共に学び 共に育つ子ども

1.教育目標

人間尊重の精神に基づき、新しい時代を創造するための学力と国家および国際社会の一員としての自覚をもち主体的に生きるカを持った心身ともに健康な児童を目指し、教育目標を次のように設定する。

  1. 何ごともじぶんから進んで考え、ねばり強くやりぬく子ども。
  2. 友だちをだいじにし、たがいにカを合わせる子ども。
  3. じょうぶなからだと、豊かな心をもつ子ども。

2. 教育目標を達成すするための基本方針

  1. 「世田谷区教育ビジョン」を基底に、全教育活動を通して、人とかかわり合う活動を積極的に推進し、基本的人権を尊重する精神を養い児童一人一人の人権を守る。性、人種・民族などの違いや障害のある人への理解を深め、人を思いやる気持ちや態度を育成する。
  2.  基礎的・基本的な学力の定着、自ら気付き学ぶ意欲、問題解決の能力や思考力、表現力の育成を重視し、校内研究・年間6本の研究授業を柱に、教師一人一人の指導力をさらに高める。  少人数指導・ティームティーチングなど多様な指導形態を取り入れ、個に応じた指導の 充実を図るとともに指導の工夫と改善に努め、児童一人一人のよさや可能性を見いだし、さ らに発揮できる授業の充実を図る。
  3.  豊かな体験や人とのかかわりを通して「聞く」「あいさつする」など基本的生活習慣を身につけさせ、集団を互いに高め合いながら、自己の確立・望ましい人間関係をはぐくみ、学校生活に充実感を与える。
  4.  各教科、教科「日本語」、道徳、特別活動、食育及び総合的な学習の時間との関連を図るなかで、我が国や世界の文化・伝統についての理解を深めるとともに尊重する態度を養い、国際的視野を広めることにより国際社会の一員としての自覚を高める。
  5.  総合的な学習の時間では多摩川など地域にある素材をもとに人・自然・社会に興味・関心をもたせ、課題作成と解決・表現する力を育成するとともに、地域のよさを知り、よりよく 生きる態度を養う。
  6. 「美しい日本語」を味わいながら心豊かな生活ができるように言語環境を整え、教科「日 本語」の授業の充実を図り、深く考える能力や態度を養い、自分の言葉で思いや考えを表現したり、日本独自の文化のよさを味わったり、体験したりできる教育活動を推進する。
  7.  学校週5日制の趣旨を生かし、「課題をもって自ら学ぶ教育」への指導の改善を図るとともに、ボランティア活動や地域活動などへの参加を通して、地域への帰属意識や郷土愛を育てる教育の充実を図る。また、家庭や地域で有意義な過ごし方ができるよう、地域に開かれ た教育活動を推進する。
  8. 家庭・地域・関係諸機関と連携を深めながらゲストテイーチャーや教育ボランティアなど地域の人々との幅広い交流を重ね、自然体験や社会体験の充実を図る。
  9. 保護者・地域の方々と学校との信頼をより高めるものとして学校関係者評価制度を活用し学校からの情報発信に努める。