射能汚染について報じられています。放射能汚染は、土壌・農作物・海産物と被害が拡大しています。注意深く報道を聞いておりますが、多方面の文献に目を向け、常に危機意識をもって、考えていきたいと思っています。  

 「家庭での教育方針についてのアンケート」について
 ご協力いただき、誠にありがとうございました。現在80家庭からいただいております。引き続きお受けしておりますので、まだ未提出のご家庭におきましてはご協力をよろしくお願いいたします。
皆様からいただいたアンケートを読ませていただき、私が描いている子ども像と各ご家庭の教育方針は、同じ線上にあることが分かりました。
 各ご家庭でも、あいさつのできる子・思いやりのある子・目上の人を敬う子・規範意識の高い子・いろいろなことに興味や関心をもって取り組む子・嘘をつかず正直な子・他人に迷惑をかけない子・自分の考えをもてる子等の育成を心がけているとのことでした。
 また、学校への期待には、学力の向上は言うまでもなく、集団での規律や協調性・達成感や自己有用感・人とのかかわり・安心して過ごせること・社会性を身に付けること等の育成が多くありました。私が目指す教育方針とご家庭が求める期待は、同じであると心を強くもち、これからも校長の目指す学校像・子ども像の実現を、さらに推進していきたいと思いました。
しかし、残念なことは、お父様方に学校便りが、ほとんど読まれていないということが分かったことです。お父様と直接お話する機会は、本当にめったにありません。お手紙だけでもお読みいただき、私の教育方針を理解していただきたいと思っております。お母様方にご協力いただき、ぜひお父様方にお読みいただけますよう願っています。

  「ホームページ」について
 あまり見ていないという方が多くいらっしゃいました。給食の写真と食材の産地を毎日掲載していますので、どうぞ毎日アクセスしてみてください。2学期は、できる限り校長から更新していきたいと思っています。
2学期始業式での児童の言葉の作文(本人とご家庭のご了承をいただきました。)と、授業観察した授業や朝会の話についても掲載してあります。どうぞご覧ください。

校長によるコーチング講座

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 9月6日(火)と8日(木)の保護者会前に「校長によるコーチング講座」を実施しました。2日間で60名のお母様・お父様に来ていただきました。ご参加ありがとうございました。30分という短い時間でしたので、十分お伝えできませんでしたが、お母様方とお話しできたことが、うれしかったです。その時の資料を掲載します。ご参加されなかった方もどうぞお読みいただき、お子さんとのコミュニケーションを上手にとり、お子さんの中にある力を引き出す手助けになれたら幸いです。やってみたけれど思った通りにいかない等、ご質問・ご相談がありましたら、どうぞ校長室までお越しください。いつでもお待ちしています。

 「校長によるコーチング講座」

コーチングとは?
コーチングは、アメリカを中心ににスポーツ界、ビジネス界で相談者の目標達成のために使われた手法です。ある目標を達成したいと考える人の話に耳を傾け、適切な質問や投げかけで、その人のよい考えを引き出し、その人が目標を達成するところまでサポートする、そのための手法です。
 コーチングのコーチは、その人の目標達成までを一緒に見守ってくれる、半走者のようなものです。

コーチングの基本的な考え方
●人は無限の可能性をもっている。
●その人に必要な答えは、その人の中にあるからそれを引き出す。
●人は、一人一人違う。
●相手の「強み」に焦点を充てる。
●別の視点を提供する。
●常に見方でいる。

1 コーチングの方法
引き出す 目標の決定  目標達成の戦略   具体的な行動

  話す    聞く
気付く
クライアント   コーチ

  安心感の醸成 フィードバック
質問 承認 提案
   
口に出すことで、より行動に結びつく

2 ラポールとは(仏語 心の架け橋)
 お互いに信頼関係が取れた状態。お互いに親しい感情が通い合う状態

○ラポールの重要性
コーチングはお互いの信頼関係が基盤
「話をしても大丈夫」という安心感がなかったら、いくら適切な言葉を投げかけても効果はない。
○ラポールを作り出す方法
1,ペーシング
相手の反す速度や声小野調子に合わせたり、呼吸のペースに合わせること
2,ミラーリング
相手の仕草や振る舞い、表情に合わせること

ラポールは、他のスキルを活かすために必要なプロセツ


自分 安心感  一体感 相手


3 環境設定のスキル
○環境設定とは
環境の要素も人の思考や行動に大きな影響を及ぼしている
コーチングを行う時に、人に目を向けるとともに、その人のいる環境にも目を向ける

1.場所
  話の内容や状況に合わせて場所を変える
2,位置関係
  A:対面の位置  対立の姿勢とも言われる
  B:90度の位置  対面に比べて目線を外しやすい
  C:ハの字の位置  対面に比べ目線を外しやすい、レッツの位置

2.距離
  どんな人にも自分を中心とした、なわばり意識がある。
  それを犯されると、人は息苦しく感じ、不快感や緊張感を憶える
  一般的には、70〜150センチぐらいの間をおくのが良い
★環境設定の基本は、相手にとって話しやすい場所・位置・距離を選ぶこと

4傾聴のスキル
○傾聴とは
 相手の話をさえぎらず、言いたいことを真剣に聞き取る姿勢

○何を聴くのか
こちらの言いたいことではなく、相手の言いたいことを聴く
 「聞く」と「聴く」の違い

○傾聴のスキルの実践ポイント
1 相手の報告・連絡・相談は最優先させる。
  相手が話しかけてきたら、すぐに仕事の手は止め、顔と体を相手に向ける
2 話をさえぎらず最後までじっくり聴く
3 適切なうなずき、相槌を入れる
  肯定的なうなづきで、話を促す
4 自分と異なる考えでも、否定しないでいったん受容する
5 適宜、承認の言葉を挟む
6 簡単な質問で話を促す「それで」「なるほど、それから」「他には」
7 キーワードを繰り返す
8 相手の話を要約し、確認する
 

傾聴
1 オーム返し・相槌
2 話を要約・繰り返し
3 感情で受け止める
4 共感する






5 承認のスキル
○承認とは
 相手の存在(考え、発言、言動、人格)を肯定的に認めること。

○承認の効果
1 うれしくなり、気分が明るく前向きになる。
2 やる気と挑戦意欲が増す。
3 承認してくれた人への好意と信頼感が増す。

★ 承認は、相手に自信とエネルギーを与える。

○ほめる2つの場面
1 日常の声かけ・・・相手の日頃の行動やその結果に対して、折々にほめる。
2 会話における承認・・・相手の話を聞いてその内容やアイデアなどをほめる。

○ほめる3つのポイント
1 タイミングを逃がさない。
2 事実をほめる。
3 心からほめる。

○「You」メッセージと「I」メッセージ「We」メッセージ
 「You」メッセージ・・・(あなたは、がんばったね。)

 「I」メッセージ・・・(私は、あなたががんばってくれて、とてもうれしい。)

 「We」メッセージ・・・あなたが、がんばってくれたおかけで、私達までやる気が出            てきた。)

★ コーチは、常に相談者の味方でいること。

 承認とは相手が実際に到達した点をそのまま口にすることで、相手に達成感をもたせる行為である。単に、ほめることとは異なり「ここまできた」という到達点を事実として伝えることであり、「よくやった。」のように評価を含むものではない。人は、誰でも自分がやったことを通して、自分が成長し変化していることを知ることに喜びを覚え、そのこと自体に達成感をもちます。この自己成長感がモチベーションを高めるエネルギー源になるのです。

○承認の方法
1 相手が何をしたかのか、どのように成長したのか「事実」を認知する
2 自分が目に下物をはっきり言葉に伝える。相手をよく観察することが重要である
  ただし、比較する言葉は、使わない。
3 認知が相手に届き、それが受けいられるのを待つ







6 質問のスキル
○質問の効果と役割
1 相手の情報を収集できる。・・・こちらの知りたいことを訊ねる。(従来型)
2 相手の考えを深めさせる。・・・相手の考えを深め、相手の中にある答えを見つけさ                  せる。
3 相手に対する関心を表す。・・・こちらの行為や関心の高さを伝える。

○質問の種類と効果
1 限定質問・・・考えなくても直ぐに答えられる、正解は一つ。
         「痛いのはここですか?」 「はい、そうです。」
  拡大質問・・・考えてから答える。正解はいくかある。
         「どんなふうに痛いですか?」「何が原因だと思いますか?」

2 過去質問・・・過去形の言葉が多い。相手の意識の方向を過去に向ける。」

  未来質問・・・未来の言葉を多く含む、相手の意識の方向を未来に向ける。
         「今度うまくいくためには、何ができるだろうか?」

  否定質問・・・問いの中に否定的な言葉を含む
         「どうして、それが出来なかったの?」

  肯定質問・・・問いの中に否定的な言葉が少ない
         「どうしたら、うまくいくと思う?」
3 「詰問」でなく「質問」を
「Why」を多用すると詰問口調になりやすい。
「What」「How」で相手の中にある考えや答えを引き出す問いかけが効果的

★相手の相談や疑問に質問で応じる
「あなたは、どうしてそう思ったの?」
「どうすればいいと思う?」
「そのためにまずできることは、何だろう?」
「そのために私に出来ることがあるとしたらどんなこと?」

7 提案のスキル
 提案とは、命令やお節介とは異なり、そこに「ノー」といえる自由があること

1 「イエス・ノー」の選択権を与える・・・やるかやらないか判断を相手にゆだねる。
2 内容を明確にしてから提案する・・・相手が行動しやすいように具体的に伝える。
3 許可を取ってから提案する・・・「一つ提案してもいいですか?」
4 提案は、1回に1つにする
            ありがとうございました。

授業研修(3年3組)

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平成23年9月7日(水)3校時 3年3組 
4年次の教員研修として教育委員会から講師の方が来校し、一緒にの道徳授業を観察しました。
 授業後、講師の方から、「児童と先生の関係がとてもいいですね。子供たちの表情が、とても明るく生き生きしています。先生の子供の目線にたった指導がいいです。」とお褒めいただきながらも、授業規律や授業の展開等、たくさんご指導いただきました。
 授業の最後に、夫からプレゼントされた置物を掃除の時に壊してしまい、壊したことを正直になかなか言えず、苦しかったこと、正直に話してほっとしたことを話し、失敗しても嘘をつかず、過ちを改め、正直に明るい心で生活することが大切であると結んでいました。「最後の先生の話が一番ためになった。」という子供たちの感想が、多くありました。
 道徳授業は、このように教師自身の説話などを最後に入れ、まとめることが多くあります。子供たちは、先生の失敗などを聞きながら、自分自身を考えていました。

当日の指導案をご覧ください。
       
            第3学年道徳科指導案
                          
                     世田谷区立中丸小学校 3年3組 29名
                                

1.主題名 「素直な心で」 1−(4)正直誠実・明朗

2.資料名 「色紙かして」

3.主題設定の理由
(1)ねらいとする価値
  良心を偽らないで、誠実に行動しようとする気持ちがありながら、うそをついて、ご まかしてしまうことがある。何気なくついたうそやごまかしが、人を陥れてしまうこと もある。
  心の弱さかた出たうそやごまかしは、他人の信頼をなくすだけでなく、めぐりめぐっ て自分を傷つけてしまうこともある。明るく誠実に考えて行動することで、周囲から信 頼され、正しく生きることにつながると考える。
(2)資料について
  本資料は、夢の中の出来事と現実が交差する話である。
 * 色紙を忘れた「ぼく」は、姉の物を借りようとしたが、姉が寝ているので、困って  しまう。
 * 夢の中で、姉の色紙を無断で借りてランドセルに入れた「ぼく」は、姉から色紙の  ことをきかれて、うそをつく。
 * 姉に追いかけられて逃げる「ぼく」は、本当のことが言えず、足が動かなくなって  しまう。

4.児童の実態
 男女にかかわらず仲が良く、些細なことでけんかをしても、すぐに仲直りができる素直な子どもたちである。心の弱さから出たうそやごまかしが、周りの友達に不快な感情を与えることをよく理解している子がほとんどである。しかし、いざ失敗やいたずらが教師に知れると、ついついうそをついたり、他人のせいにして責任を逃れようとする児童もいる。
 正直であるからこそ明るく生活できることを理解させることで、過ちは素直に改め、集団生活の中でお互いに気持ち良く生活しようとする心情を育てたい。

5.本時の指導
(1)ねらい
 過ちを改め、正直に明るい心で生活しようとする心情を育てる。
(2)評価
 *主人公の心の迷いや心の変化に共感して発言できたか。
 *自分を振り返り、正直に明るい心で生活しようとする心情を深めることができたか。


校長便り「お日さま」1号

 学校便りだけでは紙面の関係上、十分に私の考えや思いを皆様にお伝えすることができないため、不定期ですが校長便りを発行することにいたします。本校の教育目標を見たときに、太陽が思い浮かびました。また、前任校の子供たちに、私のことを太陽のような先生と言ってもらったことが大変うれしかったこともあり、この名を付けました。どうぞ、お読みいただけたら幸いです。

ご家庭での教育方針についてのアンケートのお願い
 1学期が終了するときに、皆様にアンケートをお願いして、夏休みに入ってしまい、回収数が少ないため、再度配布させていただきます。各ご家庭の教育方針や学校に期待していることをお聞かせいただき、今後の学校経営の参考にしたいと考えています。アンケート結果については、公表いたしませんのでご了解ください。すでに提出いただいた保護者の方々には、厚くお礼申し上げます。

上半期における安全・安心な学校作りの取組の報告
 安全・安心な学校作りを学校経営の第一に掲げ、学校運営を行って参りました。
着任して、半年が経とうとしております。これまでの取組についてご報告いたします。
安全な学校作り
・頻発する地震に備え、施設・設備の入念な点検を行いました。
廊下に物を置かないこと。置く場合は、確実に転倒防止を施しました。
・緊急時の避難について、教職員の理解の徹底を図りました。(二次避難や引き取りの時期等)緊急メールの登録を推進しました。
・水の事故に備えて、3年生以上で本校では初めて着衣水泳を実施いたしました。
・消防署・区役所・地域の方々と防災・避難所運営会議を開きました。
安心な学校作り(心の居場所のある学校)
・いじめ・不登校のない学校を目指すことを第一に掲げ、教職員一同連携を密にとり学級経営に取り組みました。
・学級目標の設定、週1回の学級遊びや休み時間の先生との遊び、学級活動の時間を活用した話し合いやお楽しみ会等、各学級で友達とのかかわり・先生とのかかわりを大切にした取組を実施しました。
・週1回の生活指導打合会で、いじめや不登校傾向にある児童について話し合い、一人の教員だけで問題を抱え込まずに、皆で解決していく方策を考えました。
・規範意識の高い児童を育てるために、「中丸の子」の冊子を作成し、日々の学校生活の振り返りを行い、気持ちよく学校生活を送ることを心がけさせました。
・あいさつ・安全・後片付けの「三つのあ」の指導に重点をおき、朝は校長と教員が校門に立ち、あいさつの励行を進めました。また、地区班の子ども達によるあいさつ運動も行いました。靴を揃える指導を徹底しました。
・看護当番・生活指導主任・校長が、休み時間に校庭や屋上・体育館に立ち、児童の遊びを見守りました。
・校長による朝会でのいじめや不登校についての講話を何度も行いました。
・校長・副校長・養護教諭・カウンセラーによる保護者との面談を随時行いました。
・世田谷区総合教育相談室主任教育相談員を講師に招き、児童理解の研修会を実施し、児童理解を深めました。
その他
・教師の目指す教師像を明確にし、自己を高める意識の向上を図りました。
 教員自らの積極的なあいさつ(児童・保護者・地域の方)。言葉遣い。服装。接遇。マナーや規律の意思統一。教室の整理整頓。学級や授業の規律。人権意識の向上等。
・運動会では、親子昼食を実施し、保護者の方の願いに応えるとともに、児童の意欲を高めてもらいました。

☆2学期は、児童と学級担任との個人面談を実施する予定です。

第2学期始業式校長の話

 平成23年9月1日(木) 2学期を迎えました。

 皆さん真っ黒に日に焼けて、とても元気そうで何よりです。
ニュースで水の事故などが報道されるごとに、皆さんの無事を願っていました。
事故や怪我もなく、こうして元気な皆さんに会えたこととてもうれしく思っています。

 長かった夏休みですが、過ぎてしまうとあっという間でしたね。
2学期は、展覧会や社会科見学、60周年記念式典などいろいろな行事があります。
たくさんの大切な学習もあります。
一つ一つのことに自分の力を精一杯出し切り、取り組んでいきましょう。

 1学期初めに目標をもつことの大切さを話しました。
人は、目標をもって生活しないと一日一日をなんとなくだらだらと過ごしてしまいがちなのです。大人でも目標をもって生活することは大切なことなのです。
皆さんは、2学期どんな目標をもって取り組みますか。
目標をもったら、まず目標が叶ったときの自分をイメージしてみましょう。
 2重跳びをビュンビュン飛んでいる自分、漢字をすらすら書いてテストで喜んでいる自分、友達が増えてみんなと笑顔で遊んでいる自分、そんなふうに自分を想像してみます。 それから計画を立てます。
1日10分は、2重跳びの練習をしよう。新しい漢字は、必ず10文字は練習しよう。毎日日記を書いて友達に優しくできたか振り返ろう。などと考えるのです。
毎日が大変なら週何日やろうでもいいのです。その計画を続けることが大切です。
 あなた方は、日々成長しているのです。明日の自分は、今日の自分ではないのです。
ですから毎日少しずつ続けることが、いいのですよ。さあ、どんな目標にしたらよいかおうちの人と相談してきましょう。どんな計画を立てたらよいか、先生も相談にのってくれますよ。

 さあ、2学期が始まりした。強く、正しく、朗らかに、真っ直ぐな心で2学期の目標に向かって、一歩ずつ努力していきましょう。
2学期の最後に、皆さんが大きく成長した姿を楽しみにしてます。

1学期の終業式にて

 7月20日(水)に、平成23年度1学期の「終業式」を行いました。

 「終業式での校長の話」

 1年生が、入学してもう4ヶ月近く経としています。1年生は、だいぶ学校に慣れ、元気に登校している様子を見てうれしく思っていますよ。先生のお話をしっかり聞いて勉強できましたね。お友達もできました。
 2年生は、すっかり学校に慣れて、1年生にやさしく学校案内をしてあげましたね。すっかりお兄さんお姉さんになりました。姿勢もよくしっかり先生と勉強できました。皆さんが収穫したジャガイモはとてもおいしかったですよ。
 3年生は、自分たちで学区域の安全マップ作りに取り組みましたね。安全なところ、危険なところを自分たちで調べ、まとめることができました。それをまた、2年生の前で発表でき良かったです。世田谷警察の方にもたくさん賞めてもらい、とてもよい活動でしたね。
4年生は、いつも学校1番の元気な挨拶をしてくれました。校長先生は、とてもうれしかったですよ。お友達をたくさん作り、誰とでも仲良く遊べる4年生になってほしいと思っています。明るい4年生ならきっとお友達の輪を広げてくれると思っています。期待していますよ。
 5年生は、よく外で遊んでいましたね。お友達同士のトラブルも少なく、仲がいいですね。やはり、キャンプファイアーがみんなの絆を深めてくれたのですね。担任の先生方も一生懸命盛り上げてくれましたね。学習意欲もあるのでどんどん勉強も吸収していますね。これからが楽しみです。
 6年生は、朝も休み時間も1番で校庭に出てくる活発な子たちが多いですね。校長先生が、1番好きな外で元気に遊ぶ子、運動が大好きな子がいっぱいいるのかなと思っています。男子も女子も一緒に遊んでいる学級もありましたね。そういうところがとてもいいなあと思って見てましたよ。校長先生も男の子とよく遊びましたよ。もちろん勉強にもいつも真剣に取り組んでいましたね。もう少し手を挙げて発言する子が増えるといいなあと思っています。それができる6年生だと思っていますよ。
 これから皆さんは、教室に戻り、あゆみをもらいます。校長先生は539人すべての子のあゆみを読みました。先生たちは、一生懸命皆さんのことを考え、夜遅くまで学校に残り作っていましたよ。先生方が、皆さん一人一人をとても大切にしていることが、今日のあゆみから伝わってきました。もっともっと素敵な子にしたいと先生たちは思っているのですね。先生からあゆみをいただくときは、礼をして手のひらを上にして両手でいただくのですよ。大切なものをいただきくときは、いつも両手でもらいます。そして家に帰っておとうさんやお母さんに見せるときは、両手で渡しましょう。
 さあ、いよいよ夏休みが始まりますね。うきうきして事故や事件に合わないように気をつけましょう。9月1日また、元気に会えることを楽しみにしています。
 これで1学期終業式の私の話を終わります。

児童による安全マップ作り

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 3年生が、総合的な学習の時間で、学区域の安全マップ作りに取り組みました。
 この学習は、文部科学省が、安全教育としてどの学校でも取り組むことを提言しています。児童が、自分で地域の危険場所を調べ、危険を回避し安全に過ごすことをねらいとしています。自分の命は、自分で守れる力を付けていくことが大切です。
 「ガードレールは、車から自分を守ってくれるだけでなく、車で連れ去られることからも守ってくれて、安全です。」「この公園のトイレは、汚くて暗いので、危険なこともありそうです。一人で入らないほうがいいです。」など、子供自身の目線で調べてきたことをまとめ、発表していました。
 2年生の教室に行って発表したり、世田谷警察のスクールサポーターの方をお招きして学年発表会を行ったりして、総合の学習をまとめることができました。

学校便り特別号

 7月19日(水)に、「学校便り特別号」を発行しました。

 厳しい暑さが続いておりますが、子どもたちは、1学期のまとめの学習に落ち着いて取り組んでいます。無事1学期を終えることができることを、大変うれしく思っています。保護者の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
 さて、7月号の学校便りで、3つの「あ」についての取組で、間違いがありましたので訂正致します。
 本校で取り組んでいる3つの「あ」は、「あいさつ」「あんぜん」「あとかたづけ」です。「ありがとう」は、あいさつの中に含まれます。
「あんぜん」は学校のきまりを守り、安全に過ごすことを意味します。
きちんと確認せず、掲載してしまいました。申し訳ありませんでした。


 「規範意識の高い子を育てます」

 校長の経営計画の一番に挙げました「安全・安心な学校」作りと本校の目標である「強く 正しく 朗らかに」の「正しく」を受けて、早速1学期、中丸小のルールブック作りに取り組みました。子どもたちに、学校のルールやマナーを身に付けさせ、規範意識の高い子を育てていきたいと考えています。生活指導主任を中心に、生活指導部や給食部で内容を話し合い作成してもらいました。
 規範意識の高い子の育成については、平成18年に改定された教育基本法の教育の目的にも明記されております。また、東京都の教育目標の1番に「人格の尊重と思いやりと規範意識のある人間の育成」が取り上げられるほど、思いやりの心と社会生活の基本的ルールを身に付け、社会に貢献しようとする精神をはぐくむことが、今強く求められています。権利と義務、自由と責任について考えさせ、公共心をもち自立した個人を育てる教育を推進していきたいと考えています。
 皆でルールを守ることで、気持ちよく生活していけることを実感させていきます。
1学期終業式にあゆみと一緒に持ち帰りますので、ご覧ください。ご家庭でも一緒に取り組んでいただけるところを、お子さんと話し合い実行していただけましたら、さらに効果が上がることでしょう。ご協力に期待しております。

着衣水泳

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 7月15日(金)に「着衣水泳」を体験しました。

 学習のねらい
*服を着たままで泳ぐことの難しさを体験する。
*長時間浮かぶ方法を知ることで、海や河川など水中での自分の命の守り方を学習する。

 3年生から6年生の児童が、初めて着衣水泳に取り組みました。着衣した状態で、海や川に落ちた時、泳ごうとせず、ペットボトルや服の中の気泡を利用して、静かに浮いて救助を待つことが重要です。良い体験学習が、できたと思います。

7月11日(月) 児童朝会

 「遊びについて」

 先週、縦割り遊びがありましたね。皆さんが、ボールを落とさないように次の人に渡すというルールをしっかり守り、楽しくゲームをしていたことに感心しました。
特に5・6年生は、一生懸命に走っていましたね。低学年の子たちを楽しませてあげようとする素敵な高学年の子たちだと思いましたよ。
どんなゲームでも、ルールを守り、一生懸命やると楽しくなりますね。
 今日は、遊びについての校長先生の考えをお話します。
 6月に、5年生と一緒に川場移動教室に行った時のお話です。キャンプファイヤーというのを皆さんは、知っていますか。火を囲んでその周りでゲームをしたり、歌を歌ったりします。校長先生は、火の神様をやりました。本当の神様になりきってやっていたら、とても楽しくなりました。また、来年もやりたいと思いました。5年生の子たちは、火の周りで、歌を歌ったり、ゲームをしたり、踊ったりしました。男の子と女の子と手を組んで、フォークダンスもしました。相手は次々代わっていきますが、どの子も「えー」とか言わずに、誰と組んでも楽しく踊っていましたよ。みんなとっても楽しんでいましたね。最後には、先生方も一緒になってみんなで肩を組んで歌い、友情の絆を深めることができました。帰ってからの5年生の様子を見ているとみんな仲良く、休み時間は大勢の友達と遊んでいますね。みんなが仲良くなり、友情を深めたことをとてもうれしく思います。
 1年生や2年生は、まだ小さいので少ない人数で遊ぶことが好きですね。でも3年生4年生となってくると3・4人で遊ぶより、大人数で遊ぶほうが楽しくなりますね。遊びを通して色々な人と関わり、友達が増えていきます。みんなで声を掛け合って、たくさんの人たちと遊べるといいですね。そうすると休み時間が、とても楽しく満足できる時間になりますよ。
 さあ、梅雨も明けて、本格的な夏が始まります。今週は、まとめの週ですね。1学期の復習をしっかり行い、楽しい夏休みを迎えましょう。
                           

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学校行事
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(木)
春季休業日終 新6年登校 入学式準備
4/6
(金)
始業式・入学式