令和6年度 修了式(校長式辞)

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本日の修了式の校長式辞です。

 おはようございます。
 いよいよ中学校1年間の締めくくりである修了式を迎えました。
 そして、4月から新しい学年になります。
 1年生は先輩になります。
 2年生は最上級生になります。
 その準備はできていますか。

 修了式で1,2年生の皆さんにお話ししたいことは毎年同じです。
 進級して変わるものと言えば・・・、
 いくつかあると思いますが、
 その中で、一番大きいのが、「責任」です。
 進級するということは、それだけ一人一人の「責任」が一段階上がるということです。
 後輩ができる。
 看板を引き継ぐ。
 先週の卒業式では、皆さんは3年生からバトンを渡されましたね。
 そのバトンを未来のHIGASHIの生徒へつなぐことも「責任」の一つですね。

 「責任」を全うするためには、まずは「自覚」が必要です。
 みなさんは今、中学生としての「自覚」がありますか。
 自分自身がどうあるべきか「自覚」していますか。
 自分自身がどう振る舞うべきか「自覚」していますか。
 その答えは、皆さん自身の心の中にあります。
 そして、4月になったら、その「自覚」をワンランク上げてきてください。
 さらに、「主体性」「流されない心」「タイムマネジメント」その他、自分が大切だと思うスキルもワンランク上げる決意も持ってきてくださいね。

 皆さんなら、自分自身の「責任」を全うすることで、自分自身を成長させ、思いやりが溢れる温かい学校を創ることができると思います。

 卒業した3年生かっこよかったですよね。
 皆さんがやるべきことは、あの3年生に追いつくことではなく、超えることです。

 たった2週間ですが、2週間後には、一回り成長した顔つきになった皆さんの姿を楽しみにしています。

 本日渡される通知表には、担任の先生が心を込めて書いた所見があります。しっかりと読んで、皆さんの成長につなげてください。
 充実した春休みを送ってください。

全校朝礼(校長講話)

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本日の校長講話です。

 おはようございます。
 わたしの大好きなバンドに「氣志團」というバンドがあります。
 みなさんは「氣志團」って知っていますか。
 その「氣志團」のある曲の歌詞に
 「風に逆らうほどバカじゃないけど、風に流されるほどヤワじゃないのさ」という一節があります。わたし自身はこの一節がとても気に入っています。
 みなさんはどう感じますか。
 この意味がまだ難しいと感じる生徒もいるかもしれませんね。

 12月に、3年生と校長面接を行いました。
 3年生はとても立派な態度で面接に臨んでいました。
 とてもうれしく思いました。

 その校長面接で、各生徒に長所や短所についての質問をしました。
 その中で、何人かの生徒が、
 「私の長所は、人に流されないことです。」と答えていました。
 逆に「私の短所は、人に流されてしまうことです。」と答えていた生徒もいました。

 確かに「人に流されない」ということは、自分の意志を持っているということです。
 これは、学校だよりで書いた「主体性」にもつながっていきます。
 私自身も最初に話した歌詞のように「流されない」を大切にしてきました。
 「流されない」とは、「逆らうこと」と同じではありません。
 自分の意志で判断するということです。もちろん風の方向に進むこともあれば、立ち止まることもあります。
 この校長面接の別の質問に対して、
 「これからの社会で必要な力は、情報等の取捨選択する力です。」と答えていている生徒も何人かいました。
 この様な直接的な表現ばかりではありませんが、3年生の生徒たちは、「自分の意志で判断することが大切である。」と考えていることが分かりました。
 「流されるか」「逆らうか」「立ち止まるか」「風を避けるか」は自分自身で判断していきましょう。

 でも、これまでの私自身の人生を振り返ってみると、その気持ちとは裏腹に、「流されたなあ」と思うことが多々あります。

 以上でお話は終わります。

第3学期始業式

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始業式の校長式辞です。

 おはようございます。
 まず初めに、1月1日に発生した能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方、そのご家族及び関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 2学期の終業式では「才能」は誰にでもあるっていう話をしました。
 年が明け、新年の誓いを立て、「才能」を見出す旅を始めましたか。
 「才能」を見出すためにやはり主体的に行動することが大切です。

 今日は主体性がない人の特徴をいくつか紹介します。
 ・言われたことを完璧にこなせばよいと思っている。
 ・「なんでもいい」が口癖。
 ・失敗するのが怖い。
 ・周りの評価を気にする。
 ・ミスをするとまず言い訳を考えてしまう。
 ・指示がないと行動できない。
 
 どうでしょうか。心当たりはありますか。
 話している私もいくつも当てはまります。
 皆さん、このことを意識すれば、主体性が身に付くと思います

 主体性を高めるためには、「目的」「選択」「意見」が大切です。

 3学期もHIGASHIの生徒としてプライドをもって「主体的」に頑張りましょう。

 以上でお話を終わります。

第2学期終業式

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終業式での校長式辞です。

 最近のスポーツ選手の話題といえば・・・大谷翔平選手ですね。
 大谷翔平選手は本当に素晴らしいですね。
 言葉では表せないくらいすごいと思います。

 そして、私には想像ができないほどの努力をしていると思います。
 技術的な努力だけでなく、肉体的なコントロールや精神的なコントロールなど凄まじい努力をしています。

 野球における才能があったのかもしれませんが、その才能を開花させたのは「努力」だと思います。
 運命や環境はあると思いますが、初めから「選ばれし者」ではなかったと思います。

 さあ皆さんはどうしますか。
 皆さんには「可能性」があります。そして、まだ気が付いていない人が多いと思いますが、皆さんにも絶対に「才能」があります。
 その「才能」はじっとしていては見つかりません。
 見つけるためには、考え、行動することが大切です。
 年が変わった時には、1年間の無事を祈り、新年の決意を誓う人も多いと思います。
 ちょうどよい機会です。自分の才能を発見するために、くじけず、たくましく、挑戦していく自分を決意してみてください。
 ドイツの哲学者ニーチェも言っています「誰にも一芸がある」と。
 これからは「自分には才能がない」とか、「あの人は才能があったから」などとは言ってはいけません。
 自分自身の才能を信じ、開花させてください。
 令和6年はそういう1年にしてくださいね。
 皆さん一人一人が「選ばれし者」です。
 令和6年の皆さんにも期待しています。


第2学期 始業式(校長式辞)

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始業式での校長式辞です。

 おはようございます。
 さて、夏休みという『素晴らしい時間』を無駄にせず、充実した夏休みを送ることができましたか。
 自分自身の成長につながる夏休みになりましたか。
 いよいよ今日から2学期が始まります。修学旅行、職場体験、学芸発表会、合唱コンクールなど大きな行事が続きます。
 その間に日々の授業があり、長いと言われている2学期ですが、ともすると、あっと言う間に冬休みを迎えてしまいます。
 3年生の進路決定もすぐそこまで来ています。

 そこで、大切になってくるのが、「タイム・マネジメント」です。
 「タイム・マネジメント」という言葉は聞いたことがありますか。
 「タイム」は時間、「マネジメント」は管理ですね。
 つまり、直訳すると時間管理です。
 でも、タイム・マネジメントは、単なるスケジュール管理とは違います。
 やるべき目標を達成するためにやるべきこと(課題など)を効率的に進め、時間を有効活用するための能力や技能のことです。
 ビジネスの世界でもよく使われています。
 タイム・マネジメントを意識すると、やるべきことをやった上で、自分自身のために自由に使える時間が生み出せます。
 皆さんで言うと、テレビを見たり、ゲームをしたり、本を読んだりなどですか。
 世の中で、成功していると言われている人のほとんどがタイム・マネジメントをしっかりしています。
 以前いた学校でも、タイム・マネジメントを意識した生徒が、成績が上がった上で、何かに追われることがなくなり、自分の時間がもてるようになったと言っていました。
 ぜひ、これからはみなさんも「タイム・マネジメント」を意識してみてください。
 そして、1ランク上のHIGASHIをめざしましょう。
 2学期も、笑顔で健康に過ごしましょう。
 以上で、お話は終わります。

終業式(校長式辞)

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1学期終業式での校長式辞です。

前半は「性暴力」について話をしました。
以下は後半の内容です。

 そして、話は変わります。
 本日は1学期の終業式です。
 みなさんはどんな1学期でしたか。
 どのくらい成長できましたか。

 それをぜひキャリアパスポートで確認してくださいね。

 そして、毎年、1学期の終業式にお話ししていますが、
 「充実した夏休み」は「満足度」ではなく、「成長」です。
 だから、夏休みの終わりごろに後悔したとしても、自分自身で考え、何かに取り組んだのなら、それが成長であり、「充実した夏休み」なのです。

 では、夏休みに「成長」するためにはどうしたらよいか。
 それは、前回の全校朝礼でもお話ししましたが、
 身の回りのことを「自分事」として捉えて生活してみてください。
 自分事として考え、必要性を感じたら行動してみてください。
 まずは、家族や地域など身近なところからが良いですね。
 各学年の学年だよりにも書いてありましたが、
 なんとなく過ごしてしまったらもったいないですよ。

 担任の先生が心を込めて書いた所見にも、「充実した夏休み」を過ごすヒント、「成長」するためのヒントが書かれています。

 お話を終わります。
 2学期も皆さんの笑顔を楽しみしています。

全校朝礼(校長講話)

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本日の全校朝礼での校長講話です。

 おはようございます。
 先週の水曜日、道徳授業地区公開講座がありました。
 講師の鈴木茂義先生が「性の多様性」について分かりやすくお話をしてくださいましたね。
 皆さんはシゲ先生のお話を聞いて様々なことを考えたと思います。
 そして、5時間目に振り返りの授業を行いました。
 その授業の中で、
 「あなたがシゲ先生と同じ立場だったらどうしますか?」
 という発問がありました。
 その答えに関してはそれぞれであり、それは皆さんが考えた通りでよいと思います。

 今日、皆さんにお話ししたいのは、その発問についてです。
 つまり、物事を自分事として捉える大切さについてです。
 何でもかんでもということではありません。
 まずは自分自身の身の回りのことで、気になることを自分だったらどうするか。と考えてみてください。
 そうすると何かが変わるかもしれないし、何かが生まれるかもしれません。
 本気で変えるためには、行動が必要になりますが、
 自分事として捉え、まずは考えることです。
 何も考えなければ、何も変わらないし、何も生まれません。
 実は、今皆さんに求められていることの一つに「当事者意識」ということがあります。
 このことは先週の土曜日に発行した「東深沢中だより」にも書いてあります。

 道徳科の授業でも「自分事」として考える発問が多いと思います。
 「他人任せ」という言葉がありますが、
 この予測困難な時代において、他人任せでは、幸せになれないと言われています。
 Well-beingを創り出すためにも「当事者意識」を大切にしてください。

 お話は終わります。

全校朝礼(校長講話)

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本日の全校朝礼での校長講話です。

 おはようございます。
 先々週は体育祭お疲れ様でした。
 皆さんの頑張りがとてもまぶしく感じました。
 そして、「明笑舞」に感動しました。
 ただし、「明笑舞」はゴールではありません。
 新たな絆のスタートです。
 大切に育てていってください。

 さて、今週の水曜日からは期末考査です。
 1年生にとっては初めて定期考査ですね。
 定期考査は日頃の学習の成果の確認ですから、本来なら特別な準備は必要ないはずです。
 とは言っても、準備しますよね。
 この週末も頑張った人が多いと思います。

 とここで例年は「やる気」と「アドレナリン」の話をしていますが、
 今日は勉強方法の話をちょっとだけします。
 人間の脳は「入力」よりも「出力」を重視すると言われています。
 それを踏まえるとテスト勉強は一生懸命に覚えるよりも、
 テスト形式の方が「効果がある」と言うことになります。
 さらに、検索の失敗が学習意欲を促進すると言われているので、
 テスト形式で答えを推測することにも意味があると言うことになります。

 期末考査1日目まであと2日です。
 休み時間なども使って、友だちと問題を出し合ったりするとよいと思います。
 納得の結果を期待しています。

 以上で、お話は終わります。

全校朝礼(校長講話)

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本日の全校朝礼の校長講話です。

 おはようございます。
 新年度が始まって2ヶ月が経とうとしています。
 皆さんは新しい学校生活にはもう慣れましたか。
 慣れることは「心の安定」のためにもとても大切なことです。
 しかし、新鮮な気持ちも忘れないでください。
 逆に、まだ慣れずに、心配なことや不安なことがある場合は、必ず先生たちに相談してくださいね。
 一番話しやすいと感じている先生でかまいません。

 さあ体育祭に向けて本格的に動き出しましたね。
 実行委員や体育委員の皆さんが中心となってクラスや全体を盛り上げていることと思います。
 素晴らしいですね。
 では、体育祭の主役は誰ですか。
 それは、体育祭の主役は皆さん一人一人です。
 万が一、怪我等で体育祭を見学することになったとしてももちろん主役です。
 ドラマとか映画を見ていても主役はリーダーとは限りませんよね。
 一人一人が主役であることを意識して、自分自身がやるべき事を頑張ってください。
 リーダー任せにするのではなく、一緒に創り上げてください。

 一人一人が意識を高く持ち、いつも言っていることですが、ワンランク上のHIGASHIをみなさんの手で創ってください。
 楽しみにしています。
 以上で、お話は終わります。

始業式(校長式辞)

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本日の始業式での校長式辞です。

 おはようございます。
 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
 さあ準備をしてきましたか。
 自分自身の立場や役割を「自覚」してきましたか。
 まあ皆さんなら大丈夫ですね。

 いよいよ新しい年度が始まりました。
 新しい友だち、新しい先生方と一緒にがんばってほしいと思います。
 もちろん今までの友だちや先生方との関係も引き続き大切にしてください。

 本年度も「思いやりの心」と「寛容な心」を大切にしてください。
 そして、これまでと同様に合言葉は「共感・協働」です。
 「性別だとか、大人だとか、子どもだとか、お年寄りだとか、障害があるとか、国籍だとか、宗教だとか、そういうことでの境界線をつくらずに、その人自身を大切にして、誰とでも、あたり前のように一緒に過ごすことができる。」
そういう人になってください。
 十人十色という言葉があるように、
 10人の人がいたら、10個の個性や特性、価値観があります。
 だから、時には、ぶつかったり、すれ違ったり、相手を理解できなかったりすることもあります。
 でも、そのことを理解したうえで、相手を受け入れることができれば、それだけ自分自身の「心の幅」が広がるのです。
 「心の幅」が広がれば、自然と不安や不満も小さくなっていきます。
 「ウェルビーイング」を創り出すことができます。
 もう一度言います。
 みんなに頑張ってほしいことは「共感・協働」です。

 明日、入学してくる新入生にもやさしさをもって接してあげてください。
 本年度も皆さんの温かい心に期待しています。
 これでお話は終わります。

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