学校日記

4年 総合「福祉について考えよう」

公開日
2014/01/30
更新日
2014/01/30

できごと

今日は総合の学習の一環として、視覚障害者の内田さんが三軒茶屋小学校に来てくださいました。

内田さんは陸上選手です。

3時間目は内田さんの伴走者として、子どもたち一人一人が内田さんと校庭を半周しました。カーブの曲がり時や直線に戻る時に声をかけながら走りました。

中には、言葉をうまく伝えられず、トラックを大周りしたり、トラックの内側に入ってしまったりした子もいました。

「ちょっとの距離だったけど緊張した」「僕よりも内田さんの伴走の方がうまかった」

走り終わった子は口ぐちにつぶやいていました。

その後、全員が30m走を内田さんと競争しました。

結果は、

内田さんの圧勝でした。

コースを真っすぐと走る姿に驚きを感じていました。

4時間目は内田さんのお話を聞きました。

前半は、陸上を始めようと思ったきっかけや今の仕事を始めようと考えた思いなど、多くのことをお聞きすることができました。

後半は便利なグッズ紹介や質問タイムでした。

内田さんは、音声機能が付いたパソコンや時計、いつでも持ち歩き使うICレコーダーなど、日常で使うグッズを紹介してくださいました。PASMOやSuicaが出来てから電車に乗ることもものすごく楽になったことを知りました。

最後は質問タイム。

子どもたちは、「人ごみの中ではどうやって歩くのですか?」「初めての場所に行く時に不安はないのですか?」と思ったことを率直にたずねていました。内田さんの受け答えを聞き、みんな「あーそうなんだ!」とうなずきながら聞いていました。

普段は体験することができないことを体験し、たくさんのことを学んだ1日になりました。