『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

☆2月15日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・青菜と豆腐の卵スープ
・フルーツヨーグルト


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  生姜:高知  
豚肩ロース・玉ねぎ:北海道  人参・ねぎ:千葉
もやし・卵:栃木  冷凍キムチ・鶏ガラ:国産
白菜:群馬  白ごま:スーダン・パラグアイ産
ピーマン・小松菜:茨城  豆腐:愛知・佐賀
みかん缶:国産  パイン缶:フィリピン産
黄桃缶:山形


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気の豚キムチ丼です!給食のキムチ丼は豚肉とキムチだけでなく、人参・玉ねぎ・もやし・白菜・ピーマンも入っており、野菜たっぷりです!とても美味しく、食べ応えもあり、栄養バランスも良いのですが、ヘルシーゆえにカロリーがそれほど高くありません。カロリーは中学生の成長を支えるためにも必須なので、それを補うためにデザートと組み合わせました!

 デザートは、フルーツ缶とヨーグルトを合わせて作りました!ただ合わせただけでなく、ヨーグルトはホイッパーでなめらかになるよう混ぜています。さらに砂糖も加えてあるので、ヨーグルトだけでもデザートらしい甘さを楽しめます。また、ヨーグルトなどの乳製品は牛乳と同じく、「カルシウム」といった成長するために必要な栄養も入っているので、ぜひ食べてほしいです!

 青菜と豆腐の卵スープは、今日も卵がふわふわ!豆腐の柔らかい食感と合わさって、スルスルと美味しく食べられます!強めの味をもつ「豚キムチ丼」の箸休めとしても、本日のおかずとしてぴったりです。

 風邪や感染症などの病気で休む人が増えているのが気がかりです。みなさん、給食をしっかり食べて、手洗い・うがい・睡眠時間の確保など、しっかりと自分でできる予防策を行なってください!



栄養士 岩黒

☆2月14日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・カレーミートドッグ  ・ごまドレッシングサラダ
・冬野菜の豆乳シチュー


【 産 地 】

にんにく:青森  生姜:高知  豚肩ロース:秋田
豚ひき肉・玉ねぎ・じゃが芋・生クリーム:北海道
豚レバーミンチ・鶏ガラ・米粉:国産  人参:千葉
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料
キャベツ:愛知  もやし:茨城  きゅうり:群馬
ホールコーン缶:タイ産  ブロッコリー:愛知
マッシュルーム缶:インドネシア産
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日のカレーミートドッグは絶品!ひき肉とレバーミンチの深い味とコク、大豆・玉ねぎ・人参のみじん切りを混ぜることで栄養価がさらにアップし、中濃ソース・カレー粉・チーズの味が加わることで、料理として満足のいく味わいになっています。前回の実施から、大豆と野菜の量を減らして肉の量を増やしたところ、さらに美味しくなりました!今後はこの割合でいこうかと思います。

 シチューは、今年度最後の「ブロッコリー」を使っています。調理員さんと一緒に小房に切っていたところ、一部のブロッコリーで蕾が開きかけている物がありました(色も黄色っぽくなっている部分です)。そろそろ、旬の物として給食で使う時期も終わりだなと感じました。
 砧中のシチューは、通常の「小麦粉・バターで作るルウ」は使わずに、「米粉を牛乳で溶いた物」を加えてとろみをつけています。油を使っていない分、重たくなくて食べやすいです。

 昨日は久しぶりに残菜がとても多かったです。残菜入れはほとんどの料理で2杯目に突入、それぞれの料理で10キロから20キロほど残りました。連休明けということと、お休みが多かったこと、時間に余裕がなかったのでクラスごとの量の調整がしきれなかったこと、ケーキもあって献立自体のボリュームも多かったことなどが理由として挙げられます。久しぶりにでかい残菜グラフを見ましたが、大量調理である給食ゆえ、こんな日もあります。
 美味しく食べてくれている生徒の様子も見れましたので、余計な心配はせずに、今日もどっしりとかまえながら給食を作りました。
 いつかまたお休みが少なくなり、たくさんの生徒たちが給食を食べてくれる日を待ち望みながら、明日も美味しくなるようにがんばって作ります。



栄養士 岩黒

☆2月13日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・えびピラフ  ・チリコンカン添え
・冬野菜のスープ煮  ・チョコチップケーキ


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  えび:佐賀
ベーコン・人参:千葉  ピーマン・小松菜:茨城
玉ねぎ・豚肩ロース・かぶ:埼玉  卵:栃木
豚ひき肉・大豆・じゃが芋:北海道  牛乳:東京牛乳
トマト缶:イタリア  豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産


【 今日 の 一言 】

 今日はチョコチップケーキを作りました!小麦粉・ベーキングパウダーをふるいにかけて、ココア・砂糖・チョコチップ・砂糖・溶かしバター・牛乳を混ぜて生地を作ります。鉄板にオーブンシートを敷き、生地を流し入れたら、残しておいたもう半分のチョコチップを上からかけて、オーブンで焼きます。焼き上がったら上から粉砂糖をふりかけて出来上がりです!ココアとチョコの香り・甘さと白い雪が降ったような粉砂糖の見た目で、満足いく仕上がりになりました。

 ただ、この献立、非常に組み合わせが難しく、ケーキでオーブンを使ってしまうので他の料理はオーブンを使わない物にしなくてはなりません。そして栄養も満たせる物でないといけないので、ピラフ・チリコンカンと野菜スープなどにすることが多いのですが、どうしても品数が多くなってしまいます。
 特に今日は週明けで、お休みも3年生を中心にとても多かったため、数の調整と計算が複雑になり、そして給食室での作業も多かったので、時間がいつもより押してしまいました。味の調整についても、「できればもうちょっとトマトの酸味が飛ぶよう煮詰めたかった」「塩をもうちょっと足した方が良かったかな?」などの思いを抱えたままの提供となりました。

 生徒たちはケーキを喜んでくれたようですが、品数や人数などの関係で残菜は全体的に多めでした。しかし、事故なく作ることができたことと、給食室も本当にみんなでベストを尽くしたので、悔いはありません。
 次回はケーキと他の料理との組み合わせを改めて検討し、実施していきたいと思います。今日も残りが少なくなるようがんばって食べてくれたクラスの生徒たち、本当にありがとうございました!



栄養士 岩黒

☆2月9日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・コロッケ
・和風しらすサラダ  ・すまし汁


【 産 地 】

米(つや姫):山形  もやし:栃木  えのき:新潟
豚ひき肉・大豆・玉ねぎ・じゃが芋:北海道
人参・ねぎ:千葉  豆腐・油揚げ:愛知・佐賀
キャベツ:愛知  しらす・小松菜:茨城
白ごま:スーダン・パラグアイ産  大根:世田谷区


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気のコロッケです!本日、給食のない3年生では残念がっている生徒もいましたが、給食室から応援していますので、受験シーズンが無事に終わるようがんばってください!

 コロッケにはじゃが芋・玉ねぎ・ひき肉だけでなく、みじん切りにした人参・大豆も入っていて栄養たっぷりです。今日はまさに揚げたての状態の物を味見できたのですが、とってもクリーミー!!じゃが芋がまるで溶けているかのような柔らかさで、ホクホクというよりも本当にクリーミーでした!生徒たちの元に届く頃には、また多少硬くなってしまうと思っていましたが、13時過ぎに食べた私の給食でもまろやかクリーミー!!これなら生徒たちも、喜んでくれてたと思います。今日もよく食べてくれている2年生のクラスと、欠席が少ないクラスにはおまけを入れておきました!1個1個、気持ちを込めて作ったので、ぜひ味わって食べてください!

 和風しらすサラダは、しらす・野菜をそれぞれ茹でた後に冷蔵庫・真空冷却機に入れて冷やし、ドレッシングで和えています。味見をした時、しらすの塩気よりも旨味が、そして食材の冷たさがドレッシングの味と合わさって、なんとも気持ちの良い美味しさでした!今日はとある事情で私はよく動いていたため、暑く感じていました。サラダを味見した時、その冷たさとしらすの味がとっても美味しかったです。同じように積極的に活動をしている生徒たちなら、このサラダも美味しいと思ってくれるでしょう!

 すまし汁は、塩と薄口醤油で味付けをしています。普通の濃口醤油ではなく、色の薄い薄口醤油なので、汁が透き通ってとてもきれいです。かつおと昆布でとったダシの香りも素晴らしい!今日は小松菜と豆腐も入っているので栄養も満点です!

 お休みの数の調整に頭を最も悩ませた今週でしたが、果たして来週はどうなるか!?みんながいつも通り、無理なく食べられる安心な給食にできるよう努めますので、また来週もよろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆2月8日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ホイコーロー丼  ・焙煎ごまサラダ
・にら玉スープ


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  人参:千葉
生姜・ピーマン:高知  豚肩ロース:埼玉
キャベツ:愛知  干し椎茸:岩手  きゅうり:群馬
赤みそ・鶏ガラ:国産  もやし・にら・卵:栃木
わかめ:三陸  白ごま:スーダン・パラグアイ産
鶏もも肉:北海道  豆腐:愛知・佐賀  ねぎ:新潟


【 今日 の 一言 】

 今日は比較的あたたかい1日となりましたね。でも、1年生で風邪などによるお休みが増えてきているのが気になります。今週は3年生のお休みが多くて、給食の配分が難しく、いつも頭を悩ませています。「お米」など、給食室で常備している食品については、その都度量を調整するようにしていますが、今日はホイコーロー丼。ご飯を減らしすぎると、具と一緒に食べづらくなりますし、かと言って八百屋さんなどに当日納品してもらう野菜などの量は急な変更ができません。対応には限界があることを受け入れた上で、後は全力で調理をして、美味しく作るだけです。

 ホイコーローといえばキャベツ!大量のキャベツをざく切りにしたら、上から熱湯をかけて少ししんなりさせます。それをにんにく・生姜・豚肩ロース・人参・椎茸を醤油・酒・塩・こしょうで炒めた物の中に入れて、さらに混ぜながら炒めていきます。そして鶏ガラスープ・赤みそ・砂糖・酒・醤油で作ったタレを加えて、最後にピーマン・ごま油・水溶き片栗粉を入れれば「給食版ホイコーロー」の出来上がりです!これをご飯に乗せて、「丼」として食べてもらいます。豚肉とキャベツ、「肉と野菜のうま味」が合わさることで起こる「味の相乗(そうじょう)効果」で美味しさがさらにアップして、ご飯と一緒に美味しく食べることができます。野菜の栄養もたっぷりです!

 これに「ごまの香り」がただよう「焙煎ごまサラダ」も食べれば、さらに野菜とごまの栄養も取れます!野菜には、「体の調子を整える栄養」が主に含まれており、病気の予防などに役立ちます。様々な感染症が流行しやすい今の時期には、今日の給食がぴったりだと思います。

 にら玉スープは、にらと卵、そして豆腐が主に入っています。豆腐は大豆製品であり、卵も栄養バランスに優れた食品なので、ぜひこのスープも飲んでほしい!何よりも、うちの調理員さんが作る卵スープは美味しい!ふわふわでやわらかく、流れるような卵になっており、豆腐の柔らかさと「にら・ごま油」の香りもあって、食欲をそそります。

 完食は難しいと思っているので、ぜひ味わって食べてね!そしてきれいに片付けてワゴンを戻してもらえれば、調理員さんにも「美味しかった!」というのが伝わります。明日は3年生は給食がありません。大切な時期ですね…。給食パワーでがんばってください!



栄養士 岩黒

☆2月7日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ココアパン  ・ポテトチーズグラタン
・ABCミネストローネ


【 産 地 】

豚ひき肉・玉ねぎ・じゃが芋・生クリーム:北海道
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  にんにく:青森
人参・ベーコン:千葉  パセリ:茨城
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ産
マッシュルーム缶:インドネシア産  キャベツ:愛知
ホールコーン:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はパンにグラタンにスープです!グラタンは手作りホワイトソースとじゃが芋のまろやかな味、チーズのコクがたまらないポテトチーズグラタンです。それに合うように、スープはトマトピューレを使ったABCミネストローネと、ココアのほんのりした香りと甘味が美味しいココアパンです。
 いつもなら食べやすく、残菜も少ない人気メニューなのですが、やはりお休みが多い!今日は残ってしまうのもやむを得ません。
 昨日の給食でも、あんかけそばの「麺」と「牛乳」が久しぶりの10%超えの残菜率でした。果物のデコポンは8%でしたが、個数で見ると56個残りました。やはりオレンジは、りんごよりも食べづらさがあるのかもしれませんが、果物も久しぶりにここまで残りました。しかし、オレンジは季節に合わせていろんな品種があり、生徒たちのこれから先の人生でも出会う機会の多い果物なので、ぜひ給食で食べ慣れておきましょう!果物の栄養は、風邪予防にも効果的です!

 トマトベースのABCミネストローネは、3月の給食リクエストアンケートを行った時、ABCスープよりも人気でした。今日もアルファベットと数字の形をしたマカロニが面白い!美味しくできたので、たくさん食べてもらえたら嬉しいです!
 


栄養士 岩黒

☆2月6日(火)の給食で、農業部の生徒が育てた白菜を使いました!

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【 メ ニ ュ ー 】

・五目あんかけそば  ・キャンディポテト
・デコポン


【 産 地 】

にんにく・いか:青森  生姜:高知  鶏ガラ:国産
豚肩ロース・玉ねぎ:北海道  人参・さつま芋:千葉
たけのこ水煮:福岡・熊本  もやし:栃木
小松菜:茨城  うずら卵:愛知  デコポン:熊本
白菜:群馬 + 砧中学校 農業部 が育てた物


【 今日 の 一言 】

 雪の影響が深刻ではなく、生徒たちも無事に朝登校している姿が見れてひと安心です。
 そして今日はなんと!農業部の生徒たちが砧中学校の屋上庭園にて育てた白菜を使っています。その量大体7キロほど!とっても立派な白菜でした。
 見た目の特徴として、これまで暖かい日が続いたこともあって、葉の巻きがゆるくレタスのように広がっており、色も濃い緑色をしていました。しかし、味は新鮮そのもの!!ちぎってそのまま生で食べてみると、甘くてみずみずしかったです!

 昨日の寒い中、農業部の生徒たちが頑張って収穫してくれたようで、本当にとれたての白菜です!それにより気づいたことが写真の1枚目!白菜の葉っぱの裏側に、トゲトゲしたものがついているのがわかりますでしょうか?これは「もうじ」と呼ばれるものらしく、実はほとんどの品種の白菜についているそうです。しかし、時間が経ったり、茹でたりすると真っ先にしおれる部分のようで、お店で売られている白菜のトゲが気にならないのは、時間が経っているためです。今回、白菜を受け取り、下処理をしている過程で、時々チクっと感じたのは、それだけ新鮮だからです。農業部の生徒たちのおかげで、このトゲトゲの存在を知ることができました。どうもありがとうございます!

 白菜は、五目あんかけそばに使いました!にんにく・生姜・豚肉を炒めて、玉ねぎ・人参・たけのこを入れていき、鶏ガラスープ・もやし・調味料・そして白菜を入れて煮込んでいき、最後にうずら卵・いか・下茹でした小松菜と、酢・ごま油・水溶き片栗粉を入れて完成です!白菜のシャキシャキ感と甘味が美味しい!農業部が育てた砧中産の白菜というだけあって、よけいに意識してその美味しさを味わってしまいました!

 残念ながら、今日もお休みの生徒が多かったのですが、「身近な友達が育ててくれた野菜」の美味しさを味わえるように一生懸命作りました。みんながそれぞれ大切に食べて、農業部への感謝の気持ちと、農業や野菜への興味をもってもらうきっかけとなったら嬉しいです。



栄養士 岩黒

☆2月5日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チキンカレー  ・カルちゃん大根
・りんご


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく・りんご:青森
生姜:高知 人参:国産  チャツネ:タイ産マンゴー
鶏肉・鶏ひき肉・玉ねぎ・じゃが芋:北海道
粉チーズ:ニュージーランド産  大根:神奈川
ちりめんじゃこ:広島  きゅうり:群馬
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 なんと12時頃から雪が降ってきました。このページを書いている今も、外では雪がけっこうな勢いで振っています。給食室では集中しながら作業をしているので気になりませんでしたが、とても寒い!みなさんは風邪などをひかないように!しっかり食べて、あったかい格好で安全に帰って、しっかり寝ましょうね!

 週明けはお休みの人数が多くなりがちなので、食べてもらいやすい「カレーライス」にしました。チキンカレーは鶏肉を使うのですが、鶏肉は元々さっぱり目の味のため、薄いカレーライスになりがちです。そのため、肉のコクがカレー全体にしっかりと広がるように、鶏肉は「角切り」だけでなく、「ひき肉」も一緒に使っています。これに加えていつもの玉ねぎなどの野菜とじゃが芋のまろやかな味、そしてマンゴーチャツネにケチャップ、粉チーズなどの材料により、深い味わいが出てきます。給食のように「何百人分を一気に作る」ことで、家庭では出せない深い味わいになるカレーライス。3年生は、給食のカレーライスを食べられるチャンスは、おそらく3月のあと1回になります。どうか、1日1日の給食を、大切に食べてください!

 カルちゃん大根は福神漬けのような味わいで、カレーのお供にぴったりのおかずです!野菜だけでなく、カルシウムたっぷりのちりめんじゃこも入っているので、カレーに不足しがちな栄養をちょうどよく補えます。

 そして、今日のりんごも甘くて美味しかった…。雪がいつまで降り続くか不安ではありますが、明日はあんかけ焼きそばと大人気のキャンディポテトです。そして、砧中の農業部の生徒たちが育ててくれた「白菜」を給食で使いますので、お楽しみに!



栄養士 岩黒

☆2月2日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・節分ご飯  ・いわしハンバーグ
・どさんこ汁


【 産 地 】

米(つや姫):山形  人参・ねぎ:千葉
豚ひき肉・大豆・豚肩肉・玉ねぎ・じゃが芋:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆  豆腐:愛知・佐賀
豚レバーミンチ:国産  いわしすり身:鹿児島
いかすり身:ペルー産  卵:栃木  わかめ:三陸
ホールコーン:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は節分です。冬から春へと移り変わる節目の日、災いなく無事に過ごせるようにという願いから生まれた行事です。昔から豆には「霊力が宿る」と言われており、それをまくことで災いをはらいます。また、「ひいらぎ」という植物の枝にイワシの頭を刺して、それを門に飾ることで「家に来る鬼を追い払う」といった風習もあります。そこで砧中の給食では、節分メニューとして、大豆を使った「節分ご飯」、いわしのすり身を使った「いわしハンバーグ」を作りました!

 節分ご飯には大豆が丸ごと入っていますが、茹でた後にさらに油で揚げているので、豆が苦手な人でも食べやすくなっています。他にも人参・きざみ昆布・豚ひき肉・油揚げが入っており、これら素材の旨味が「混ぜご飯」としての美味しさを出してくれています。食べてみると、とっても美味しい!ご飯だけでも何杯も食べられそうな感じがしました!

 いわしハンバーグは「いわしのすり身」だけでなく、豚ひき肉・レバーミンチ・豆腐・いかのすり身も入っています。いわしだけだと食感はボソボソで固く、生臭くなってしまいますが、これらの材料によりハンバーグとしての美味しさが出るだけでなく、栄養バランスもよくなります!2学期にも出しましたが、その時の味をふまえて、今回は豚ひき肉の割合を少し増やしてみました。とっても美味しかったです!

 どさんこ汁は、北海道が主な産地である人参・玉ねぎ・じゃが芋・わかめ・コーン・みそ・バターを使った汁物です。今日は特別寒いため、ことさら「どさんこ汁」が美味しく感じました。

 さて、本日は2年生が校外学習、そして3年生も欠席者が多く、朝はとても静かで普段に比べると閑散としておりました。給食大丈夫なのかな?節分給食だったから残念だな(仕方がない)…と思っていましたが、給食時間までに登校してきた生徒が数人おり、ちょっとずつにぎやかになっていったので良かったです。お休みが多いと思い、クラスの食器を減らしたのですが、逆に足りなくなってしまったクラスもあり、その点は申し訳なかったです。しかし、3年A組に食器を届けにいったら、「すでにみそ汁がもう完食になります」と笑顔で担任の先生、そして生徒たちが見てきてくれて、すごく嬉しかったです。この温かい気持ちで、今日の寒い1日も乗り切れました。また来週の給食も、よろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆2月1日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・えびクリームライス
・イタリアンドレッシングサラダ  ・みかん


【 産 地 】

鶏ももひき肉・玉ねぎ:北海道  鶏ガラ:国産
人参・パセリ・ベーコン:千葉  むき海老:佐賀
牛乳:一部 東京牛乳 使用  きゅうり:群馬
キャベツ:愛知  マッシュルーム缶:インドネシア産
みかん:和歌山


【 今日 の 一言 】

 今日は牛乳と手作りルウで作ったホワイトソースをご飯にかけて食べる、「えびクリームライス」です。クリームソースは、なかなか生徒にたくさん食べてもらうのが難しい料理ですが、この寒い季節は美味しく食べやすいのではないかと思います。
 鶏肉・ベーコン・玉ねぎなどの野菜の味に、エビのプリプリの食感と塩気がたまらないです!今日のエビは国産!佐賀県で採れた新鮮な物を使っています!お米はみじん切りの人参と一緒に炊き込んであるので、彩りもきれい!ぜひ食べてほしいところですが、前回この料理は残菜率20%と今年度最高を記録してしまい、そして今日はまたまたお休みの生徒が多い…(泣)
 できる限りの量の調整はしましたが、すぐにできる対応にも限界があります。とにかく美味しく作ったので、あとは味わって食べてもらえればと思います。口当たりなめらかなクリームソース、とっても美味しかったよね?

 サラダは、薄口醤油と塩を使ってなるべく色をつけず、パプリカ・バジル・こしょうなどの香辛料を効かせたイタリアンドレッシングサラダです!こちらも、調理員さんの手作りで、香りがとばないように火入れ、材料の入れるタイミングも丁寧に見てもらったので、相変わらず美味しかったです。

 最後はみかん!例年、2月は甘味が落ちるので今回が給食で最後の登場です。しかし、今日のみかんはまだまだ甘い!これならおかわりもしてくれそう!

 今日も精一杯作りました!今日の給食も明日の給食も味わって食べてもらえることを願っています!



栄養士 岩黒

☆1月31日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・五目うどん  ・いかぺったん
・焙煎ごまサラダ


【 産 地 】

豚肩肉:北海道  人参・ねぎ:千葉  大根:神奈川
干し椎茸:岩手  油揚げ:カナダ・アメリカ産大豆
小松菜:茨城  ホールコーン:タイ  わかめ:三陸
キャベツ:愛知  卵・もやし:栃木
きゅうり:群馬  白ごま:スーダン・パラグアイ


【 今日 の 一言 】

 今日は五目うどんです。「かつおの厚削り節」からダシをとっていたのですが、とてもいい香りが給食室中に広がっていました。イタリアンや中華料理のにんにくの香りに負けないくらい、食欲をそそります。具は豚肉・人参・大根・椎茸・ねぎ・小松菜・油揚げです。素材の味とダシの風味、醤油ベースの味付けがうどんを啜る(すする)と同時に口の中に広がり、とても美味しかったです!

 おかずは、かき揚げとお好み焼きの中間のような食感の「いかぺったん」です。小麦粉と水・卵・具にはコーン・キャベツ・ねぎ・人参・いかが入っています。混ぜて生地を作った後に油で揚げて、最後に中濃ソースをかけて出来上がりです。
 前回は「サクサクふわふわ」の食感だったんですが、今回はお休みの人数が多過ぎたため、作る数を減らしました。その結果、1個1個がいつもよりちょっと厚めの形になりました。それによって、より「お好み焼き」に近い、食べごたえのある「いかぺったん」になりました。美味しかったのですが、やはり前回の「サクサクふわふわ」の食感が私は忘れられません。3月は生徒たちから集めた給食リクエスト結果を中心にメニューを決めるので、おそらく次回の登場は、再び寒くなってくる「次年度の11月」くらいになると思います。出てきた時は、またたくさん食べてくださいね!

 焙煎ごまサラダは、これまでもサラダの中で残菜が少ないメニューでした。ただ、今日のサラダは、茹でて冷やした後の野菜が、いつもより冷たい感じがしました。それにより、ドレッシングの味が野菜に馴染みにくかったので、もしかしたら今日は残ってしまうかもしれません。
 昨日の「有機米」も、これまでで1番多く残りました。しかし、ここ最近の欠席の数からして、仕方がないと思います。最近は欠席が多いので、給食室でも事前に予測できる範囲内で、量の調整はしているのですが、あくまで「予想」なので、あまり多くの量を減らすことはできません。

 最近はよく、先生がクラスの給食の様子を私に伝えてくれるのですが、生徒たちはなるべく残菜を出さないようにと一生けんめい食べてくれているそうです。それだけで十分です。給食をしっかり食べて栄養をとってもらい、好き嫌いをせず食べ物を大切にする習慣をつける。それが、きっと将来のバランスのいい食生活へとつながっていきますし、それが「学校給食の目標」でもあります。
 これからも引き続き、砧中学校の給食をよろしくお願いします!



栄養士 岩黒

☆1月30日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯(有機米) ・くじらの竜田揚げ
・和風ドレッシングサラダ  ・すいとん


【 産 地 】

米(有機米):秋田  くじら:北西太平洋
生姜:高知  にんにく:青森  もやし:栃木
きゅうり:群馬  人参・ねぎ:千葉  大根:神奈川
ホールコーン:タイ  白ごま:スーダン・パラグアイ
鶏もも肉:北海道  干し椎茸:岩手  小松菜:茨城
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆


【 今日 の 一言 】

 1月24日から1月30日までは全国学校給食週間です。戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 学校給食週間最終日のメニューは、「昔の給食といえばこれ!」と言えるくらい有名な「くじらの竜田揚げ」です!品種はニタリクジラ、産地は北西太平洋です。まずは、業者さんに2センチ角に切ってもらった「くじら」を、生姜・にんにく・醤油・酒・塩で漬け込みます。これにより、くじらの生臭さを消し、味を染み込ませます。次に片栗粉をくじらにまぶし、油で揚げていきます。これで、くじらの竜田揚げは完成です!初めて食べる生徒、苦手な生徒でも食べやすいように、小さい形をしているので、どうしても不安な場合は、まず少しだけ味見してもらえればと思います。私はこの仕事に就いてからほぼ毎年食べていますが、くじらの独特の味を楽しみながら、竜田揚げとして美味しくいただいております。白ご飯のおかずとしても、なかなかによく合います。
 くじらは昭和27年ごろ、戦後のしばらくの間、人々の栄養を支えてきた食べ物です。この頃は、豚肉や鶏肉はとても貴重だったので、みんなが毎日食べられる物ではありません。代わりのタンパク源、「体を作るもと」となる栄養となってきたのが、このくじらです。

 同じく「すいとん」は、関東大震災、そして終戦後の食材や物資が不足していた時代に特によく食べられていた料理です。野菜などが入った汁物に、小麦粉と水を練って作った団子を加えた料理ですが、辛く苦しい時代でもたくましく生きてきた人たちのお腹を満たし、栄養を支えてきました。今日の給食室では、15キロほどにもなる小麦粉と水の「生地」を、調理員さんと私とでひたすらちぎっては丸めて、ちぎっては丸めてを繰り返していました。砧中の生徒たちのために、頑張りましたよ!

 どちらの料理も、私たちの歴史に深く関わっています。今の私たちが平和に暮らし、安心して食べることができるのは、戦争や災害があってもそれに負けず、国や街を復興してくれた昔の人たちの頑張りがあってこそです。
 給食の料理を通してこれまでの歴史に思いを馳せて、大切な文化や料理を未来につないでいきたいものですね。

 そして、今日は実は有機米も使っています。「くじらの竜田揚げ」と「すいとん」で存在感が薄れてしまっていますが、有機米は12月の残菜率が3パーセントと「白ごはん」として最高を記録し、そのおいしさに気づいた生徒もいました。ぜひ、こちらも味わってもらえればと思います!
 今日で全国学校給食週間は終わりです。いろんな歴史に触れたことで、生徒たちの新たな発見や刺激になってもらえれば嬉しいです。明日からの給食も、よろしくお願いします!



栄養士 岩黒

☆1月29日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・ししゃもフライ
・白菜のお浸し  ・肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:アイスランド産
白菜・糸こんにゃく:群馬 玉ねぎ・じゃが芋:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆  小松菜:茨城
白ごま:スーダン・パラグアイ産   人参:千葉
生姜:高知  豚肩ロース:青森  いんげん:沖縄


【 今日 の 一言 】

 1月24日から1月30日までは全国学校給食週間です。戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 学校給食週間4日目の給食は、昔から代表的な家庭料理として親しまれている「肉じゃが」です。じゃが芋は江戸時代からすでに長崎県で栽培されていましたが、その時からじゃが芋を使った煮物が作られていたそうです。また、東京や大阪でも、肉と芋を一緒に煮含めた料理があり、全国へと広まっていったそうです。
 肉じゃがの発祥には諸説ありますが、それだけ昔からたくさんの人々に愛され、食べられてきた料理ということがわかります。作るのも案外簡単ですし、栄養もあり、美味しい!ぜひ、未来へと伝えていきたい日本料理ですね!
 今日の砧中の肉じゃがも、とっても美味しくできました!かつおダシを少々と、砂糖と醤油で甘辛く煮込み、肉も野菜も柔らかく、芋もホクホクに仕上がっています!
こういう料理は、寒い時期に食べると尚更おいしく感じますね。

 主食はわかめご飯です。「肉じゃがをおかずにご飯は食べづらい…」と感じる子もいるかもしれませんが、昔から給食で人気のわかめご飯なら、気持ちよく食べられると思います。もちろん、肉じゃがやししゃもと合わせて食べても、美味しいですよ!

 ししゃもフライは今日もサクサク!骨ごと食べられるのでカルシウムアップ!白菜の煮浸しは、醤油と砂糖で煮含めた油揚げが味のアクセントになり、こちらも美味しい!しっかり食べて、今週も元気に過ごしましょう!

 明日はいよいよ給食週間最終日です。最後は「くじらの竜田揚げ」です!よろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆1月26日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・きな粉揚げパン  ・ビーンズサラダ
・ポークシチュー


【 産 地 】

きな粉・鶏ガラ:国産  ひよこ豆:アメリカ産
人参:千葉  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知
にんにく・豚肩ロース:青森  トマト缶:イタリア産
玉ねぎ・じゃが芋:北海道
マッシュルーム缶:インドネシア産


【 今日 の 一言 】

 1月24日から1月30日までを、「全国学校給食週間」と定められています。
 戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 学校給食週間3日目の給食は、東京都大田区の学校給食で生まれたと言われる「揚げパン」です。その歴史は意外にも古く、今から70年ほど前の昭和27年、大田区の小学校の調理員さんが、子どもたちのために考案した料理だそうです。

 学校をお休みして給食が食べられない子どもたちに、美味しいパンを届けてあげたい!でも、時間が経って冷たく固くなってしまったパンを、どうにか美味しくすることはできないものか?

 そこから、調理員さんのアイディアにより生まれたのが、この「揚げパン」と言われています。今の「衛生管理基準」では色々とそぐわない部分もありますが、給食というのは今も昔も変わらずに、「子どもたちのことを第一に考えて作っている」ということがわかる、心温まるエピソードですね。
 揚げパンは今でも給食で不動の人気メニューです。カレーライスのように、こういった愛されるメニューを生み出した人は、本当にすごい思います。今日の砧中学校でも、「きな粉揚げパン」は大人気だったようです。

 ビーンズサラダは、ひよこ豆と野菜をドレッシングで和えて作っています。ひよこ豆はじゃが芋に少し近い味がするので、豆が苦手な人でも食べやすいと思います。苦手な人こそ食べてみて、この料理で「豆を食べることができた!」という実感を得てほしいです。

 ポークシチューは、柔らかい豚肩ロース・人参・玉ねぎ・じゃが芋を、トマト缶などと一緒にじっくりと煮込んでいます。トマトの酸味と甘味、じっくり煮込んだことによるじゃが芋と肉の柔らかい食感がとても美味しい!
 サラダもシチューも、甘い揚げパンを食べた後に口に入れると、さらに美味しく感じました!今日の食べ合わせもバッチリです!

 今日はお休みの人がたくさんいたので、せっかくなので揚げパンをいろんなクラスにおまけしておきました。来週こそみんなの元気な姿が見たいですね。
 給食週間も残り2日です。次回も、地元や歴史にゆかりのあるメニューを出していきますので、よろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆1月25日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋の金平炒め  ・かき玉汁

【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭・じゃが芋・鶏肉:北海道
豚肩ロース・ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬
白ごま:スーダン・パラグアイ産  えのき:長野
人参・大根・ねぎ:千葉  卵:栃木  わかめ:三陸


【 今日 の 一言 】

 今日から全国学校給食週間が始まります。1月24日から1月30日までと定められています。
 戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 学校給食週間2日目の給食は、日本で最初の給食として出されていたメニュー「鮭の塩焼き」です。
 今から130年ほど前の明治22年、山形県鶴岡市「忠愛小学校」で、日本で最初の給食が出されたと言われています。当時はお昼を用意できない子どもがたくさんいたため、それを見た学校のお坊さんが子どもたちのためにお昼を用意したのが、学校給食の始まりだと言われています。そこから、給食の素晴らしさに人々が気付き、全国へと広がっていき、今日に至ります。最初の頃に出されていたメニューは、おにぎりと塩鮭、そして漬物、煮物だったそうです。鮭は昔から日本の子どもたちの栄養を支えてきた魚なんです。
 砧中の給食では北海道産の鮭を最近は使っていますが、ちょっと皮や味にクセがあるようで、魚の中では比較的残菜が多いです。しかし日本の食文化に深く関わってきた魚として、ぜひ食べる習慣は未来へと伝えていきたいですね。そのためにも給食委員のみなさん、手紙に書いた上記のお話を、クラスのみんなにしっかりと読んであげてください!

 やはりご飯と鮭の組み合わせは最高ですね!揚げたじゃが芋のホクホク感がたまらない金平炒めと、ふんわり卵のかき玉汁もとっても美味しい!今日もバランスよく食べてください!

 明日も、地元や歴史にゆかりのあるメニューを出していきますので、よろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆1月24日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・深川飯  ・ちくわの磯辺揚げ
・大蔵大根のうま煮  ・みかん


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  人参・大蔵大根:世田谷区 産
豚ひき肉・豚肩ロース・玉ねぎ:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆  アサリ:中国産
生姜:高知  干し椎茸:岩手  白菜:群馬
うずら卵水煮:愛知  豚レバーミンチ:国産
みかん:静岡


【 今日 の 一言 】

 今日から全国学校給食週間が始まります。1月24日から1月30日までと定められています。
 戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 学校給食週間1日目の給食は、東京都の郷土料理として有名な、アサリの入った混ぜご飯の「深川飯」です。昔、アサリの有名な産地であった江東区深川地区で、漁師さんの間から全国へと広まっていった料理です。今は埋め立てによりアサリは取れなくなりましたが、今でも江東区では「深川飯」専門のお店を見かけることがあります。このように、料理はしっかりと受け継がれています。
 給食では子どもたちが食べやすいように、少し調整を加えています。お米は油・酒・醤油・塩を加えて炊飯しています。あまり多くは入れていないので、お米の味を消してしまうことはなく、ほんのりと薄く醤油の色がついている程度です。具は豚ひき肉・油揚げ・人参・そしてアサリです。アサリが苦手な人でも、肉と油揚げのしっかりした味とコクがあり、アサリの味だけが目立っているわけではないので、食べやすいと思います。アサリは一度下茹でした後に、生姜と酒で漬け込んで、生臭さをなくしています。具にはカツオダシも加えて炒め煮しているので、さらに和風の香りとうま味がプラスされています。
 食べてみると、醤油などの調味料の味に頼ることなく、食材のうま味と香りでとても上品な感じがする味わいでした!高級料亭に出てくる混ぜご飯みたい!東京都にはこんなに美味しい伝統料理がある!生徒たちは、ぜひ自慢に思ってほしいです。

 ちくわは、小麦粉と水・青のりを溶いて作った衣を付けて、油で揚げています。久しぶりのちくわの味は、いつもと違った味と食感で面白い。ちくわ自体がけっこう塩分高めで味も付いているので、調味料は一切使いませんでした。それでもいい揚がり具合なこともあって、とても美味しかったです。

 大蔵大根のうま煮は、11月に出してから2回目の登場です。世田谷区が誇る自慢の江戸野菜である「大蔵大根」!時期も終わるので、おそらく今日の給食が最後になると思います。
 前回レシピを大幅に変更したところ、とてもよく食べてくれていたので、今日も同じレシピで行いました。かつおダシとみりん・酒・醤油に加えて、オイスターソース・ごま油でちょっと中華煮の要素もプラスしました。これにより、具として入っている白菜・うずら卵ともうまく調和した感じがします。大蔵大根は、ちょっと中に「す」が入っている(隙間ができている)物がちらほらあり、前回よりも味がしっかり染み込んではいないかもしれませんが、それでも普通の大根よりも美味しく仕上がったと思います。さすが、煮物に最適と言われている大根!

 明日も、地元や歴史にゆかりのあるメニューを出していきますので、よろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆1月23日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チリビーンズドッグ  ・ごまドレッシングサラダ
・冬野菜の豆乳シチュー


【 産 地 】

にんにく・豚肩ロース:青森  ホールコーン:タイ産
豚ひき肉・玉ねぎ・大豆・じゃが芋・生クリーム
:北海道
豚レバーミンチ・鶏ガラ・米粉:国産
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料
豆乳:カナダ・アメリカ産大豆  もやし:栃木
きゅうり:群馬 キャベツ・ブロッコリー:愛知
人参:千葉  白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はパンとサラダとシチューです!
 パンはチリビーンズドッグで、ケチャップ・ウスターソース・チリパウダーなどで味付けしています。にんにく・ひき肉・玉ねぎ・人参・大豆のみじん切りを炒めて味付けをしたら、パンに挟んで最後にチーズをのせて焼きます。チリパウダーの辛味と肉とチーズの濃厚な味で、食べるとピザのような満足感があります。

 そして、パンの後に食べるサラダがまた格別!ドレッシングは、白ごま・ねりごま・醤油・酢・砂糖・ごま油などから手作りした和風の味付けで、野菜はキャベツ・もやし・きゅうり・人参・コーンを使っています。野菜のシャキシャキ感とドレッシングの塩味・甘味・ごまの風味がよく合います。健康維持に役立つごまと野菜の栄養もたっぷりです。

 そして今日のシチューも、冬野菜のブロッコリーを使っています。彩りも綺麗なだけでなく、ブロッコリーのもつ野菜の中でもトップクラスの栄養が、生徒の健康と成長を支えます!一度しっかり下茹でしてからシチューに入れており、なるべく小さく切っているので、苦手な生徒でも食べやすいと思います。でも、その分調理員さんが大変になります。
 実際、ブロッコリーにかかる手間は野菜の中でも特に多く、今日は他にもパンの成型作業、キャベツやじゃが芋など包丁で切らなくてはならない野菜の存在などもあり、作業量はとても多かったです。それでも、いつも通りの時間に生徒たちの元に届けられました。その代わり、洗い物がたまってしまい、13時過ぎまで調理員さんたちは片付けをしておりました。本当にありがとうございました(泣)



栄養士 岩黒

☆1月22日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・わかめスープ
・手作りなめらかプリン


【 産 地 】

米:山形(つや姫) にんにく:青森  えのき:新潟
豚肩ロース:埼玉 玉ねぎ・鶏肉・生クリーム:北海道
白菜・ピーマン:茨城  ごま:スーダン・パラグアイ
人参・ねぎ:千葉  キムチ・鶏ガラ:国産
もやし・卵:栃木  たけのこ水煮:福岡・熊本
豆腐:愛知・佐賀  わかめ:三陸
牛乳:一部 東京牛乳 使用


【 今日 の 一言 】

 今日は推薦入試の日だそうで、3年生にとっては不安と緊張が大きい1日だと思います。その大きなプレッシャーと共に過ごした経験は、この先の人生にきっと役立つはずです。みんながそれぞれ、もてる限りのベストを尽くせるよう、給食室から応援しております。

 今日は豚キムチ丼、わかめスープ、手作りなめらかプリンです!キムチ丼は、火を通しても柔らかい「豚肩ロース肉」を使っています。キムチのつけ汁の風味はしっかり活かしながら、コチジャン・砂糖などで濃厚かつ辛さだけが際立たないよう調整し、味を見ながら塩・醤油の量も調整して作っています。キムチだけでなく、人参・玉ねぎ・もやし・白菜・ピーマンも入っており、野菜の栄養をしっかりとることができます!

 「わかめスープ」には豆腐とわかめが入っているので、大豆製品・海藻などからも幅広く栄養がとれます!塩・こしょう・醤油、そして最後に入れるごま油の風味で、美味しく、そして飲みやすいスープになっています。豚キムチ丼の付け合わせにぴったりだと思います!

 プリンは、卵よりも牛乳をメインに使っているので、市販の黄色いプリンとは違い、白っぽくて口当たりもなめらかです。ちゃんと固めるためには、牛乳・生クリーム・卵、そして砂糖の割合が重要なのですが、今日もちゃんと固まってくれてよかったです!牛乳などを温めてから混ぜた後に、カップに分注していき、そして蒸す。そして最後に冷やす。とても手間のかかるデザートですが、今日も調理員さんたちは最後まで落ち着いて、1個1個ていねいに作ってくれていました!

 先週はお休みが多かったにも関わらず、とても残菜が少なかったです。調理員さんたちとも、「本当に去年よりも残菜が減りましたね」と話していました。いつも美味しく作ってくれている調理員さん、そして大切に食べてくれるクラスの生徒・先生たちの頑張りもあってこそだと思います。今週もよろしくお願いします!


栄養士 岩黒

☆1月19日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・スパゲティミートソース  ・サウピカンサラダ
・白玉フルーツポンチ


【 産 地 】

スパゲティ:トルコ原料  ホールトマト:イタリア産
マッシュルーム缶:インドネシア産  にんにく:青森
玉ねぎ・大豆・豚ひき肉・じゃが芋:北海道
豚レバーミンチ:国産  粉チーズ:ニュージーランド
セロリ:静岡  人参:千葉  キャベツ:愛知
ホールコーン:タイ産  きゅうり:宮崎
みかん缶:国産  黄桃缶:山形
パイン缶:フィリピン産


【 今日 の 一言 】

 今日はスパゲティミートソースです!前回好評だったので、そのレシピのまま作りました!にんにく・セロリ・ひき肉を炒め、大量の玉ねぎを入れたらじっくりと火を入れる。その後、人参・マッシュルームと加えていき、塩・こしょう・砂糖・中濃ソース・ケチャップなどの調味料と水・ホールトマトを加えて煮込みます。最後にチリパウダー・ナツメグ・クローブ・ベーリーフといった香辛料と粉チーズを入れて完成です。じっくり煮込んだことによるトマト・玉ねぎなどの野菜のうま味・甘味が出て濃厚な味のミートソースになります。

 サラダの「サウピカン」とは、ブラジル料理で「じゃが芋を細く切って揚げた物」を指します。野菜とサクサクのじゃが芋が合わさって、とてもおいしい!スパゲティの合間に食べるサラダとしてぴったりです!

 白玉フルーツポンチは、各種フルーツ缶と白玉もち、そして給食室の手作りシロップを合わせたデザートです。シロップは水・砂糖・白ワインを煮詰めて作っており、スッキリした甘さが特徴です。

 今日で今週も終わり。3年生のお休みが増えてきて、「今日はどのくらい登校して来てくれているのかな?」とドキドキしながら確認する日々でした。それでも小学校からの9年間、給食の経験によって培われた「食べ物を大切にする気持ち」「感謝の気持ち」によって、みんなが積極的におかわりをして食べてくれており、残菜はとても少なくて驚かされる毎日です。

 給食は、大人に向けて体が作られる中学生という大切な時期の栄養バランスが確保されるよう作られているので、ぜひ食べてほしいです。
 中でも大切な栄養素の1つが血液の元になる「鉄分」で、なかなか取りづらい栄養のため、給食ではいつも頭を悩ませております。鉄分確保の1つの工夫として、給食ではひき肉に「豚レバーミンチ」を混ぜて料理に使うなどをしています。
 私自身、レバーが苦手なので、そんな自分でも気にならずに食べられる程度の割合を目安に組み入れているのですが、気が付けば今週はレバーを使った料理が今日の「ミートソース」を含めて3回続いてしまいました。
 日々の残菜はかなり少なく、生徒たちも美味しいと言って食べてくれているようです。しかし、中にはレバーが苦手だったり、砧中で人気の香辛料を効かせた料理が「辛い」と感じる生徒もいることが十分考えられます。私の知らないところでそういった悩みを抱えている生徒がいたら、ぜひ相談してほしい、栄養や料理のバランスを見ながらできる限り食べやすくなるよう配慮したい、そういった「思い」でいます。
 みんなの意見を反映していくことで、給食のバランスや食材の幅が広がることもあるので、これからも砧中の給食をみんなでよりよくしていけたらいいなと思いながら、また来週の給食もよろしくお願いします。



栄養士 岩黒

☆1月18日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・マーボー豆腐ご飯  ・バンサンスウ
・みかん


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知
ねぎ・人参:千葉  豚レバー・鶏ガラ・赤みそ:国産
豚ひき肉・大豆・玉ねぎ:北海道  干し椎茸:岩手
たけのこ水煮:福岡・愛知  豆腐:愛知・佐賀
八丁みそ:愛知  白ごま:スーダン・パラグアイ 
もやし:栃木  きゅうり:宮崎  みかん:和歌山


【 今日 の 一言 】

 今日はマーボー豆腐です!意外にも給食では残りやすいメニューで、いかにご飯と一緒に食べ進めやすい味にするかがポイントです。味の薄い豆腐がたくさん入ることを考えて、途中で飽きがこない味にして、おかわりもしたくなるような…。そうやって試行錯誤してきた結果、豆板醤とテンメンジャン、ラー油を効かせることに行きつきました。赤みそ・八丁みそを多くするよりも、塩・醤油などを多くするよりも、香辛料を強くするのが、砧中好みです。それでも、辛いのが苦手な人でも食べられる範囲を見極めながらという微妙なバランス…ということで、いつも味見の時はドキドキです。
 「優しすぎても残菜が多く出るし、辛すぎたらどうしよう!?」と思いながら食べてみたら、すごくおいしい!ただ辛いだけではなく、きちんと適度な辛さを感じながら深いコクとうま味があり、豆腐が口の中を優しくしてくれる。正直、どう表現したらいいのかわかりませんが、子供達も安心して食べられるマーボー豆腐らしい美味しさが出せたと、ご覧になられている方に伝わっていたら幸いです。

 バンサンスウは中国語で「和える・3つの野菜・細く切る」を意味する料理です。給食ではもやし・人参・きゅうりを使って、酢・醤油・砂糖・ごま油などで和えています。シャキッとした食感とごま油とお酢の風味で気持ちよく食べられます。マーボー豆腐の後に食べれば気持ちが一気に変わり、またマーボー豆腐を食べたくなってしまいます!
  
 みかんは甘くて食べやすかったのですが、いくつか柔らかくて皮に少し傷がある物がありました。給食で使う時期もそろそろ終わりに近づいているのを感じます。最近は砧中の果物の残菜もかなり減りました!最後まで大切に食べさせていただきます!



栄養士 岩黒
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