「ちがい」を理解し、寄り添える人に「おはようございます。 今日は人権に関するお話をします。 皆さんはこれから人を好きになることがたくさんあると思います。 このお話の好きになるは「恋愛」のことです。 ここでは男女という言い方をしますが、 皆さんの多くは、男子の恋愛対象(恋愛する相手)は女子であり、女子の恋愛対象は男子である。 そう思っていませんか。 それは誰が決めたのでしょうか。 別に男子の恋愛対象が男子であったり、女子の恋愛対象が女子であったりしても良いではないですか。そう思いませんか。 すでに道徳などで勉強したとおり、世の中にはたくさんの『ちがい』が存在します。 その『ちがい』の感じ方もそれぞれ違います。それはそれでよいと思います。 ただ、一番してはいけないのが、その『ちがい』をからかったり、否定したりすることです。 『ちがい』をしっかりと受け止められる人になってください。 世の中には自分自身の性別に違和感を感じていたり、恋愛対象が同性であったり、両方であったり、それもわからずに悩んでいたりする方たちがたくさんいらっしゃいます。 その方たちのお話を聞いたり、読んだりすると、やはり中学校時代が一番つらかったそうです。それはなかなか理解されなかったからだそうです。ほとんどの方は誰にも相談できずに苦しんでいました。 もう一度言います。ぜひそれぞれの『ちがい』を受け止め、理解し、相談相手になれるような人になってください。 皆さんならできますよね。 今日お話ししたような内容は、授業でも勉強していきます。 これでお話は終わります。」 |
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