インターネット運用規定

インターネット利用上の個人情報の保護、有害情報に関する要綱

登録:平成15年5月27日
世田谷区立奥沢中学校

本要綱のねらい

この要綱は、世田谷区立奥沢中学校における個人情報の送受信に関し生徒及び関係者を保護する観点から、必要な事項を定めるものとする。

インターネット活用上の基本

生徒及び関係者の個人情報の保護に努め、生徒の情報活用能力の育成を図るとともに、開かれた学校の推進、国際理解教育の推進、総合的な学習の推進等、各教科における教育課題、地域理解の推進等に寄与するよう努める。

区の「世田谷区個人情報保護条例」及び区教委指導室の「小学校業務及び中学校業務における外部の電子計算機との回線結合について」に従ってインターネットを活用するものとする。

インターネットの主な利用形態

インターネットの主な利用形態は、つぎの各項に定めるものとする。

(1)情報の発信
各教科や特別活動での学習事項のまとめ等を、ホームページで発信する。
(2)情報の受信
ホームページに対する意見等を広く一般から収集する。
(3)情報検索および収集
ホームページ、電子メールを通して、学習に関連する情報を検索・収集する。
(4)教材作成
ホームページ、電子メールを通して得た画像データや文書データを収集・加工して、学習に活用する。
(5)地域社会との交流
ホームページを通じて、盛んである地域活動の活動内容を発表し、地域社会との交流を図る。

個人情報の発信とその範囲

インターネットを利用して生徒の個人情報を発信する場合は、生徒及び保護者の同意を前提としながら、教師の指導のもとに発信するものとする。 インターネットで発信する生徒の個人情報の範囲は、つぎの各項に定めるところによる。

  1. 生徒氏名、住所、電話番号、生年月日、趣味・特技、個人写真(個人が特定できる画像情報)を個人情報とする。
  2. 個人情報は以下(3)から(5)の留意事項を満たした上で発信する。
  3. 電子メール等で相手が特定される場合には、必要に応じて、個人写真、年齢、趣味・特技等の個人情報を発信することができる。  ただし、この場合においても、住所、電話番号、生年月日は発信しないものとする。
  4. ホームページ上で作文や美術等や生徒作品を示す際に氏名を併記することができる。
  5. 個人情報を発信する際には、区教委と協議の上で行う。

教師による指導の徹底

インターネットを利用する場合には、相手を思いやる気持ちを育て、著作権、知的所有権に配慮し、インターネットにおける基本的モラルに留意するとともに、生徒の情報モラルの涵養を図るものとする。

インターネットの特性を考慮し、教育上有害な情報の取り扱い等の指導を徹底する。また有料情報を無断で使用した場合には、全額個人負担とする。

セキュリティーの保護に関しては、ウイルス等のプログラムに有害な情報の取り扱いについても、指導を徹底する。

ホームページ上での要綱の明記

本要綱をホームページ上で必ず明記するものとする。