未来に羽ばたく生徒たちの活躍の様子をご覧ください。

今、算数・数学を学ぶことの意味を考える

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 新型コロナウィルスの感染拡大により、生徒のみなさんは外出自粛要請の中で様々なことを「がまんしなければならない」日々が続いていると思います。そんな日々の中、今あらためて「算数・数学を学ぶことの意味」を考えてみました。

 算数・数学はもともと日々の生活になくてはならないものです。例えば、日常生活を支える様々な技術、自分たちの行動の基準を判断し共有する、様々な問題解決に活用する、など見えるところだけでなく、見えないところで活躍しています。

 その一方で現在、新型コロナウィルスに関する報道がテレビ、新聞、インターネットなどで多く取り上げられています。そして、それらを正しく理解するためには、算数・数学の知識が必要になります。例えば、

・2m以上間隔を空けて過ごす
(小2:長さの単位)

・手洗いは30秒以上行う
(小3:時間の単位(秒))

・一日の感染者数と今日の感染者数
(小1:100までの数、小2:10000までの数、小3:1億までの数)

・外出自粛を8割削減してください
(小5:割合、百分率)

・密集、密接を避ける
(小5:単位量あたりの大きさ(人口密度))

・感染者数のグラフ
(小3:表や棒グラフ、小4:折れ線グラフ、小5:帯グラフ・円グラフ、小6:資料の平均・度数分布表、中1:ヒストグラム)

・感染リスク
(中2:確率)

・PCR検査を希望者全員が受けられる医療体制
(中3:標本調査)

・密閉を避け、換気をよくする
(大学:流体に関する方程式)

・外出自粛を2割削減だと効果はほぼないが、8割削減すればウィルス拡大を抑えられる
(大学:解析学・統計学)

などがあります。これらの情報を1つでも2つでも正しく理解できれば、どういった行動をすれば、自分や大切な人、多くの人の命を守ることにつながります。これは、算数・数学に限らず、どの教科のどの分野の学習にもつながります。また、様々な教科で学んだ知識や技能、見方や考え方をつなげることで、より深い学びにつながり正しい判断、正しい行動につなげられます。

 生徒のみなさんは、外出自粛要請の日々が続くと思います。ぜひ自分や大切な人、多くの人の命を守ることを考えて行動してください。そして、学びは命を守ることにもつながっているということも理解してもらえると嬉しいです。船橋希望中学校のホームページなどを活用し、今後も生徒のみなさんが、安心・安全に学びを充実させられるように頑張ります。また、お互いに元気な姿で会いましょう!(船橋希望中学校 数学科)
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