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令和元年9月2日 2学期始業式の話

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 長い夏休みが終わって、2学期が始まりました。今日は、久しぶりに教室に入って、久しぶりに友達や先生方と会って、新鮮な感じがしたことでしょう。
 校長先生も、久しぶりに皆さんの元気な顔が見られて、とてもうれしいです。そして、夏休みの間に大きな病気や怪我や交通事故が1つもなく、無事に始業式を迎えられたこともうれしいです。
 2学期は、大きな行事がたくさんあります。遠足、5年生の川場移動教室、6年生の連合運動会、そして学芸会などです。1・2年生にとって、学芸会は初めてですね。この体育館が素敵な劇場に変身して、皆さんで歌ったり踊ったりして劇を披露します。素敵な衣装も着るので、楽しみにしていてください。
 さて、そのような行事だけでなく、2学期はお勉強の方も頑張ってほしいです。でも、もしかしたら「勉強は、あまり楽しくない」と思っている人はいませんか? 問題は難しいし、練習するのはめんどう、と思っているそこのあなた! そんな人に、今日はひとつお話をします。

 昔、ある所に、一人のお坊様がいました。毎日、一生懸命に修行をしていましたが、いつの頃からかお坊様が修行を始めると、どこからか一匹の大きなクモが出てきて、お坊様の体の上を這い回るのだそうです。お坊様は、そのクモが気になって修行に集中することができません。そこで、修行をやめてクモを追い払い、修行の続きを始めるのですが、しばらくするとまた大きなクモが出てきます。
 どうしても修行にならないので、お坊様は困ってお師匠様に相談しました。すると、お師匠様は、
「今度そのクモが出てきたら、墨でクモに印を付けておき、どこからそのクモが出てくるのか調べると良い。」
と、アドバイスしてくださいました。
 次の日、お坊様が修行を始めると、またあのクモが出てきて邪魔を始めました。そこでお坊様は、お師匠様から言われたように、そのクモのお腹に墨で大きな○を書きました。
 これで、クモがどこから来るのかつきとめられる、と思うと安心して久しぶりに修行に集中することができたそうです。そして修行が終わったとき、お坊様はびっくりしました。なんと、自分のお腹に墨で大きな○が書いてあるのを見つけたのです。
 それを見て、お坊様は気が付きました。あの大きなクモは、修行をしたくないというお坊様の心が、クモの姿になって出てきていたのです。お坊様は、誰にも話していませんでしたが、心の中では修行があまり好きではなかったのです。だから、修行中も他のことばかり考えていて、そういう心がクモの姿になったのだと分かったそうです。

 さて、このお坊様を皆さんだと考えてみましょう。すると、修行の邪魔をするクモは、皆さんが勉強しようとするのを邪魔する、算数が苦手だとか、漢字練習は大変だとか、習い事で疲れているとか、ゲームをやりすぎて眠いとか、そういう理由になります。
 その理由をたどっていくと、皆さんの心につながっているのではないでしょうか。皆さん自身の、勉強をやりたくないという心が、いろんな理由となって皆さんの前に出てくるのです。
 ということは、皆さんの心が強ければ、クモは出てきません。がんばって勉強しようと真剣になれば、いろいろな理由は消えてしまうのです。
 2学期は、勉強にも運動にも落ち着いて取り組めるときです。悪いクモが出て来ないように、自分の心を強く持ってがんばってください。校長先生は期待しています。

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学校行事
9/4
(水)
発育測定(12) 自由研究作品展
9/5
(木)
発育測定(56)保護者会(56)
9/6
(金)
水泳記録会(56)委員会活動5 川場移動教室事前健診(5)
9/9
(月)
川場移動教室(5)
9/10
(火)
安全指導  発育測定(34)

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