駒の学び舎
「駒の学び舎」というグループ名は、世田谷9年教育の基盤である「地域にとともに子どもを育てる教育」の象徴として、グループの各校に共通する地名から名付けました。 この地域は、古くは馬引沢村と呼ばれており、江戸中期に上馬引沢村と下馬引沢村ができ、後に「上馬」「下馬」となります。明治中頃には、野沢、弦巻、新町、深沢を加え、6つの村が合併しましたが、この時生まれたのが「駒沢村」で後に町になります。 グループ各校の学区は、この駒沢町の範囲内に含まれることから、「駒沢の学び舎」も考えられますが、駒澤大学をはじめ、すでにいくつもの学校が「駒沢」を校名にしていることと、地名にちなみつつも、ある程度抽象的な方がグループ名として適切と考え、「駒の学び舎」としました。 シンボルマークは「駒」の地で、グループ4校が集い、ツタのように絡まりながら力を合わせて、9年間の義務教育に責任をもって取り組むことを表しています。 駒の学び舎の特色すべての小・中学校でICTを効果的かつ効率的に活用し、世田谷区教育要領に則ったより分かりやすい授業に取り組んでいます。 |
駒沢中学校 平成27年度 小学生体験入学は9月26日(土)です。詳細は駒沢中学校のホームページをご覧ください。
△駒沢中学校 小学生集まれのページ駒の学び舎日記
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平成25年度 駒の学び舎 研究発表会
駒の学び舎 小中合同研究発表会は盛況の中終了いたしました。ご参会いただいた方々ありがとうございました。
研究発表会資料
▼駒の学び舎プレゼン ▼駒の学び舎研究リーフレット ▼研究発表会学習指導案資料がダウンロードできます。
駒の学び舎の学校
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駒の学び舎の教育目標
人権尊重の精神を基盤とし、極めて速く変化し国際化する社会において、たくましく、希望に満ちて生きていく資質と、我が国と国際社会に貢献しようとする意欲と能力を培うため、駒沢という地域の中で9年間かけて丁寧に「知・徳・体」をバランス良く育てることをめざして、次の教育目標を定める。 『駒沢の地で 心豊かな よく学ぶ たくましい 子どもを育成する』 |
駒の学び舎の配布文書
駒の学び舎の教育活動
平成27年度 研究主題「知・徳・体の調和のとれた児童・生徒の育成」
駒沢中学校 | 心と体の調和のとれた生徒の育成 | 人権教育、道徳教育の充実とオリンピック教育の推進 |
駒沢小学校 | やってみたい!わかった!楽しく学ぶ児童の育成 | 教材研究と評価計画でよりよい算数の授業づくり |
弦巻小学校 | 情報機器を効果的に活用した授業づくり | 各教科の授業の充実、ICTの効果的な活用の模索 |
三軒茶屋小学校 | 伝え合いを通して学びを深める子の育成 | 効果的な話し合い活動とICTの活用を目指して |
9年間で「豊かな知力」をはぐくむ −小中合同研究−(継続)
駒の学び舎は、世田谷区教育委員会より、平成24・25年度 世田谷区教育ビジョン推進研究開発校「教育の情報化」の委嘱を受け、研究に取り組みました。
平成25年度 研究主題「ICTを活用した授業の改善」
研究主題 | 概要 | |
駒の学び舎全体 | ICTを活用した授業の改善 | ○共通の基礎研究に基づいた授業研究、評価についての研究など |
駒沢小学校 | 「やってみたい! わかった! 楽しく学ぶ児童の育成」〜 進んで考え、自信をもって表現をすることができる授業〜 | ○学習したことを生かせるようにするために○楽しく学び、進んで考え、自信をもって表現することができる授業をするために○学習したことを振りかえって自信にするために |
弦巻小学校 | 「情報機器を効果的に活用した授業づくり」 | ○児童の思考力・判断力・表現力・コミュニケーション能力等の向上○児童の実態と教科の特性に応じた効果的な活用○「指導案・教材データベース」や「指導案・教材メニュー」の活用 |
三軒茶屋小学校 | 「思いや考えを豊かに伝え合う子の育成」〜教育の情報化〜 | ○児童相互の「伝え合い」の充実○教育の情報化の視点から、積極的なICT機器の活用の推進 |
駒沢中学校 | 「生徒の学習意欲と学力向上のための指導のあり方」−授業におけるICTの効果的な活用の研究− | ○単元や授業の目標を達成するためにICTを活用する研究(全教科)○ICTを活用して形成的評価を行い、指導にいかす研究 |
駒の学び舎学力向上PDCA
▼駒の学び舎教育計画と合同研究構造図9年間で「豊かな人間性」をはぐくむ −道徳教育の接続−
駒の学び舎では、小中学校の道徳教育の接続をしています。
学び舎の重点目標 | 教育目標・重点目標を達成するための基本方針 | 「『世田谷9年教育』で育てたい力・資質」の実現のための方針 | |
駒の学び舎全体 | (1)美しいものに感動し、やさしくひとを思いやる豊かな心をもち、自主的・自律的な生活の中で、ひととの良好な関係を構築して自己実現を図ろうとする意欲と能力、道徳性を備えた子どもを育てる。 | (1)豊かな心の育成 ア 道徳教育を重視し、自律心と社会生活に必要なマナーを身につけさせる。 イ 心を揺さぶる感動的な学校行事や体験的な活動を計画的に推進する。 ウ 地域社会における体験的な学習を通じ、社会の一員としての自覚を育む。 | (1)豊かな人間性 ア 道徳教育や「人格の完成を目指して」の計画を接続し、気持ちのよいあいさつ、公共のマナー、善悪の判断等について考えさせ、自己肯定感を醸成して、相手を思いやる心や良好な人間関係を構築できる子どもを育てる。 |
道徳教育の重点目標 | 小学校高学年、中学校1年生の目標(接続) | |
駒沢小学校 | ○自分で考え、自分で学ぶ子ども ○互いに信頼し合い、仲良く節度をもって行動する子ども ○心身ともに健康で、前向きに生活する子ども ○自ら進んで働き、最後までやり遂げる子ども | ○互いに信頼し、思いやりの心をもち、自分と異なる意見や立場を大切にする子ども |
弦巻小学校 | ○教育活動全体を通して、個々の実態に応じて、道徳的な実践力を身に付けるように指導する。 ○道徳の授業では、絵カード・読み物・視聴覚機器・実際的な活動を通して、善悪を判断して行動する力や身近な人を思いやり、明るく生活する態度、生命や生き物・自然を大切にする心を育てる。 ○「地域の子ども」の視点に立って、学校・家庭・地域社会が協力して心豊かな児童を育てるため、道徳授業地区公開講座を実施し、その充実を図る。 | ○善悪の判断、思いやり、明るく生活する態度、生命や生き物・自然を大切にする心 |
三軒茶屋小学校 | ○全教育活動を通じて、相手の立場に立つことの大切さや人の役に立つことの喜びを知り、ともに助け合い、思いやる心を育てる ○児童一人ひとりに友だちや家族、社会のかかわりについてよく考えさせ、自らのとるべき言動を正しく判断し実行する態度や能力を養う。 | ○計画的に日常生活における努力目標を立て希望と勇気をもって努力する。 ○相手の立場に立ち、思いやりの心をもち、親切にする。 ○身近な差別や偏見に気づき、社会正義について自覚を深める。 |
駒沢中学校 | 1 基本的な生活習慣の確立を通して、人間としてよりよく行きようとする心情や実践意欲と態度を育てる。 2 先人が伝えてきた道徳的な考え方や表現、行動のよさについて理解し、人、社会、自然との持続可能なかかわり、つながりについて考え、大切に継承しようとする心情をはぐくむ。 3 花や草木、青空や夕焼けなど、自然や四季を話題にし、その美しさを感じることができる情操を養う。 4 道徳授業地区公開講座などを通して、保護者・地域社会と連携し、生徒の規範意識や思いやりの心を育てる。 | ○あいさつの励行、望ましい生活習慣に基づく判断力の定着を図り、自分の言動に対する責任感、他の人を思いやり、感謝する心情をはぐくむ。 |
写真は道徳の時間や道徳授業地区公開講座の様子です。
▼道徳教育全体計画(駒の学び舎4校分)9年間で「健やかな身体」をはぐくむ −体力の向上、運動に親しむ−
駒の学び舎では、小中学校の体力向上について、体力調査の結果等をもとに、小学校高学年と中学校1年生の接続についての取り組みを試行します。また、スポーツや文化的な活動の連携も進めています。
向上させたい体力 | 手立て | |
駒の学び舎全体 | 「柔軟性」 | ○授業や遊び、クラブ活動や部活動でストレッチを重点的に行う。 |
小学校5、6年生全体の傾向 | 6年生共通「全身持久力」 | ○縄跳び |
駒沢中学校 | 男子共通「柔軟性」 女子1年生「全身持久力」女子2・3年生「敏しょう性」 | ○長く運動する能力を高めるために縄跳びや中距離走を取り入れる。 ○もも上げ、グーパー・前後左右ジャンプ、180度ターンを組み合わせたアジリティトレーニングを取り入れる。 ○ストレッチを取り入れる。 |
駒の学び舎あいさつ運動
駒の学び舎では、合同あいさつ運動を行っています。駒沢中学校の生徒会役員が小学校の校門で登校のあいさつをしたりしています。
▼駒の学び舎あいさつ運動チラシ駒の学び舎体育 認定記録証
学び舎の小学校では、「縄跳び」「大縄跳び」「水泳」の共通記録認定証を作成し、各小学校で活用できるように準備しています。
駒の学び舎ことばの力(百人一首) 認定記録証
学び舎体育と同じく「百人一首」の共通記録認定証を作成し、各小中学校で活用できるように準備しています。
駒の学び舎 地名
上馬・下馬(馬引沢) | 源頼朝が遠征に向かう途中、土砂崩れに遭い、「これからここを渡るときは、馬を曳いて渡れ」と命じたのが由来とされています。もっと古い地名とも考えられています。 |
駒沢 | 明治時代の中頃、上馬・下馬・野沢・弦巻・新町・深沢の6つの村が合併してできた地名です。 |
弦巻 | 源義家あるいは北条氏などの武将が弓弦をはずしたか、巻いたかした場所であるという説や、水流(つる)が渦巻く場所という説などがあります。 |
三軒茶屋 | 江戸時代中期以降、社寺参詣で賑わった大山道と登戸道の追分付近に、三軒の茶屋が並んでいたことに由来するといわれています。 |