学校日記

平成28年7月11日(月)全校朝会

公開日
2016/07/16
更新日
2016/07/16

校長室より

平成28年7月11日(月) 校長先生のお話し

今日は、7月のテーマとして各教室や廊下に掲示されているポスター「良心」の話をします。
 何がよいことかを考え、自分自身で行動を決めていますか?
他の人に迷惑をかけることはしないよ。うそはつかないよ。友だちを大切にしてるよ。おつりを多くもらったら、ちゃんと返すよ。
 と書かれています。
 良心という漢字は「良い心」と書かれています。「両親」お父さんやお母さんのことを指す両親ではありません。
 道でお財布や携帯電話などを拾ったとき、交番に届けなければいけません。それは、落として困っている人がいるからです。困っている人のことを想像できますか?困っている人がいたら助けたいと思う心、そんな気持ちが良心です。
 あるとき、世田谷線におばあさんが乗ってきました。席に座っていた小学校5年生のけんた君は、席を譲ろうと思ったけれどもどうしても勇気が出ませんでした。その後、お母さんと一緒に歩いていると田園都市線の三軒茶屋駅の券売機のところで、さっきのおばあさんが荷物をもちながら財布をあける手が震えていて、困っている様子だったので、けんた君は思い切って声をかけてみました。荷物を持ってあげ、手助けをしてあげると無事に切符を手にしたおばあさんが「ありがとう、助かったわ」とお礼を言ってくれたそうです。
 それから、けんた君は困っている人を見かけると勇気を出して、声をかけることができるようになったそうです。
 みんなも困っている人を見かけたらけんた君のように思い切って声をかけられるとよいですね。
 良い行いをした時には、大きな喜びを感じることができます。それが、自分の自信につながり、次の良い行いにつながります。ぜひ勇気を出して、行動してみてください。