平成28年度 校内研究主題
響き合う中丸
伝え合い 学び合い 高め合う児童の育成
―思考力・判断力・表現力を高める言語活動の工夫 国語科(読むこと:説明的文章)を通して―
めざす児童像
○自分の考えをもち、しっかりと伝えられる児童○友達の考えを受け止め、伝え合うことで自分の考えを広げられる児童
研究仮説
国語科「読むこと」の単元において、交流活動や話し合い活動を工夫して設定することで、児童の思考力・判断力・表現力は高まり、互いに伝え合い、学び合い、高め合うことのできる児童が育つだろう。
今年度の研究授業
研究授業日 | 学年 | 単元名 | 教材名 | 言語活動の充実 | 講師名 |
6月8日(水) | 3年 | 相手にわかりやすい文章の構成を考えよう | 米と麦 | 自分の好きなものをくらべる「くらべ図鑑」を作る | 細川太輔先生 |
6月30日(木) | 2年 | じゅんじょをたしかめながらよもう | つばめのすだち | ツバメのすだちの紙芝居をつくり、読み聞かせをする | 細川太輔先生 |
9月21日(水) | 少人数算数 | いろいろな四角形 | 台形 | 見つけた台形を説明する、「ふりかえり」を書く | 土橋稔先生 |
9月27日(金) | 6年 | 事実と意見をおさえて、要旨をとらえよう | 「なべ」の国、日本 | タブレットの活用、アドバイスタイム | 細川太輔先生 |
10月13日(木) | 1年 | 「ぼうしずかん」をつくろう | ぼうしのはたらき | ぼうしずかんをつくり、発表する | 細川太輔先生 |
12月7日(水) | 5年 | 構成をおさえて、要旨をとらえよう | 動物の「言葉」人間の「言葉」 | ICT機器の活用 | 指導課訪問 |
1月19日(木) | 4年 | 読んで考えたことをたしかめよう | じゃんけんの仕組み | 「仕組み」リーフレットをつくる | 細川太輔先生 |
■1年生■
(1)成果
・自分オリジナルの「ぼうしずかん」をつくるという活動を設定したことで、単元を通して意欲的に活動に取り組むことができた。また、つくった「ぼうしずかん」を家族に見せるという相手意識をもって取り組むことで、表現の仕方がより広がった。
(2)課題
・1年生の発達段階での交流では、論理的思考力を身に付けさせるために、質問形式にしてゲーム感覚で交流できるように工夫をしていく。
(1)成果
・自分オリジナルの「ぼうしずかん」をつくるという活動を設定したことで、単元を通して意欲的に活動に取り組むことができた。また、つくった「ぼうしずかん」を家族に見せるという相手意識をもって取り組むことで、表現の仕方がより広がった。
(2)課題
・1年生の発達段階での交流では、論理的思考力を身に付けさせるために、質問形式にしてゲーム感覚で交流できるように工夫をしていく。
■2年生■
(1)成果
・紙芝居を作って、下学年に聞かせる活動を指導計画上に盛り込むことで、意欲的に取り組み、時間や順序を表す言葉を考えながら、大体の内容を読み取ることができた。
(2)課題
・内容が多すぎたため、次々と進めていかなければならず、児童がじっくり考える時間を十分確保できなかったので、内容を精選する。
(1)成果
・紙芝居を作って、下学年に聞かせる活動を指導計画上に盛り込むことで、意欲的に取り組み、時間や順序を表す言葉を考えながら、大体の内容を読み取ることができた。
(2)課題
・内容が多すぎたため、次々と進めていかなければならず、児童がじっくり考える時間を十分確保できなかったので、内容を精選する。
■3年生■
(1)成果
・児童が意欲をもって取り組むことができるように、0時間目として単元が始まる前から、教室に図鑑を置いておいた。そして児童が図鑑に興味をもったところで、単元を始めることができた。
(2)課題
・今後は45分間の授業の中で基礎と応用をどんなバランスで学習すべきなのかという課題がある。1時間の授業で「基礎の理解」と「応用による定着」をねらい授業を行ったが、バランスが悪く、基礎が定着しきれなかった。
(1)成果
・児童が意欲をもって取り組むことができるように、0時間目として単元が始まる前から、教室に図鑑を置いておいた。そして児童が図鑑に興味をもったところで、単元を始めることができた。
(2)課題
・今後は45分間の授業の中で基礎と応用をどんなバランスで学習すべきなのかという課題がある。1時間の授業で「基礎の理解」と「応用による定着」をねらい授業を行ったが、バランスが悪く、基礎が定着しきれなかった。
■4年生■
(1)成果
・自分で「仕組みリーフレット」を作成し、身の回りにある物を紹介する活動を設定したことで、児童が意欲的に取り組むことができた。
(2)課題
・交流の際、読みあうだけではなくお互いに書いた文章を視覚的に見られるようにするとよい。対比できている文章に印をつけるなど、交流の視覚化をする。
(1)成果
・自分で「仕組みリーフレット」を作成し、身の回りにある物を紹介する活動を設定したことで、児童が意欲的に取り組むことができた。
(2)課題
・交流の際、読みあうだけではなくお互いに書いた文章を視覚的に見られるようにするとよい。対比できている文章に印をつけるなど、交流の視覚化をする。
■5年生■
(1)成果
・ICT機器の活用・電子黒板、タブレットPCの活用により、みんなの意見を一度に見て交流することができた。また、PCの投票機能の活用により、意見の変化を見取ることが出来た。
(2)課題
・投票のために教師側がキーワードを5つ取り上げたが、取り上げられなかった少数派の意見があった。
(1)成果
・ICT機器の活用・電子黒板、タブレットPCの活用により、みんなの意見を一度に見て交流することができた。また、PCの投票機能の活用により、意見の変化を見取ることが出来た。
(2)課題
・投票のために教師側がキーワードを5つ取り上げたが、取り上げられなかった少数派の意見があった。
■6年生■
(1)成果
・タブレットPCを活用することで、将来の情報社会に役立つ能力の基礎が身に付き、表現方法のバリエーションが増えた。
(2)課題
・タブレットPCでリーフレットを作ることは、個人の作品づくりに学習時間が費やされることが多かった。伝え合い、学び合い、高め合いは自然と行われているが、その内容は教材の主旨よりもタブレットPCの使い方が中心であった。
(1)成果
・タブレットPCを活用することで、将来の情報社会に役立つ能力の基礎が身に付き、表現方法のバリエーションが増えた。
(2)課題
・タブレットPCでリーフレットを作ることは、個人の作品づくりに学習時間が費やされることが多かった。伝え合い、学び合い、高め合いは自然と行われているが、その内容は教材の主旨よりもタブレットPCの使い方が中心であった。
配布文書はありません。