令和6年度の砧南小学校

峯岸 敦子 校長 〜つながり 響き合う 学び続ける学校〜 校長 峯岸 敦子

本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。砧南小学校長 峯岸 敦子です。  
 
 砧南小学校は、子ども一人一人の人格を尊重して、家庭・学校・地域社会の連携の下に、創造性に満ちた教育活動を展開している、63年の歴史と伝統のある学校です。「未来からの留学生」である子どもたちの成長に寄与できることへの喜びと重責を、噛み締めながら、これからの時代を生き抜くために必要な知恵や能力を子どもたちが身に付けられるような教育課程を編成し、実践していくことで、砧南小学校をさらに発展させていきます。

 現在、子どもたちや学校教育を取り巻く環境は、複雑化・多様化しており、これまでの慣例や慣習にとらわれた対応だけでは、問題の解決はできません。そのため、学校・家庭・地域が知恵を出し合い、力を合わせながら問題に対して柔軟に対応していくことのできる連携体制をさらに構築していきたいと考えています。  「砧南小学校に通わせてよかった。」と保護者の皆様に思っていただけるように、「砧南小学校に通うことが楽しい。」と子どもたちが感じてくれるように、教職員一同、全力で努めてまいります。

 また、砧南小学校は平成25年度より「地域運営学校」(コミュ二ティー・スクール)としてスタートしていますが、学校運営委員会を通じて、保護者や地域の皆様の意見が学校運営に反映されるとともに、保護者・地域・学校が心を一つにした「地域と共に子どもを育てる教育」を推進していきます。

 本年度も、本校の教育に対しまして保護者や地域の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

砧南の校章は「手をつなぐ子ども 友愛」を表しています。

「2つの三角形で囲まれた2つの円と、3本の直線からなり、手をつなぐ子どもらの友愛を示している。2つの円は子どもらを表し、2つの三角形は手をつなぐ子どもらの意志を意味している。3本の直線は、小学校を表している。」と、校章の由来には記されています。開校に関わった方々の思いが伝わってきます。

砧南小学校は、砧小学校の分校として発足しました。

昭和34年4月のことです。児童は1年生から3年生まで6学級、230名でのスタートでした。翌35年、6教室を増築。 砧南小学校として独立したのは昭和36年4月のことでした。児童は1年生から5年生まで351名でした。同年、開校記念日を6月8日と定めました。翌年の開校記念日には、校歌、校章、校旗の披露式が行われています。

以来62年、砧南小学校の周囲は大きく変わりました。

農地の多くは住宅地となり、多くの住宅が立ち並んでいます。児童数1091名、32学級の大規模学校に成長しました。 しかし、開校以来変わらないものがあります。それは、地域や保護者の学校への熱い思いです。教育目標にある「共に学び、共に育つ子ども」、それを実現するために、地域が保護者が、学校が共に手を携えて子どもを守り育ててきた歴史です。そしてもう一つ変わらないもの、それは緑色濃く、野川、仙川、多摩川の水の流れに囲まれた豊かな自然環境です。

     

−学校評価を踏まえた重点目標−

1)「思考力・表現力のある子どもの育成」〜ことばの力を高める言語活動の充実を通して〜

児童の実態調査において、「友達と意見を伝えあうことで、考えが深まった。」と感じる児童の割合を85%以上にする。

2)「すすんで運動する子どもの育成」〜計画的な体力づくりの取り組みや体育授業の充実を通して〜

児童の実態調査において、「運動することが好き。」と思う児童の割合を90%以上にする。

3)「すすんであいさつをする子どもの育成」〜あいさつを通した人間関係づくりの推進〜

児童の実態調査において、「家族、先生、友達にすすんであいさつをしている。」という児童の割合を90%以上にする。