ようやく涼しくなり、中丸小のアイドル、ウサギのムギが職員室前廊下に帰ってきました。子どもたちも大喜びです。

　今日は、4年生と6年生の社会科と5年生の総合的な学習の時間の取り組みを見ました。

　4年生は、前時の杉並区の水害対策から発展し東京都の治水対策を調べました。教科書から読み取った事実をもとに東京都のホームページから調べ疑問を解決していきます。先日の大雨など、従来、想定されていた雨量（1時間あたり50mm）をはるかに超える大雨の回数が増えています。「三宿中の近くの道路はすごかったよ」と雨の強さを思い出しながら、東京都が行なっている水害対策を集中して調べている子もいました。

　6年生は、元寇と鎌倉幕府の滅亡について考えていました。当時、世界最大の領土をもっていた元から二度も攻められ、命懸けで戦った御家人たち。しかし鎌倉幕府が新たに得た領地はないので、御家人へはなんの「ご恩」もありません。子どもたちからは、「それはさすがにない。最低だ。」と御家人擁護の声が上がりました。鎌倉幕府滅亡への流れがわかりやすく理解できたようです。子どもたちは、資料の蒙古襲来絵詞から元と日本の戦力の差をよく読み取っていました。

　5年生は、総合的な学習の時間で、地域の活性化に取り組んでいます。まちづくりセンターの方からの声、「もっと若い人をまちづくりの場に参加させたい。」を受けて中丸の子どもたちがアイデアを出し合っています。このクラスでは、「おしゃべり食堂」を開催したいと企画実現に向け白熱した話し合いが行われていました。多くの地域の人に楽しんでもらいたいと子どもたちは考えています。今後の中丸の子どもたちの活躍を楽しみにしていてください。