里山入門のあとは、一息つく間もなく、飯盒炊爨に入りました。

飯盒炊爨は、カレー担当（野菜を切り鍋を火にかける、野菜に火が通ったらルーを入れる）、飯盒担当（お込めを研ぎ、火にかける　水の量が重要ミッション）、かまど担当（木などを組み火を起こし、火力が弱まらないよう焚き木を入れて管理する）３つの担当に分かれ作業します。

５年生はとても協力的で、どの子も率先して活動してくれます。手際のよい班、一つ一つ確認しながら丁寧に行う班、それぞれ特徴はありますが、どの班も上手にカレーづくりができました。

「いただきます」と同時に「おいしい！」の声がどの班からも聞こえてきます。満面の笑みで、みんな食べていました。

作っている途中から雷が鳴り始め、食べ始めると雷がどんどん大きくなったので、食べ終わったところでスタッフの方が迎えに来て、片付けはせず、急ぎ宿舎に入りました。移動が最後の方の子は少し濡れてしまいましたが、その後強烈な大雨になったので、あのタイミングで移動できて本当に良かったです。

その後電気が復旧するまでの間、入浴や懐中電灯を頼りに荷物整理、廊下で振り返りや語らい、布団の準備などをして過ごしました。