2年9月
「自分の大切さとともに、ほかの人の大切さもみとめよう」2年生は、このようなテーマで子供達の心の育成を図っています。1学期は、生活科「学校たんけん大作せん」で、「1年生を案内したよ。1年生に分かるような表現になっていたかな。」道徳科「3びきはともだち」では、「仲間はずれやいじめはよくないことから、誰とでも助け合いたいと思ったよ」など、自分だけではなく、相手を意識した言動、心配りができているか、を学び合いました。 2学期も、教科の学習、生活を通して、教師も児童も一緒に心を耕していきたいと思っています。
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話し合うときに大切なことは、相手の話をよく聞くということです。「聴く」という文字がありますが、話を聞くときには、この文字がピッタリとあてはまります。この漢字は、「耳+目、心」で構成されています。このように、「耳」たす「目」と「心」で聞くことが大切です。国語科では、「話す・聞く」の単元において、「夏休みの思い出」の学習をしました。自分自身の夏休みの思い出を紹介し合い、友達のお話を、心から聞くことができました。国語科以外の教科においても、同様の聞く姿勢が見られるようになってきました。 2学期になっての道徳科の学習では、「わりこみ」の教材を用いて、善悪の判断について考えました。子ども達からは、「自分のことばかり考えて行動することは、よくない。」「周りの人のことも考えて、行動しなければならない。」等、正しいことをすることの大切さについて、多くの考えが出されました。  「花火のこめられたねがい」の教材を用いての学習では、震災で被害に遭った人たちのことを考え、何としても花火を上げて、元気づけたいとの思いに包まれました。このように、人々の気持ちを考えて行動に起こすことは、とてもすてきなことだと子ども達は考えました。海外でも紹介されているように、日本文化のよさの中に、思いやりの心があります。  「おじさんからの手紙」の教材を用いての学習では、規則の尊重について考えました。電車を使って遠足へ行くときの話です。楽しい遠足ですから、子ども達は電車の中で盛り上がってしまいます。しかし、子ども達は、静かに過ごしていました。周りの人のことを考えて、その場に応じた立ち居振る舞いをしたわけです。遊びたくても我慢する。周りの人のことを考える。マナーを大切にする。ルールを守る等、公共の場の過ごし方について、子ども達から多くの考えが生み出されました。
2年生11月
11月の初めに行った「お月さまとコロ」の教材を用いての道徳科の学習では、素直な心の大切さについて考えました。ふだんの生活の中で、素直になれずに思っていることと違うことを言ってしまうこともあります。意地を張ってしまい、素直になれないこともあります。素直になると、そこにすてきな自分が表れます。そして、その素直な自分自身と接している相手も、すてきな気持ちになれることを学習しました。
12月2年
12月の第2週から、人権週間が始まりました。 2学年では、「○○さん」と、名前に「さん」を付けて呼ぶことに力を入れています。授業中は勿論のこと、給食の時間や休み時間にも。 さらに、人権週間を受けて、言葉遣いについても学級で話し合いました。そこで、子ども達からは、?大人や年上の方に対しては、「敬語」で話す。?同級生には、「丁寧な言葉」を使って話す。?1年生や年下の子には、「やさしい言葉」で話すということになりました。 人権週間で終わることなく、今後の学校生活においても引き続き実践していきます。 12月の道徳科の授業は、教科書「あいさつのきらいな王様」(日本文教出版)の教材「あいさつがきらいな王さま」を用いて、「礼儀」について考えます。 同じく、「ぐみの木と小鳥」の教材を用いて、「思いやり」について考えます。指導案を考えたり、場面絵を作成したり、発問カードを作成していると、早く授業がやりたくなり、ワクワクしてきます。子ども達も道徳科の授業を楽しみにしているようです。
2年1月
令和2年の1月の道徳科の授業は、A[節度,節制] B[感謝] A[善悪の判断,自由と責任]について考えていきます。 本年も、どうぞ宜しくお願い致します。