本校の教育目標

急速な情報化とグローバル化による多様な社会、人工知能の飛躍的進化など、急激な社会的変化の中で、未来の創り手となる子どもたちに必要な資質・能力を確実に育むことが必要である。そこで、人権尊重の精神を基に、豊かな感性を育み、新しい時代に必要となる資質・能力の育成及び生涯にわたって自ら学び続ける態度と能力を培う教育を推進するために、次の教育目標を設定する。

〇よく考え実行する子ども(確かな学力)

〇なかよく助け合う子ども(豊かな心)

〇健康で明るい子ども(健やかな体)

【学校の重点目標】 愛情ある共感的な児童理解、褒める指導を徹底し、以下の重点目標を実現することにより、 自信・共感・自律(非認知能力の育成)を目指す。

◎重点目標1 新しい知を創造する教育を推進する。

〇様々な事象と向き合い、課題解決を目指して情報収集や協働して学ぶ「キャリア教育」を通して、社会で生きるための資質・能力の素地と自信を培う。

〇各教科や特別活動を通して、児童が目的をもって活動すること、協働的に学ぶこと、振り返りをキーワードにした授業改善を行うことにより、「せたがや探究的な学び」の充実を図る。

〇ICT機器の効果的な活用を通して、第一に個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る。児童の特性や学習進度、学習到達度に応じた指導の個別化を図り、学習内容の確実な定着につなげる。第二に「協働的な学び」のツールとしても活用し社会を生き抜く力を育み、児童の可能性を広げ、デジタル技術のよき創り手やよき使い手を育成する。

◎重点目標2 多様性を受け入れ、自分らしく生きる教育を推進する。

〇学校の教育活動全体を通して、多様な価値観に対して共感する態度を育成し、児童が人権尊重の理念を正しく理解するとともに、思いやりの心や社会生活の基本的ルールを身に付け、社会に貢献しようとする心情や態度を育て、自律へとつなげる。

〇全教職員で、不登校傾向児童の心理的・身体的・衝動的変化を見逃さず、情報の共有を図って児童理解や指導に努める。保護者や教育相談機関と連携を図り適切な指導や児童理解に生かす。

〇いじめは、どの学校でもどの子供にも起こり得るとの認識の下、教職員がいじめを見逃さず、組織的に対応していじめから子供を守る。また、保護者、地域関係機関等との緊密な連携により、いじめ問題を解決に導けるようにする。

◎重点目標3 地域と協働した教育を推進する。

○児童が学ぶことや協働すること、共感の意義を実感できるように、学舎や関係機関、地域との連携を図り、特色ある教育活動を展開し、体験的な活動を通して「キャリア教育」「せたがや探究的な学び」の授業実践の充実を図る。

○校内研究や研修、OJTを推進し、教師が人間性や創造性を高め、子どもたちに向き合い、効果的な教育活動ができるようにする。また、学校における働き方改革を推進し、教職員が元気に笑顔で児童に接することができるようにする。