校内研究

校内研究

予測困難と言われる次の時代。「社会の担い手」として、自ら問いを立てて課題に向き合い、多様な他者の価値観とも協調しながら、自ら考え、判断し、表現行動できる力が必要です。そのために私たちには、「子どもたちの今、つまり実態」を丁寧に捉え、予測不能な次の時代を生きる子どもたちに、育成すべき資質・能力を明らかにし、「子どもたちの未来」に責任のある教育の充実に努めることが必要となってきます。本校は、「せたがや探究的な学び」のサイクルを回す中で、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させ、課題解決に向けて、自分の考えをもち、他者と交流することで広がり、深まることが実感できる「協働的な学び」に視点をあて、令和6年度、7年度は国語科を軸に授業改善を実践しています。この探究のサイクルを回していくことで、子どもたちが学ぶことの楽しさを知り、自ら学びの方法や表現を選び、学ぶことへの意欲をもって、生涯に渡って自ら学ぼうとする力を育んでいこうとしています。

同時に私たちが大切にしたのは、教職員がチャンスの神様をつかむということです。チャンスの神様、つまり、ここでは授業力向上です。私たちは、何と言っても授業で勝負の仕事です。本を読むこと、講演会で話を聞くこと、授業を観ることで学ぶことはできますが、それだけでは力はつきません。仲間と考え、共に学ぶことで力がついていきます。ベテランも中堅も、若手も、一緒になって、主体的に協働的に、学びの質を高める研究(授業改善、授業づくりなど)を進めています。そのために「協議会」の持ち方も改善し、互いの意見交流の時間を大切にしています。

研究主題

令和7年度

「探究的な学び」を意識した授業づくり」(仮) 

教科:国語科 領域:話すこと・聞くこと

○自主的な研究発表予定 令和8年2月10日