『お知らせ・トピックス』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」、「校長室より」など更新された順に砧中の様子を紹介しております。それぞれの記事をご覧になる場合には、左欄のカテゴリのタグから項目をお選び下さい。

「平成」に思いを寄せて

7日間で閉じた昭和64年。
1月8日から元号が「平成」となった。

3年生を学級担任していた当時、
冬休み明けの教室で生徒がこんな事を言った。
「貴族の時代に戻ったみたい」
「平安時代」をイメージしたのかもしれない。

今のような準備期間もないまま
その日から職員室では入試関係資料の元号を
平成元年に改める作業に追われることになった。

当時の生徒たちに話したことを憶えている。
「君たちが平成で最初の卒業生になるんだよ」
それでも多くの生徒がこう答えていた。
「昭和のままで卒業したい」
それほど「昭和」に慣れていたからであろう。

当時の私も生徒たちも
その後「平成」が31年まで続き、
ソビエト社会主義共和国連邦が崩壊し、
ベルリンの壁が無くなることを
誰一人想像していなかった。
ネットを通じてあらゆる情報にアクセスでき、
店に行かなくても何でも買えるようになり、
スマホでいつでも世界とつながれることを
誰一人想像していなかった。

今、その生徒たちが社会の中心として
内外で活躍している。
まさに「平成」を支えた世代として。

今春、砧中学校を卒業していった生徒たち
そして今、在校している生徒たちが
次の時代を確実に担(にな)っていく。
「令和」を支える世代として。

「平成」に元号が変わったあの日、
私は職員室の隣に座る先輩教員に問いかけた。
「生徒の合格祈願に行ってもいいでしょうか?」
当時、世の中には自粛ムードが広がっていた。
先輩教員はこう答えてくれた。

「生徒のためにやれることは全てやる、
 それが教師だよ」と。

あの日40人ほどいた職員室、
今も現役でいるのは私を含めて3人だけである。
「全てやる」と答えてくれた先輩教員も
10年以上前に旅立たれた。

現在の砧中学校の職員室、
平成生まれの教職員がさらに増え、
その世代が今後の砧中学校を担おうとしている。

平成が終わろうとしている今朝、
ふと「バトンリレー」という言葉が脳裏に浮かんだ。
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