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Gravity〜休校中の君たちへ〜

「なぜ私たちは働くのか?」

「なぜ大人たちは働くのか?」烏山中学校の先生が働く大人たちにインタビューしました。私たちが生きるこれからの社会は不確実性が高く、予測不可能だと言われています。私たちはこれからの社会をどのように働き、生きていけばいいのでしょうか。時間がある今だからこそ、「働く」「生きる」の大事なことを予習しましょう。

職業:社会保険労務士 Aさん(●●先生の奥さま)

Q1、仕事の内容を教えてください。
 労働、社会保険のスペシャリストとして、労働者と経営者双方の立場にたち、問題解決の手伝いや書類作成を行う仕事です。私は企業で社員の評価や給与の計算、年金に関する書類作成、社員の採用など人事制度にかかわる業務などの仕事をしていました。
Q2、なぜこの仕事に就こうと思ったのですか。
 父親が小さな会社を経営していたので、経営者と労働者の関わりについて興味を持っていました。
Q3、この仕事のやりがいや嬉しかったことは何ですか。
 専門的知識を生かし、人の役に立つことができることです。また自分の頑張り(他の人より正確に速く書類などの作成ができたことなど)が認められて、給与が上がったことも嬉しかったです。
Q4、この仕事で必要な力は何ですか。
 知識を更新し続けることができる責任感です。労働問題にかかわる法律は改正されるので、常に法律を勉強し続けないと、社会保険労務士の仕事はできません。社会保険労務士になるまでの勉強も必要ですが、なってからの勉強が欠かせません。
Q5、社会で活躍するために、中学時代にやっておいたほうがよいと思うことは何ですか。
 自分が好きなことや、やっていて楽しいことを見つけることです。なぜなら自分にとって楽しい仕事ではないと、続けることが辛くなるからです。
Q6、なぜあなたは働く(働いた)のですか。
 働いている自分が好きだからです。私にとって働くということは、誰かの役に立っている、また誰かに必要とされていることが実感できる貴重な機会です。だから働くことが好きです。
Q7、烏山中学校の生徒にメッセージをお願いします。
 時間がある今だからこそ、将来の目標や自分の長所、好きなこと、できたらいいなと思うことを見つけておくといいですよ。

Aさんのお話で印象に残ったことは「社会保険労務士になってからも学び続けなければいけない。」とおっしゃっていたことです。私も教員として学び続けることの大切さを実感しているので、とても共感できました。
では次回の「なぜ私たちは働くのか」もご期待下さい。

 「今日できることに全力を注げ そうすれば明日は一段の進歩を見るだろう(アイザック・ニュートン)」

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