From Englishroom 〜アルファベットで日本語を表してみよう!〜
- 公開日
- 2021/07/09
- 更新日
- 2021/07/09
その他の教育活動
6年生のUnit2 Welcome to Japan.の最後には「英語になった日本語」というコーナーがあります。そこでは、ローマ字(ヘボン式)の書き方を復習しました。
そもそも、ヘボン式とは、江戸時代にアメリカからやってきたヘップバーン医師が、アルファベットを使って、何とか日本語の音を表現して、英語を使う人も日本語を読めるようできないかと考えて作られたものであることを学習しました。また、実際にアルファベットの音を確認し、子音と母音の音を組み合わせたときに「し」は"si"ではなく、"shi"と書いたほうが、英語の発音を生かしながらより日本語の発音に近くなることから訓令式とは違う書き方をすることや、"b" "m" "p"の前の「ん」は"m"で表すことなど、ヘボン式のルールを確認しました。
ヘボン式の書き方を確認した後には、1年生が外国語活動で使うための名札をヘボン式のローマ字で書こう!というめあてを持ち、なかよし班で同じ班の1年生の名札を作りました。最初は「1年生にあげるの!?そんなにきれいに書けないよ〜!」と戸惑いの声が挙がりましたが、いざ書き始めると真剣な顔つきで、1年生の顔を思い浮かべながら書くことができました。書きながら「あの1年生かわいいんだよね。」「喜んでくれるかな?」などの声も聞かれ、思いやりの気持ちを持ちながら学習を生かして取り組むことができました。1年生の喜んだ顔が楽しみです。