朝会の話から(コミュニケーションを大切にして何でも話せる先生をつくろう)

平成20年6月16日
  朝会の話から(コミュニケーションを大切にして何でも話せる先生をつくろう)

 おはようございます。
 今年は学校として皆さんに大切にしていただきたいことがいくつかあります。今日は、その中から一つお話ししたいと思います。
 それは、皆さんがコミュニケーションを先生方と図って、最低一人でもいいですから、何でも信頼して相談できる先生を皆さんにもってもらいたいということがあります。当然、多くの先生方がいればよいのですが、難しい場合は一人でも結構です。
 担任の先生や学年の先生が第一に挙げられるかと思いますが、部活動の担当の先生、保健の根舛先生、スクールカウンセラーの小高先生、副校長先生や校長先生でも結構です。
 そうした先生方をもってもらいたいという理由は、
 第一に、先生方と気持ちを通い合わせることで、遊びや学習などいろいろなことに興味をもって主体的に取り組み、学校生活や家庭生活を楽しく送ってもらいたいということがあります。
 第二に、友達との関係がうまくいかないときや家庭のことで悩んでいるとき、先生方に皆さんが相談をして、問題や悩みを解決して欲しいと思っているからです。
 先生方も皆さんが話しかけてきたり相談したりするのを待っていますし、心配なようすが見られる人には声をかけると思います。
 ぜひ、先生方に話しかけたり相談をしたりして欲しいと思います。
 また、コミュニケーションにより、先生方ばかりでなく、友達と信頼関係をつくることにも努力して欲しいと思います。
 コミュニケーションにより信頼関係を高める上で参考となる事例を紹介します。
 5月26日の1年生の学年だよりに班活動について書いている内容がありました。
 「給食の片づけでスプーンをワゴンの中にしまう時にいつも時間がかかりました。スプーンを入れる容器の蓋がどうしても閉まらないからです。A組で発見しました。スプーンを下に向けて重ねるときちんと蓋が閉まること。B組にも教えてくれました。また、トイレ清掃後、トイレットペーパーの端を三角に折ってくれる班、きっと家でもやっているのでしょう。」と書かれていました。
 ちょっとした心遣いですが、とても大切なことを表しています。
 多くの人達が生活している集団の場です。少しの心遣いが皆さんの毎日の生活を明るくします。こんなところに気を遣ってくれる人もいるんだと友達の行為に気づいたとき、学級、学年、学校がどんどん明るくなってきます。友達同士はもちろんのこと先生方とのコミュニケーションも増え信頼関係も高まってきます。毎日が楽しい学校になります。
 先生は、このような友達や先生方との輪が広がっていくことを期待しています。

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