通知表と絶対評価
(1)観点別評価と5段階評定
学期毎に学習の様子をお知らせする通知表は、平成14年度これまでの相対評価から絶対評価に変わりました。絶対評価とは、定められた目標に照らしての評価(目標に準拠した評価)です。その観点別学習状況の規準は、文部科学省の定める学習指導要領の目標を基に本校が各教科毎、各単元毎に設定しています。
4月の保護者会等で観点別学習状況の規準をお示ししますので、生徒は学習に入る前にこの規準を見てから学習することになります。
そして、この単元毎の内容別の評価規準に照らして、3段階で観点別(国語は5つの観点、その他の教科は4つの観点)に評価されます。
十分満足できる | A |
---|---|
おおむね満足できる | B |
努力を要する | C |
また、この観点別学習状況の評価を総括して、各教科毎に設定された評価基準をもとに、5段階で評定されます。
十分に満足できると判断されるもののうち、特に程度の高いもの | 5 |
---|---|
十分満足できると判断されるもの | 4 |
おおむね満足できると判断されるもの | 3 |
努力を要すると判断されるもの | 2 |
一層努力を要すると判断されるもの | 1 |
この他にも、個人内評価として教科毎の備考欄があり、授業で発揮したよい点や課題についてのコメントもお知らせします。これらを参考に自分の学習の見直しに役立ててください。
(2)総合的な学習の時間の評価
生徒それぞれの学習活動の内容について記入し、以下の10項目のうち特に顕著な事項があった項目についてのみ、どのような力が身についたかを文章で記述しています。
- 課題設定の能力
- 問題解決の能力
- 学び方、ものの考え方
- 学習への主体的、創造的な態度
- 自己の生き方
- 学習への意欲・関心・態度
- 総合的な思考・判断
- 知識を応用し総合する能力
- コミュニケーション能力
- 情報活用能力
(3)通信欄およびその他
各教科の観点別評価や5段階評定では十分に評価できない部分、特に学級を中心とした学校生活全般に亘ってご家庭に連絡したい内容などについて文章で記入します。また、その学期内での欠席日数、遅刻・早退回数などや、特別活動としての生徒会活動、学級会活動、その他の活動についてもお知らせします。