日本語の授業「ゆき」
今朝少し雪が降りました。日本語の教材に「まど・みちお」の「みぞれがふった」という詩があります。「一月の詩」では「川崎洋」の「ゆき」を読みました。草野心平の「ゆき」という詩もあります。
ゆき 草野心平 しんしんしんしん しんしんしんしん しんしんしんしん ゆきふりつもる しんしんしんしん ゆきふりつもる しんしんしんしん ゆきふりつもる しんしんしんしん ゆきふりつもる しんしんしんしん しんしんしんしん はじめに一斉に読みました。「どんな詩かな?」「静かな詩。」というのが大方の意見でした。中には音がしないで地面に降る雪と答えた子もいました。雪についていろいろ意見を出したあと、雪の降る様子の絵を描きました。 そのあとでもう一度、「ゆき」の詩を読みました。「しんしんしんしん」のところを「しん しん しん しん」と切って読む子、「しーん しーん しーん しーん」と伸ばして読む子、「シンシンシンシン」と速く読む子、いろいろな読み方をする子が出てきました。 最後に、クラス全体で「ゆき」を音読しました。はじめは「しんしんしんしん」と機械的に読んでいたところをやさしく静かに読んでいたのが印象的でした。 |