始業式の様子1また、校長先生からも2学期に向けたお話がありました。(田村) 校長先生のお話 おはようございます。 ここ数年当たり前のように言われていますが、今年の夏休みも暑かったですね。そんな暑さの中で様々な事件や災害による事故がありました。先週、九州での大雨による突然の洪水によって避難することができず命を落とした人もいます。また、夏休みに入る直前の7月18日に起きた京都アニメーションの放火事件は35人の方が亡くなっています。また、怪我をされた方のうち、重い火傷でいまだに意識が回復していない方もいます。犠牲者のうち、約半数にあたる16名はまだ20代の若者でした。この事件に関しては、一ヶ月以上経った今でも頻繁に報道されていて、各クラスに配られている夏休み中の新聞にも載っています。 この災害や事件は、普段からどんなに命を大切にしようと思っていても、突然命を奪われることが、この地球上には存在するということを、私たちに教えてくれています。 京都アニメーションの事件では、どんなに容疑者を憎んでも非難しても失われた命が戻ることはありません。寄付をして亡くなった方が残したアニメ文化をさらに広め発展させていくことも、犠牲者を弔うことのひとつかもしれませんが、私が思うに、中学生のみなさん全員ができることは、今の一瞬を大切に大切に生きていくことです。そして生きることの大切さを、ひとりでも多くの人に伝えていくことだと思います。 2学期は、中学校生活で最も長い学期です。しかし、長いと思っていてもあっという間に過ぎてしまいます。夏休みの362万秒はどうでしたか。一日を振り返ることを忘れてしまい、時の流れを無駄にしてしまったと思う人は、今日から少なくとも学校では、フナキボのみんなと時間を大切にして過ごしてください。私も、休みの後半は振り返ることを忘れ時間を無駄にしてしまったひとりです。今日から気持ちを新たにしたいと決意しています。 では船橋希望中のみんなで頑張りましょう。 |
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