入学式 2以下、式辞の内容です。(生徒向けのメッセージの部分を抜粋しました) 「新入生のみなさん。先月、小学校の卒業式ではとても元気でハキハキした姿を見せてくれましたが、今日は、標準服のせいかより‘おとならしく,感じます。小学生までは、「子どもらしくてかわいいこと」を先生も保護者も願っていましたが、今日からは「よりおとならしく自立した人であること」を求められるようになります。 もちろん服装だけでなく、中身も一歩おとなに近づいてほしいのですが、皆さんにめざしてほしいのは、今後ろにいる船橋希望中学校の先輩たちの姿です。 今の中学2年生も、昨年の入学式では今のみなさんと同じでした。しかし、ひとつ上の今の3年生をお手本に、たった1年間で驚くほどの成長をとげました。中学校での1年間の成長の速さは、小学校での2年間分に相当します。その第一の理由として、学校生活の中身の濃さが小学校の倍以上あるからだと思います。 勉強の内容も違えば、生徒会や委員会で取り組む内容もより高いレベルです。行事への取り組みは学校全体が熱く燃えるほどです。部活動という新たな分野への挑戦も待っています。この中学校での活動に、自分のもてる力を注ぎ込み、友だちと一緒にやり遂げた時の充実感は、小学校の時には味わえないレベルのものです。 ただし、言われたことを言われたようにこなしていくだけでは、このような成長はできません。自分で出した結果は、自分で責任をもつという自己責任という考え方が中学校では普通です。だからこそ、常に自分の言動を振り返り、一歩ずつ歩んでいくことが大切です。 慣れない中学校生活での不安はたくさんあると思いますが、先程言ったように皆さんにはすばらしいお手本となる船橋希望中学校の先輩がいます。前を向いて頑張ってみようか、と思う新入生にはここにいる教職員も手を差し伸べます。ですから、これからの3年間はぜひ、自分の責任で行動することを心がけてください」 (増子貴紀) |
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