入学式2歓迎の言葉、誓いの言葉はとても立派でした。 在校生の合唱からも「入学おめでとう。これから一緒にがんばろう。」という気持ちがあふれていました。 校長の式辞を掲載します。 「春の花が咲き誇り、生命の輝きを感じる季節になりました。今日のこのよき日に、ご来賓の皆様方をお迎えし、保護者の皆様や二・三年生の皆さんが見守る中で入学式が挙行できますことに、心から感謝いたします。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。この三月、一人ひとりが自分の「夢」を胸に抱いて、小学校を卒業したことでしょう。私は中学校の校長として、皆さんの夢を引き継ぐ責任の大きさと重さを感じるとともに、ぜひとも一人ひとりの夢をかなえてあげたい、夢に向かってがんばれる環境を整えてあげたい、心からそう思い、実行していきます。 皆さん自身も、今日から中学生として、夢の実現に向けて努力することが大切です。そのために必要な心がけがあります。 まずどんなときでも「本気」でがんばることです。勉強でも、行事でも、部活動でも、いいときもあればうまくいかないときもあります。しかし、絶対にあきらめてはいけません。つらいときこそ、夢を叶えるために、いつも自分は「こうありたい」「こうなりたい」という前向きな気持ちで、毎日少しずつでいいですから、「本気」で努力を続けてほしいと思います。 次に「協力」です。船が安全に航海するためには、乗組員同士の協力が何より重要です。学校も同じです。これから出会う友だちや先輩、先生、さらには、地域のたくさんの人たちとの心のつながり、かかわり、思いやりを大切にして、仲良く、安心して生活することの楽しさをたくさんたくさん感じてほしいと思います。 「人や自然に対する思いやりの心をもち」「自ら学び、考え、創造し」「目標に向けて強い意志をもって行動する」ことで、 夢を叶える力を着実に身に付けてください。 話は変わりますが、七年前の東日本大震災をはじめ、ここ数年で様々な災害等があり、その災害等で被災された方たちの悲しみを思うと、私はその方々の幸せを願わずにはいられません。皆さんも、きっと同じだと思います。人の悲しみを自分の悲しみとし、人の幸せを自分の幸せと思える、他の人に寛容で優しい人であってほしいと思います。 さらに、様々な人の「状況」や「ちがい」を普通のこととして受け入れ、支え合い、誰もが幸せになれる世の中をつくっていってほしいと思います。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。皆様が心から慈しみ育てられたお子様を、私ども教職員一同、心を込めて、今日から大切に教え、育ててまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。 結びに、本日ご多用の中、ご臨席くださいましたご来賓の皆々様に心より感謝し、今後も変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げ、式辞といたします。」 新入生の成長を楽しみしています。 |
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