3年生と社会科見学に行ってきました。

　今年は、バスでの移動に加え、東急世田谷線も利用しました。代官屋敷、郷土資料館では大昔（子どもたちの感覚では昭和時代も大昔なのですが）からの世田谷区に関わる遺跡や資料を実際に見学することができました。

　3年生の子どもたちは、係の方のお話を熱心に聞きメモをとり、「メモ欄が足りなくなりました」と言う子も多かったです。

　次は、世田谷線に乗り三軒茶屋駅に行き、キャロットタワー最上階から世田谷区内の様子を実際に見ました。中丸小を探そうとする子が多くうれしかったです。展望スペースからは中丸小は見られなかったですが、幹線道路、線路、公園、高層マンションなど世田谷区の特徴を見つけていました。

　その後、バスで玉川野毛町公園でお弁当を食べた後は、公園内の古墳に上がって景色を楽しみました。「この下に王様が眠っているんだ」と呟く子もいました。お弁当の準備ありがとうございました。

　いよいよ九品仏浄真寺。京都に修理中の阿弥陀様像がありましたが、修理から帰ってきたばかりの美しい阿弥陀様像を見学させていただきました。子どもたちは閻魔様にも興味津々。閻魔様のお話を聞いて「お友だちに優しくしよう」「嘘は言わない」と自分の心に言い聞かせている子どもたちが素直でかわいらしかったです。

　盛りだくさんの社会科見学でしたが、3年生の子どもたちの学習意欲の高さ、気持ちのよいあいさつや話の聞き方、公共施設内でのマナーのよさに感心しました。「また、家族の人と来たい」と言っている子も多かったので、ぜひ、ボロ市や代官屋敷、玉川野毛町公園などに機会があれば行ってみてほしいです。